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掲載日:2019年5月31日

平成27年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (山川百合子議員)

北陸新幹線開業を埼玉県の観光の起爆剤に

Q 山川百合子議員(民主・無所属

世界の観光収入ランキングを調べてみると、上位はアメリカ、スペイン、フランス、中国、イタリアと続き、日本は同じアジア地域の香港、タイ、マレーシア、シンガポールに及ばず、19位です。対GDPに対して観光収入がどのくらいあるかを調べてみると、世界全体では1.5パーセントですが、日本は0.5パーセントです。日本の名目GDP約490兆円の0.5パーセントは約2.45兆円、1.5パーセントですと7.35兆円となり、観光収入を経済成長戦略に組み込み、達成することができれば、今より約4.9兆円の経済成長が期待をされ、その波及効果はその何倍にも膨れていくことになります。
昨年暮れに政府が決定した消費喚起のための新交付金による経済対策は約3.5兆円でしたが、日本の観光産業が世界水準並みの対GDP比の売上げを達成することができれば、これをしのぐ経済波及効果を、国民の税金を投入することなく毎年生み出すことが期待され、観光による成長戦略は真剣に考えるべき課題と考えます。
さて、そのような視点から、3月14日に開通する北陸新幹線が全て大宮に停車するということは、いよいよ埼玉県の大宮駅が東北新幹線、上越新幹線、そして北陸新幹線といった三つの鉄道を引き込む関東の一大ハブ機能となることを意味しています。首都東京を経由して、東北、上越、北陸の各方面に向かう人の流れも、逆に東北、上越、北陸各方面から東京へ向かう人の流れも、全て埼玉を通ることになります。
そこで、知事にお伺いをいたします。
既に、ようこそ埼玉キャンペーンという施策を埼玉県では位置付けておられますが、更に具体的に踏み込んで、例えば、寄ってけ埼玉、もしくは埼玉で寄り道しようよキャンペーンのような、途中下車を喚起させるような更なる一大観光キャンペーンを打ち出して、様々な埼玉ぶらり旅を市町村の参加によって企画し、内外に提案してはいかがでしょうか。もちろん、多様な外国語で外国人観光客にアピールすることもお願いしたいと思います。
例えば大宮から東京スカイツリーに行くのに、在来線で東武鉄道や武蔵野線を使い、春日部、越谷、草加に寄って、日本の名勝に指定された「おくのほそ道」景勝地草加松原を、焼きたての草加煎餅を食べながらスカイツリーを眺める。その後、世界最高水準のエレベーターで地上450メートルの天空回廊から再び埼玉県を振り返る、そんな提案はいかがかと思うわけです。
観光の「観」は、そもそも見えないものを見るという意味を含む言葉で、目で見える建物や風景だけでなく、歴史、文化、伝統といったものを感じ取ることを本来意味しており、また「歴史」という言葉も、英語では「History」ですが、これはHis storyであり、彼の物語。つまり歴史とは、語り部の数だけ想像できるものであるということです。
埼玉県では、ちょこたび埼玉を筆頭に観光施策にいろいろと取り組んでいますが、県の考え方の基本は、観光の主体は市町村であると伺っています。しかし、市町村の中には自らの観光資源の価値に気づいていないところもあるようです。かつては有力な観光資源が乏しいといったこともある草加でしたが、松並木の松を市民が植え直し、芭蕉が歩いた「おくのほそ道」に、「その日やうやう早(草)加と云ふ宿にたどり着きにけり」と記されていることを市民が語り始め、草加松原が市民の手で復活して、日本の道百選に選ばれ、そして昨年には「おくのほそ道」景勝地としての日本の名勝指定を受けるに至りました。
郷土愛が深まれば深まるほど、観光を発掘することにつながります。日本の観光収入を世界水準である対GDP比1.5パーセント規模まで成長させる成長戦略の要は、実はそれぞれの地方自治にあるのだと思いますが、知事の御見解をお伺いします。
北陸新幹線の開業を契機に、新たな埼玉県の観光収入獲得に向けた埼玉県経済の成長戦略づくりに前向きな御答弁をいただき、ますます豊かな埼玉を実現するために、一層埼玉イニシアティブ、埼玉から日本を変える取組を始めていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

A 上田清司 知事

まず、更なる一大観光キャンペーンを打ち出して、内外に提案することについてでございます。
北陸新幹線の開業は、新たに北陸方面からの観光客を呼び込むチャンスであります。
昨年10月には、富山市において北陸地方で最大級の物産観光イベントに出展したほか、金沢市や富山市のマスコミ各社を直接訪問し、本県の見どころやアクセスの良さをアピールをしてまいりました。
現地の新聞、テレビに数多く取り上げられ、本県の魅力を北陸地方にアピールできたと考えております。
県内には、川越や秩父、長瀞に加えて、盆栽美術館、鉄道博物館、埼玉S級グルメやアニメなど多彩な観光資源がございます。
来年度は「ようこそ埼玉キャンペーン」を拡充し、新幹線利用者の多くが大宮駅で下車したくなるよう、多彩な資源を結んだ魅力的な周遊コースを県内市町村と共に数多く企画してまいります。
併せて、ホームページやフェイスブックなどのインターネットを活用し、多言語による情報発信をするなど、海外に向けても、しっかりと発信していきたいと考えております。
次に、日本の観光収入を世界水準の対GDP比の1.5%規模まで成長させる戦略の要は地方にあるについてでございます。
国では2020年までに外国人観光客2、000万人の誘致を目指しています。
本県の日本の中での人口は5.6%、在住外国人の数で5.3%、実質県内総生産では4.1%など、だいたい5%、20分の1ぐらいを埼玉県の位置付けとしてみていけば分かりやすいと思っています。
そこで、東京オリンピック・パラリンピック開催までに2、000万人の5%、すなわち、私たちが100万人の外国人観光客を誘致するために、外国人観光客の誘致促進事業を打ち出したところでございます。
まさに2、000万人の20分の1の100万人くらいが埼玉県の妥当な数字だろうというふうに打ち出したところであります。
昨年の日本における外国人観光客の消費額は一人平均15万円ということになっておりますので、2、000万人を誘致した場合の消費額を15万円と仮定すると、日本の観光収入は約3兆円で、GDPに対する割合は0.6%になってしまいます。
議員からお話のあったGDP比1.5%を達成するには、外国人観光客の一人当たりの消費額を更に引き上げるか、外国人観光客を大幅に誘致する必要があり、相当ハードルは高いなというふうに思っております。
しかしながら、フランスやイタリアではGDPに対する観光収入の割合が2%前後になっておりますので、もしフランスやイタリアというものに目標値を変えれば、これは日本とて決して不可能でない、そういう数値なのかなというふうに思っております。
今すぐ1.5%にしなければならないということを、一旦、100万人という数字で県のプログラムを立てて、変えるのは極めて困難でありますけれども、少しこの部分を意識して考えなければならない部分もあるのかなというふうに示唆をいただきました。
そういう意味での示唆をいただいたところでございますので、国の目標であります2、000万人を達成することは当然のこととして、対GDP比で1.5%の観光収入に少しでも近づけることが可能になるような方法を、どんな形で本当にできるのか、更に検討を加えていきたいと考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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