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掲載日:2018年9月1日
9月1日(土曜日)、齊藤正明議長が「拉致問題を考える埼玉県民の集い」に出席しました。
北朝鮮による日本人拉致問題の啓発を図るため、被害者家族や学識経験者による講演が行われました。
平成30年9月1日(土曜日)13時30分~14時00分
埼玉会館小ホール(さいたま市浦和区高砂3-1-4)
ただ今ご紹介いただきました埼玉県議会第121代議長の齊藤正明でございます。
「拉致問題を考える埼玉県民の集い」の開催にあたり、県議会を代表いたしまして、ごあいさつを申し上げます。
拉致問題の発生から約40年が経過しました。
拉致被害者本人にも そのご家族にも高齢の方が多く、問題解決まで、もはや一刻の猶予も許されません。
北朝鮮国営通信は、拉致問題はすでに解決済みとし、あまつさえ過去の日本の植民地統治の「徹底的な賠償」を要求するなどしており、拉致被害者のご家族の悲痛なお気持ちは察するに余りあります。
北朝鮮が起こした拉致という非人道的行為を我々は絶対に許しません。
また、拉致問題が「昔の話」のように思われ、忘れられてしまうようなことは、断じてあってはなりません。今現在も、拉致被害者の方は北朝鮮で、故郷である日本へ帰れる日がきっとくると信じて待っているはずです。
拉致問題は、我が国の国家主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、国は、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、総力を挙げて最大限の努力を尽くさなければなりません。
県議会では、先の6月定例会におきまして、「北朝鮮による拉致問題の全面的な解決を求める意見書」を全会一致で可決いたしました。
いわゆる特定失踪者等、拉致の疑いが排除できない方を含む拉致被害者全員の帰国実現が最優先の課題であることを再確認し、「対話と圧力」「行動対行動」の原則を貫き、あらゆる手段を講じて、拉致被害者全員の一刻も早い帰国を実現するよう、国に対し強く求めたところでございます。
また、長峰議員が会長を務める「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を図る埼玉県議会議員連盟」では、県議会議員が超党派で一致団結して、拉致問題の解決に取り組んでおります。
今後とも我が国は、北朝鮮に対して、「すべての拉致被害者を必ず取り戻す」という強い決意を示し続けていなかなければなりません。
そのためにも、県議会といたしましては、引き続き拉致問題の解決に向けて、県民の皆さま一人ひとりの「必ず取り戻す」という声を集め、大きな力になるよう尽力し、政府の取り組みを後押ししていきたいと存じます。
最後に、拉致問題解決の日が一日でも早く訪れますことを、心から願いまして、私のあいさつといたします。
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