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掲載日:2019年5月21日

平成26年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (齊藤邦明議員)

点字ブロックと白状の啓発について

Q 齊藤邦明議員(自民

初めに、点字ブロックと白杖の啓発について伺います。
職業柄、県内各地の様々な選挙応援に行きます。演説が行われるのは、人の集まる駅前やスーパーの近くです。ネット選挙が解禁となったため、最近ではマイクを握るだけでなく、候補者の写真を撮ることも増えました。以前伺ったことのある、とある選挙でも写真を撮るのに夢中になっていました。「すみません、そこは点字ブロックですよ。あけてください」、足元を見ると、私と聴衆の数名で点字ブロックをふさいでいました。指摘してくださった方に謝り、すぐに移動すると、その方は何事もなかったように去っていきました。熱が入っていたとはいえ、とても恥ずかしい思いでした。それ以来、点字ブロックに対する意識が高まりました。
よく目にするものの、余り知られていない点字ブロック。正式には視覚障害者誘導用ブロックと呼ばれ、1967年3月18日、岡山県の盲学校近くの交差点に世界で初めて設置されました。当初は規格が統一されておりませんでしたが、2001年9月に、ブロックの突起の形、大きさ及び配列についてJIS規格が作られました。
ちなみに、線状の突起が歩く方向を示す誘導ブロックと、丸い突起により注意喚起を促す警告ブロックがあります。また、色については統一した規格がなく、視力の弱い方への対応が十分でないことが問題視されています。
点字ブロックに対する意識は、本当にまちまちです。私もそうだったので、大きなことは言えませんが、町なかで点字ブロックをふさいでいる場面をたびたび目にします。点字ブロックの上に自転車を駐輪、点字ブロックを囲むような形での立ち話、点字ブロックの上に置いてある商店の看板、中には点字ブロックの上に車が止まっていることもあります。特に危ないと感じるのが駅構内です。ラッシュ時には、多くの通勤通学者が点字ブロックを縦横無尽に横切ります。また、電車待ちの際に点字ブロックをふさいでいるのも目にします。悪意がないとしても、知らなかったとしても、目の不自由な方にとって点字ブロックは一本の橋。ここを歩けば大丈夫だと思っていたところが、一変して危険な場所になってしまいます。点字ブロックの重要性を周知徹底することで、点字ブロックをふさがない社会づくりが急がれます。
「点字ブロックの上に物を置かないで」、この言葉を広めるべく、ステッカーを無償配布して貼ってもらおうという活動が、フェイスブックを通し岡山から全国に広がりつつあります。こちらがそのステッカーです。遠い方は非常に見えないと思いますので、後でお届けいたしますので、啓発に御利用いただければと思います。よろしくお願いいたします。
この活動のきっかけは、2012年に川越駅ホームで起きた視覚障害者の方の転落死亡事故だと伺いました。県でも視覚障害者のホーム転落事故をなくそうと、内方線付き点状ブロックへの助成を本年度から開始しました。誘導ブロックと警告ブロックの性質を併せ持った同ブロック、線状の突起をホーム内側に設置することで、視覚障害者は自分の立っている位置を理解することができます。せっかくの取組なので、点字ブロックをふさがないことへの啓発も併せて行う必要があると思います。
ちなみに、駅ホームでの自動アナウンスで「危ないですから、黄色い線までお下がりください」というのを耳にしたことがあるかと思いますが、JR西日本管内の駅では「危ないですから、黄色い点字ブロックまでお下がりください」と放送されています。こういった改善がバリアフリー社会につながるのだと思います。
白杖を持った方が点字ブロックを頼りに安心して外出できるようにしなくてはなりません。そのためにも、コバトンステッカーや彩の国だよりなどを活用し、点字ブロックと白杖について積極的に啓発すべきであると思いますが、知事はいかがお考えでしょうか、御所見をお聞かせ願います。
また、バリアフリー社会構築に向けて、子供たちに障害に対する正しい知識を持たせる必要があります。点字ブロックにしても白杖にしても、私自身、学校で習った記憶がありません。学習指導要領には載っていませんが、扱うべき内容であると考えます。啓発と同時に、学校で積極的に教えることも必要です。目が不自由な方に対し、子供たちが自然に配慮し行動できるよう県として取り組むべきであると考えますが、教育長の御所見をお聞かせ願います。 

