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掲載日:2019年5月21日

平成26年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文( 諸井真英議員)

ウーマノミクスで幸せになれるのか

Q   諸井真英議員(自民)

最後に、知事にお伺いをいたしますけれども、我々の生きている目的は何だとお考えでしょうか。お金なんでしょうか、それとも物なんでしょうか。ウーマノミクス、知事の目玉政策であり、午前中の答弁でその成果について、機運が上がったとか意識が上がったとか、およそ政策効果とは言えないことのお話しかありませんでしたけれども、出生率向上とか経済指標には全く効果がないから、そういうことになるのだと思います。知事も政府も、女性は働け、それで経済が良くなると言いますが、そんなことで経済が良くなったり少子化を克服した国は、世界中どこにもありません。
さらに、あえて言うならば、我々は経済のために生きているわけではありません。今の日本は、女性が働かなくては食べられなくて死んでしまうと、そういうわけではなくて、消費経済の社会を続けるために、子供との時間を犠牲にして働いているわけです。その結果、果たして幸福感を持てているのか。むしろ、更なる少子化を進め、家庭崩壊に起因する様々な問題が日本全体を覆っている要因になっております。経済もお金も大事ではあると思います。しかし、我々が経済をコントロールしているのならいいのですが、経済に我々がコントロールされてはいけないと思います。
そして、子供が初めて立つ瞬間、初めて言葉を発する瞬間に遭遇する感動とか幸せ、そういう子育ての喜びが社会に優しさをもたらし、家族の絆を深め、福祉や治安にお金のかからなかったかつての日本社会の土台を作っていたはずであります。
先日、危険ドラッグの現状についてのお話を県立精神医療センターの先生にお伺いをいたしました。それによりますと、危険ドラッグ常習者のほとんどは、幼少期に親から十分な愛情を注がれなかった若者だとおっしゃっておりました。
危険ドラッグに手を染める若者、児童虐待で死ぬ子供のニュースが絶えず、保育園での事故や虐待も止まらない。あれもこれもと尽きることのない私たち大人の欲が、こういう子供たちをつくり出しているのではないでしょうか。変わるべきは保育ではなく、我々大人の意識、大人の社会だと思いますが、知事にとっての幸せは、経済なのか、子供たちの安全・未来よりも消費社会が大事なのか、お伺いをいたします。

A   上田清司   知事

午前の柿沼議員と正反対の御質問になりましたが、江戸町民の子育ての知恵として、私は大変優れたものがあると思っております。
俗にいう、「三つの心、六つの躾、九つの言葉」でございます。3歳までに心を豊かにしようということで「三つの心」、「六つの躾」とは6歳までに躾をしっかり学んでおこう、「九つの言葉」とは9歳までに気配りができるような優しい心を養いなさいというような意味だと伺っております。
いわゆる「つ」の付く年齢までに人間として社会で生きていくための基礎をしっかり身に付ける必要がある、このように江戸時代の庶民の子育ての心付けになっていたようであります。
こうしたことについて、最小限度、社会としていろいろなかかわりがあるわけですが最終的には、父親と母親がその責任を子育てについて持っていることは今も昔も変わりのないことだと私は思っております。あくまで保育所は預かるところであって育てるところではないというふうに思っております。
しかし、残念ながら子供は親を選べません。問題のある親もいない訳でもありません。
また、保育所や幼稚園、あるいは小中学校で良い教師や指導者に巡り会えば、親に恵まれていなくても良い子に育つ可能性もあります。
ただ、また、良い教師や指導者に恵まれない場合もありますが、良い地域や良いまちに生まれ育った場合に、そうした良い子に育つという可能性も大きくなってくると思っています。
そういう意味では、私は親に一義的な責任があるということは大事なことでありますが、社会全体が育てていくという、そういう仕組みが全体としてあるべきだというふうに思っております。
日本では古来から、特別な貴族を除いて、男女が共に働いていたというふうに私は思っております。
母親は田植えをしたり、稲刈りをしたり、そういうことをしながら子育てをしてましたし、今よりももっと困難な炊事や掃除がありました。
家族も三世代であったり、兄弟姉妹も多く、近所のお兄さん、お姉さんも遊び相手であり、子育てのお手伝いでもあった時代でありました。
今も昔も働きながら育てるというのは決して現代にとって奇異なことではなくて、今も昔もやはり働きながら子育てがあったというふうに私は認識しております。
今日、都市であろうがなかろうがライフスタイルが都市型になって、家族を取り巻く環境が大きく変わっているということだけは事実であります。
子育ても頑張りたいが、同時に自らの才能や天分も生かしたいという、そういう女性もたくさんおられます。
しかし、いざ、そうした天分や才能を生かそうと思って働きに出ようとしても、祖父母が近所にいない、地域で子供の面倒を見てくれる人もいない、また長時間労働などで仕事と子育てを両立することが難しいとか、こういう状況にある方もおられると思います。
もし、企業に短時間勤務制度など働きやすい環境があれば、仕事をしながら子供にもしっかりと向き合って、なおかつ自らの才能や天分を生かすこともできると私は思っています。それが私はウーマノミクスだと思っております。
私は、経済を最優先として捉えているわけでも全くありませんし、「何が何でも女性は外で働け」なんて言ったこともございません。
自己の持つ才能とか天分というものを生かす道があれば、その可能性を広げていくのが政治の一つの仕事だと思っております。
昔は一つの家族が大きく、いろいろな人がかかわりながら子育てをしていたため、柔軟な思考の子供が育ちました。
ある意味では、二次元、三次元の連立方程式を家族内であるいは近隣で学ぶことができたと思っておりますが、残念ながら最近では核家族化や子供の数が少ないことがあって、むしろ家族内だけで育てたりするとストレスに弱いとか、あるいは社会とのかかわりについて敏感でなくなるとかそういう課題も出てますので、逆に子育て支援センターとかあるいは幼稚園とかそういったとこで学ぶ、そういったことを体験することの方がむしろ子育てにとって有利ではないかというふうに思っております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です.
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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