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掲載日:2019年5月21日

平成26年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (江野幸一議員)

記録的短時間大雨に対する対策について

Q 江野幸一議員(刷新の会

次に、記録的短時間大雨に対する対策についてお伺いします。
先ほども述べましたが、時間降雨量が100ミリを超すような記録的短時間大雨が県内におきましても朝霞市、和光市を中心に発生いたしました。市町村で計画、実施している公共下水道雨水管整備においては、おおむね最大降雨量を時間当たり55ミリと想定し、整備をしているものと考えられます。しかし、公共下水道雨水管の整備は、汚水管の整備を先に進めるとの判断から、土地区画整理事業などの基盤整備が伴わないと、なかなか進まないのが現状だと思います。なおかつ、既成市街地においては大多数の市町村で、その時の状況に応じた排水管の整備が行われてきている状況だと思います。排水能力をはるかに超す量の雨が瞬時に降った場合、そのとき発生する水害に対し、どのように対処するのかが大きな課題だと思います。
雨水排水計画は、各市町村の責務であるとお考えでしょうが、水害問題は河川行政との関わりが重大な要素となっているのも確かだと思います。私が経験した市街地における内水問題は、河川側に沿った開発区域において、その開発だけに造られた排水管に次の開発が進むと新たにその区域が追加され、タコ足配線のように拡大された排水管は、ちょっとした雨でも排水能力が追いつかず、至るところで道路が冠水し、局地的な豪雨があったときなどは、床上浸水を起こすようなこともしばしばありました。
また、ある地区では、すぐ隣に河川の附属機能として洪水調整池や都市下水路があり、周辺住民の方たちは緊急時の排水に関し、何らかの対処ができるものと思っておりました。しかし、現実には住民の方たちの考えとは違いました。あるとき、当地区に局地的な豪雨がありましたが、隣接する河川や洪水調整池には素人目で見ても十分に余裕があるにもかかわらず、洪水調整池には河川管理者に許可なくポンプでくみ上げて排水することができず、結局調整池には水がない状態のまま隣接する住宅地は床上浸水などという状況を生み出してしまいました。瞬時に助けを必要としている人たちからは、多くの疑問とお叱りを受けました。
このような経験から、今現実として県内の自治体で同じような状況が起きているとすれば、早急にその対策を講じなければならないと思っております。時間降雨量が100ミリを超すような時代になってきました。近年多発する記録的短時間大雨などを想定した都市型水害や内水対策を県と市町村において積極的に協議していただき、その対策や対応を確立していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
次に、アンダーパスへの遮断機型進入防止装置の設置についてお伺いいたします。
短時間に大雨が降りますと、県内各地でアンダーパスにおける冠水道路への車両進入事案が多数発生しております。先日、和光市の県道におけるアンダーパスの冠水でも、危険を伴う車両進入事案が発生いたしました。実際、その時、現場周辺を自動車で走行した井上議員の話によりますと、冠水した県道のアンダーパスには電光掲示板による注意喚起が行われていたそうですが、100ミリを超す雨のときは視界が悪くて、とても目視できるような状態ではなかったそうです。
そこで、こうした事故を未然に防ぐ手段として、遮断機型の進入防止装置が効果的であると思い、その設置を強く望むところでもあります。現在では、衝突しても破損しない風船のように災害時に空気で膨らむような遮断機も開発、導入されておりますので、是非に県においても安全・安心できる遮断機型の進入防止装置を県道に積極的に導入するとともに、市町村に対し、その導入費用の一部について補助金を交付するなどの取組ができないかお伺いいたします。
次に、県警、市町村と連携した初動体制の強化についてお伺いいたします。
大雨のときの初動体制は、1分1秒を争うところです。和光市の事例で申し上げると、今回の記録的短時間大雨に対し、各関係機関が全力で対応に当たってくれたそうですが、とある県道の冠水箇所に駆けつけたのは市役所の職員のほうが早かったそうです。私の経験から、所管範囲の広い県土整備事務所の職員より地元の市町村職員のほうがいち早く対応できるのはよく分かります。冠水箇所の道路の水防止めは、警察又は道路管理者が行うことができます。
そこで、車両進入事故などを未然に防げるよう、冠水しやすい場所を想定し、県道部分の初期対応について各機関との連携をより密に図れば、初動体制をもっと効果的にできるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
最後に、河川の水位計と連動した警報装置の設置についてお伺いします。
現在、県内の河川におきましては、国県がテレメーター等で水位を想定しているものと思います。そこで、記録的短時間大雨などで急激に増水をした場合、この水位計と連動させて周辺住民や市町村に増水を知らせる警報装置を設置できないのか伺います。
以上、県土整備部長に御答弁をお願いいたします。 

A 柳沢一正 県土整備部長

まず、記録的短時間大雨に対する対策についてでございます。
現在県では、時間雨量50ミリメートル程度の降雨に対して浸水被害を早期に解消するため、市町村と協議会を設置し、河川と下水道の一体的整備に取り組んでおります。
この協議会での検討を通じ、市町村は雨水排水施設や地下貯留管などの下水道の整備を、また県は下水道の受け皿となる河川の拡幅や調節池の整備を、重点的に実施しております。
お話のありました、時間雨量100ミリメートルを超えるような大雨に対しては、これらの施設整備に加え、下水道の貯留管や河川の調節池などを結び相互に活用するなど、県と市町村がさらに連携して取り組むことが重要であると考えております。
今後とも、市町村と協議しながら、記録的短時間大雨への効果的な対策について検討を進めてまいります。
次に、アンダーパスへの遮断機型進入防止装置の設置についてでございます。
現在、県管理道路のアンダーパスは13箇所ございまして、このうち冠水時に注意喚起する電光掲示板が12箇所に設置済みであり、残る1箇所も今年度設置が完了する予定でございます。
御質問の空気で膨らむ遮断機については、エアー遮断機と呼ばれ、県内の市道で7箇所設置されております。
この装置は水位を感知して遮断機が作動し、速やかに自動車の進入を抑制することができますが、一方で、交通の状況にかかわらず自動的に作動するため、遮断機に気付くのが遅れたドライバーが、運転操作を誤るおそれもございます。
このため、すでに設置されている箇所の効果や課題を整理し、設置について検討してまいります。
また、設置する場合は、国の防災・安全交付金が活用できますので、この交付金の活用について市町村に対して助言してまいります。
次に、県警・市町村と連携した初動体制の強化についてでございます。
県では、県管理道路の冠水しやすい箇所を想定し、地元建設業者の協力をいただき、通行止めなどを実施できる体制をとっております。
また、事故防止の観点から、冠水の発生状況に応じて、警察が交通規制を実施する場合もございます。
しかし、近年の局所的な集中豪雨では、瞬時に道路が冠水することもございますので、今後、警察や市町村などの関係機関が集まる会議を通じて連携を密にし、速やかに通行止めが実施できるよう、効果的な初動体制の強化に努めてまいります。
次に、河川の水位計と連動した警報装置の設置についてでございます。
河川の水位情報につきましては、避難判断の基準を越えた場合に速やかに関係市町村に伝達するとともに、県民の皆様に対して県のホームページやテレビ放送のテロップなどを通じてリアルタイムで発信しております。
このような水位情報の提供は、市町村長が避難勧告等を発令する際の判断に生かされており、洪水時の安全対策に資するものでございます。
御提案の警報装置の設置につきましては、今後、地域住民に防災情報を伝達する重要な役割を担っている市町村の意見も伺いながら検討してまいります。 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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