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掲載日:2019年5月21日

平成26年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文( 諸井真英議員)

景観を損ねる下品な屋外広告物について

Q   諸井真英議員(自民)

10年ほど前に、私の外国人の友人が初めて日本を訪れ、案内をした際に、「日本は美しい国と聞いていたけれども、都市は緑が少なく、派手な看板がいっぱいで美しくない」と指摘をされたことが記憶に残っております。
美しい景色、美しい景観は、私たちの心に安らぎを与え、心に豊かさや感動を与えてくれます。だからこそ、歴史的町並みや建造物を多く残す京都には、国内外から観光客が訪れ、ロンドンやパリなどヨーロッパの街を我々日本人が訪れて、美しいと感じるのも同様の理由であります。また、美しい景観を保つことにより、不動産の資産価値を高めるということも欧米社会では市民の共通認識となっているところです。
埼玉県においては、平成16年に施行された景観3法に基づき、埼玉県景観計画、景観条例が制定され、県内をいくつかの地域に区分し、それぞれの地域の特性に合った美しい景観を形成するよう促し、それに反する工作物等は届出を義務付けているほか、規制をしております。
しかしながら、最近、県内外至るところに、原色を多用した巨大な広告看板を使用した店舗や野立看板が数多く存在し、景観を乱していると感じております。また、内容も非常に下品。例えば、成人用書籍等の広告看板などが堂々と市街地や国道、県道沿いなどに乱立している状況であります。巨大かつ派手な看板は、子供たちの目にも入るはずです。あれは何と聞かれて、知事ならどうお答えになるでしょうか。外国人観光客にどう説明するのでしょうか。経済優先主義から来る民度の低さが感じられ、大変恥ずかしく思うところです。
埼玉県景観計画の中で、県は、将来の景観像として「あらゆる人々が、埼玉の山地、丘陵、田園と都市の魅力を実感し、住みたい、訪れたい、そして誇りに感じる埼玉の景観を実現する」としておりますが、現状は、その理想と大きくかけ離れております。先に述べた派手な色使いの下品な看板は、屋外広告物条例の規定に抵触するおそれのあるものですが、県はどのように把握し、規制管理をしているのか、また、今後どのような措置を講じていくのか、都市整備部長にお伺いします。
また、成人図書などの看板は、「良好な景観の形成を妨げることなく、それぞれの地域環境との調和を図るように配慮されたものでなければならない」とした埼玉県屋外広告物条例第3条の理念に適合しないものでありますが、実際には色使いの工夫、もしくは文言を言い換えるなど、明らかに派手で下品、アダルト商品を扱っているようなものであっても、事実上野放しとなっておりますが、知事はこの現状を、美しく誇りの持てる景観だと思うのか、次世代のため美しい景観を残すためにどう行動するのかをお伺いをいたします。
また、こういう看板が学校の近くや子供たちの通学路に堂々と設置されていることについて、今の状況をどう感じ、何かできないのか、教育長に伺います。

A   上田清司   知事

 屋外広告物については良好な景観の形成や落下等による危害の防止を目的に屋外広告物法とこれに基づく県条例によって必要な規制を行うことになっております。
規制に当たっては広告物の大きさや色彩、設置場所など設置基準を具体的に定め、これに適合しないものについては許可しておりません。
また、県や権限移譲を受けた市町は、広告物をパトロールして許可基準に合わない違反広告物については広告主などに是正措置を命じておるはずであります。
一方、表示内容については表現の自由の観点からなかなか規制ができないことになっております。
このことは、屋外広告物法の改正に当たり、国会での激しい議論の結果、基本的人権を不当に侵害しないように留意しなければならないという規定が法律に盛り込まれ、明確にされました。
このため、表現内容に問題がある看板であっても設置基準に従っている限り設置できてしまうところに制度の大きな問題があると考えております。
一方、県条例を適切に運用することで一定の対応、一定の規制はできると思っております。
屋外広告物の設置については、埼玉県景観審議会の意見を聞いて、設置を禁止する区域を随時追加していくことでございます。
これまで、主に幹線道路の沿線などを禁止地域に指定してきました。
今後は、通学路の周辺等、地元から要請があった場合などには、その区域を禁止地域に指定していくなどの方法があります。
このため、市町村に対し、禁止地域の指定について検討するように、呼び掛けていきたいと思います。
このところ評判の高い黒川温泉などでは、観光客により満足してもらうために、ガードレールの色も変えるとか、民家の色も白、黒、茶色を基調にするとか、四季の色彩を変えるために色の変わるような植栽をするなど、そうした景観に気をつけることで、客を呼んでいるというようなことも聞いております。
まさに屋外広告物の素材や色彩を統一することで、街の風景をより良好なものにしたのではないかと思われます。
こうしたことも学ぶべきではないかと思っております。
地域が、法律や条例を超えたところでいろいろな努力をされることで、程度を超えた看板というのは基本的には設置できなくなると思います。
そういう圧力をやっぱりかけていかなければならないと思っております。
埼玉の魅力を高めて美しい景観を次の世代に引き継ぐためには、こうした一種の街ぐるみの運動で不埒な人たちに圧力をかけるというようなことをやらざるを得ない、現在の法律ではそのような状況になっていることも御理解賜りたいと思っております。

A   秋山幸男   都市整備部長

まず、下品な看板をどのように把握し、規制管理しているのかについてでございます。
屋外広告物については、埼玉県屋外広告物条例に大きさや色彩、設置場所などの規制内容が具体的に定められております。
屋外広告物設置には、これらの基準に従い許可を受ける必要があり、県や権限を持つ市町が審査をしております。
この手続の中で規制や管理を行っております。
条例に違反するものの把握につきましては、県や市町がパトロールや通報などによって行っており、破損なども含めて問題があるものを発見した場合には、広告主や業者に是正等の指導を行っております。
次に、今後、どのような措置を講じていくのかについてでございます。
御指摘のような看板の中には、無許可である、など県条例に違反しているものがございます。
このような違反広告物については、今後、県条例に基づき、除却や改修など、必要な指導を実施してまいります。
また、看板の表示内容が見る方に不快感を与えるような場合は、適切な内容に改善するよう広告主に協力を求めてまいります。

A   関根郁夫   教育長

学校の近くや子供たちの通学路に設置されている児童生徒が目にすることが好ましくない看板について、法令的には撤去が困難なものでも、地域の力で改善に向け取り組むことが大切だと考えております。
現在、各学校では、警察や保護者、地域の方々と連携しながら、学校の近くや通学路に設置されたそのような看板についても、風俗ビラはがし等の環境浄化活動を行うなど、看板撤去に向けた取組を行っております。
今後とも、保護者や地域の方々、関係機関とも連携を図りながら、そのような看板の撤去も含めた学校周辺の環境整備に取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です.
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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