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掲載日:2019年5月21日

平成26年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文( 諸井真英議員)

グローバル人材と神話教育について

Q   諸井真英議員(自民)

グローバル化に伴い、グローバル人材を育成しようということを位置付けていますが、国や県のグローバル人材というと、すぐ英語習得という貧困な発想しかなく、小学校3年生から英語教育、更なる英語教育早期化を進めようとしておりますが、これは百害あって一利なし、英語習得にも役に立たないと考えております。
グローバルな社会においては、国や民族間でお互いの理解がなくてはビジネスやコミュニケーションは成り立ちません。そのためには、相手の国の歴史、宗教、文化、習慣、アイデンティティーなどを理解した上で、さらに日本とはこういう国なのだ、日本人とはこういう民族なのだと説明できるだけの見識を持っていて、初めて本当に世界で活躍できる人材と言えます。このことは、私の短い海外在住経験でもはっきり分かったことであります。
そのためには、日本の歴史や宗教について学ぶことが何よりも重要です。しかし、現在の歴史教育では不十分。例えば、子供に自国の神話を教えないのは、世界中で日本くらいではないでしょうか。欧米の学校では、子供たちに新約、旧約の両聖書やギリシャ神話を必ず教えています。その上、書店に行けば、子供向けに分かりやすく書かれた絵本や書籍も数多く並んでおります。
それに対して、日本では学校で日本神話を教えるようなカリキュラムはなくて、書店に行っても、日本神話について書かれた絵本や書籍を目にすることはほとんどありません。日本人は、子供のころから自分たちのルーツを学ぶ機会を与えられていない。
そこで、日本神話について学ぶ、日本最古の歴史書である「古事記」や「日本書紀」を読むことから始めるべきだ、私はそのように考えます。たとえ史実ではない神話であっても、日本の国の成り立ちを物語で読むことによって、自分の国がどのように形づくられていったのかを理解し、そこから日本人の民族性も読み解くことができるようにもなります。
例えば、天照大神と大国主命の支配権の禅譲などの神話の内容を知れば、私たち日本人が決して争いを好まず、何事においても平和的な解決を望む、和を尊ぶ民族であるということがはっきりと認識することができるはずです。そこで、グローバル化というならば、日本でも学校教育の現場で神話を教えることによって、子供のうちから日本人としてのアイデンティティーを形成する機会を与えることが、英語教育早期化などより重要だと考えますが、知事の御所見をお伺いをいたします。
また、「古事記」や「日本書紀」などを具体的にどのくらいの時間を割いて、どのように教えていくのか。また、学校教育における歴史への指導について、今まで以上に歴史と宗教が密接に関係しているという視点を重要視すべきと考えますが、教育長のお考えをお伺いをいたします。

A   上田清司   知事

神話に関する諸井議員の御指摘は、全くそのとおりでございます。賛成です。
先人からの語り継がれてきた神話や伝承には、現代にも通じる本質的な考え方が潜んでいる、これは間違いないことだと思っております。
一方、県のグローバル人材育成について、英語習得という発想しかないという御指摘は、全く間違いです。県では単に英語学習だけに力を置いているわけではありません。
グローバルな視点に立った自分の考え方を持ち、違う文化や考え方を持った人としっかりコミュニケーションをとることができる人材の育成を目指しております。
具体的には、10億円の「グローバル人材育成基金」を用意し、「埼玉発世界行き」の奨学制度を行っております。
学生を世界中に派遣するだけではなく、日本に戻ってきてからの留学生を、埼玉県内のグローバル企業でのインターンシップやグローバル企業とのマッチングなどに参加させながら、その力をより大きくさせているところでございます。
当の日本人には自国の歴史や文化についての素養がないと、グローバル社会において外国人の尊敬を得ることはできない、これはもうみんなが言っていることでもあります。
古事記や日本書紀などの神話は私たちの日本人の祖先が何を信仰し、どのような社会規範を培ってきたかなどを学習するために貴重な資料であります。
4月から教育委員会制度が新しくなり、知事と教育委員会が協議・調整する総合教育会議が設置されます。
私は、子供たちが神話や伝承を今以上に学ぶために授業がいかにあるべきかについて、教育委員と議論して、ある意味ではリードしていきたいと思っています。

A   関根郁夫   教育長

まず、「古事記や日本書紀などを具体的にどのくらいの時間を割いて、どのように教えているのか」についてでございます。
小学校の社会科では、古事記や日本書紀などの神話や伝承を調べることで大和朝廷による国土統一の様子を理解させ、国の成り立ちに関心をもたせております。
また、中学校では、古事記や日本書紀を取り上げ、国家の形成を理解させ、神話や伝承から当時の人々の信仰や、ものの見方に気付かせております。
このような古事記や日本書紀に関する指導は、小・中学校とも、1、2時間程度となっていると認識しております。
また、この他にも、例えば、小学校の国語や社会科の学習において、神話や伝承を取り扱っております。
次に、「歴史の指導について、今まで以上に歴史と宗教が密接に関係しているという視点を重要視すべき」についてでございます。歴史の学習では、歴史的な出来事を考察する中で、歴史と宗教の関係を重要視することも、大切なことであると考えます。
県では、各小・中学校が指導計画を立てる際の資料を作成し、その中で、古事記や日本書紀を通じて、神話や伝承から当時の人々の信仰や宗教、ものの見方などに気付かせる事例や、和を重んじる考え方に基づき十七(じゅうしち)条の憲法を作った聖徳太子を調べる事例を挙げております。
県といたしましては、神話や伝承、宗教の由来などの歴史の学習を通じて、児童生徒に伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する態度を育むとともに、日本人としての自覚をもたせるよう努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です.
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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