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掲載日:2018年10月16日
10月16日(火曜日)、齊藤正明議長をはじめ、埼玉県議会防犯のまちづくり推進議員連盟顧問の小谷野五雄議員と県議会総務県民生活委員長を務める岡地優議員が平成30年埼玉県防犯のまちづくり県民大会に出席しました。
齊藤議長は県議会を代表してあいさつを述べました。
平成30年10月16日(火曜日)13時00分~14時10分
埼玉会館 大ホール(さいたま市浦和区高砂3-1-4)
ただいまご紹介いただきました、埼玉県議会第121代議長入間市選出の齊藤正明でございます。平成30年度埼玉県防犯のまちづくり県民大会の開催にあたり、県議会を代表いたしまして、ごあいさつを申し上げます。
ご参会の皆さまには、日ごろ、地域の防犯活動の推進につきまして、多大なるご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、後ほど、長年にわたる防犯活動に、顕著なご功績を挙げられた皆さまへ表彰が行われると伺っております。防犯活動に多大なるご貢献をされた受賞者の皆さまのこれまでの取り組みに心より感謝を申し上げます。
さて、県議会では、県民の皆さまに防犯意識を持ち、地域のつながりを深めていただくことによって犯罪のないまちづくりを推進するため、平成16年、議員提案により、「防犯のまちづくり推進条例」を制定いたしました。条例制定時、悪化の一途をたどっていた刑法犯認知件数は、昨年6万3,383件となり、過去最悪を記録した平成16年の約3分の1にまで減少しました。これは、警察官の増員などによる取り締まり強化や市町村などによる防犯対策もさることながら、「わがまち防犯隊」の活発なパトロール活動をはじめとする、ボランティアの皆さまの長年にわたる防犯活動の成果であり、皆さま方には改めて、深く感謝を申し上げます。
しかしその一方で、本年5月に新潟市で発生した小学2年生の女児殺害事件など、登下校中の子どもが被害に遭う凶悪事件が全国的に大きく報道され、子どもたちの安全が脅かされていると感じている保護者が多くいらっしゃることも事実です。
地域のパトロールや見守り活動については、それぞれが無理なく、できる範囲で、長く継続していただくことが重要です。防犯活動は単調で成果が見えにくいかもしれませんが、地道に繰り返すことで地域の安全度は必ず上がっていきます。
本日ご参会の皆さまにおかれましては、今後とも引き続き地域に目を注ぎ、地域のつながりを強めて、「犯罪を起こさせにくい地域環境づくり」を推進していただきますようお願い申し上げます。
県議会といたしましても、県民の安心安全を守るため、先の9月定例会においては、青少年の健全な育成を阻害するおそれがある行為を規制し、青少年をより強固に守ることを目的に、「埼玉県青少年健全育成条例」の一部を改正する条例を議員提案により、制定いたしました。
これにより、女子高校生が性を売り物とする営業いわゆる「JKビジネス」や、自画撮りに関する規制ができるようになりました。
今後も皆さまの防犯活動を支援するとともに、「埼玉県議会防犯のまちづくり推進議員連盟」による防犯啓発活動などを通じて、犯罪がなく、安心・安全に暮らすことのできる埼玉県の実現に向けて、全力を尽くしてまいります。
結びに、本日ご参会の皆さまのご健勝、ご活躍を心から祈念いたしまして、私のあいさつとさせていただきます。
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