A 上田清司 知事

県内の視覚障害者団体の調査では、多くの障害者が白杖を折られたり、厳しい言葉を掛けられるなどのトラブルがあったということを明らかにしております。
これは、弱い立場の方々を思いやり助け合うという人間の本来の思う気持ちに欠けている人たちが意外に多いという調査の結果でございます。
江戸時代は、目の不自由な障害者に対し寛容な社会でありました。
例えば、目の不自由な人が笛を吹いて杖を突いて、笛を鳴らしながら街中を歩いてあん摩などを求める人たちへのある意味での営業をなさっても、当然往来はあったわけですが、なんら不自由がなかった、それを社会が許していた、温かく見守っていたということになるかと思っております。
また、塙保己一翁のように総検校(そうけんぎょう)となって大名格までなるという、そうした業績に対して正しく評価するようなそういう社会をみるとき、今日(こんにち)聞いているような本当に不愉快なニュースが流れるとき、胸の痛むような思いをいたします。
また、今日の御質問の中で、自ら体験された点字ブロックにかかる話を私も聞いているうちに改めて自分自身にもそういう配慮が欠けていたことがたくさんあるのだろうなということも考えました。
そういう意味で、本当に歩道の点字ブロック設置というのは大変大事なことであり、なおかつ、それをきちっと整理して、多くの県民がそのことを意識するということがなお大事だということを改めて御質問の中で感じることができました。
折しも、一昨日、日曜日は障害者のスポーツ大会が熊谷のスポーツ公園で行われました。これも障害者の方々の限りない才能、あるいは努力というものがスポーツを通じて現れるものでございます。
また、数年来、埼玉県は障害者の方々の文化的な才能、創造的な才能が素晴らしいものですから、文化フェスティバルという形で障害者の絵画だとかあるいは様々な創作活動などをアピールする機会をつくったりして、できるだけそうしたことについてチャンスを増やしているつもりであります。
11月の「彩の国だより」でも点字ブロックに対する配慮や白杖を持った障害者への接し方などについても掲載させていただきます。
市町村にも障害者や障害への理解促進を図るための広報をもっともっとしていただくように依頼もしなければならないと、今日、特に感じたところでございます。
また、子供たちがなによりも障害者の置かれた状況を身を持って理解するための教育を教育委員会におかれてもしっかりとやっていただきたいということを感じたところでもございます。
例えば、私もそうした障害者のつどいなどで何回か経験したことがありますが、アイマスクを付けて杖を使って点字ブロックを歩く、どの程度不自由なのかということを身をもって知る、こうしたことを実際に小学校などでやっていただくことが、いわば感性、情緒を磨くいい教育になるのではないかというふうに思うところでございます。
是非、教育委員会でこうした疑似体験などをやっていただければ、多分に齊藤議員が感じられる対策がより効果的なものになるのではないかというふうに感じるところでございます。
いずれにしても、こうした取組を多くやることによって、障害のある方々にとって安心安全な住みやすい社会がつくれるのではないかと思うところでございます。 

A 関根郁夫 教育長

議員のお話しのとおり、目が不自由な方など障害のある方に対し、子供たちが自然に配慮し行動できるようにすることは大変重要であります。
現在、小学校では、国語の教科書に視覚障害についての内容があり、点字や盲導犬の役割などについて学んでおります。
また、どの小中学校においても、総合的な学習の時間などの中で、目が不自由な方とのふれあいや、目隠しをして白杖や点字ブロックを頼りに歩いたりする体験的な学習をしております。
県といたしましては、今後とも、子供たちに視覚障害者ばかりでなく他の障害者や高齢者に対しても正しい知識や思いやりの気持ちを持たせる教育を、市町村教育委員会と連携してさらに進めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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