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掲載日:2019年5月21日

平成26年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (須賀敬史議員)

貧困の連鎖を断ち切るための学習支援について

Q 須賀敬史議員(自民

次に、貧困の連鎖を断ち切るための学習支援について質問いたします。
厚生労働省によれば、平成26年6月時点での生活保護受給者は215万8840人、世帯数は160万4414世帯であり、リーマンショック以降増加がとまらず、世帯数では過去最高を記録しました。そして埼玉県の状況はというと、生活保護受給者数は95,584人、69,153世帯であり、こちらも世帯数では過去最高となっています。生活保護世帯で育った子供が大人になって再び生活保護を受けるといういわゆる貧困の連鎖の発生率は25.1パーセントとされ、生活保護世帯で育った子供の4人に1人は再び生活保護を受けていることになります。
厚生労働省の調べによると、平成26年3月末における中卒者の就職内定率は60.9パーセントであり、高卒者の就職内定率98.2パーセントに比べ著しく低い状況となっています。貧困の連鎖を断ち切るには安定した職業に就かせることが重要であり、そのためにはきちんと高校を卒業させることが有利と言えます。
そこで、埼玉県では、貧困の連鎖を断ち切るための学習支援事業として、平成22年度から学生ボランティアなどによる生活保護世帯の中学生を対象にした学習教室を設置しました。高校に進学させることが目的のこの教室は、さいたま市を除く県内に24か所設置され、平成25年度の実績で高校進学率は97.8パーセントと事業開始前の86.9パーセントから11ポイント上昇させました。しかし、高校へ進学はしたものの、中途退学をしてしまうケースが多いため、平成25年度からは高校生を対象にした教室も設置し、高校中退率を8.1パーセントから5.2パーセントへと改善した実績を出しています。
このような状況の中、来年度から新たに生活困窮者自立支援制度が施行となり、学習支援については生活保護受給世帯の子供に加え、生活困窮世帯の子供にまで対象が広がります。しかし、実施主体が福祉事務所を設置する自治体となるので、基本的には市が実施することになります。この学習支援事業は任意事業であるため、県は各市に対して実施を呼び掛ける立場になるわけです。子供たちが教育を受ける権利は平等であるべきです。生活困窮を理由とした学習のつまずきから不登校などを招き、そこから新たな問題に発展することも避けなければなりません。
高校進学率の向上、中退率の低下など確実な実績を上げてきている本県の学習支援事業を来年度以降も発展、継続させるために、県として各市に対する積極的な働き掛けとノウハウの提供、また、それぞれの地域性を考慮した取組の拡充のために最大限の支援をすべきと考えますが、福祉部長の御所見をお伺いします。 

A 鈴木豊彦 福祉部長

議員御指摘のとおり、貧困の連鎖を断ち切るためには、子どもたちがきちんと高校を卒業することが極めて重要と認識いたしております。
このため、県では平成22年9月から生活保護世帯の中学生を対象に高校進学に向けた支援を行い、高校進学率を一般世帯並の水準にまで引き上げることができました。
この学習支援事業はこれまで町村部のみならず、市部についても県が主体となり実施してまいりました。
しかし、平成27年度からは生活困窮者自立支援法に基づく事業として生活保護世帯の子どもも含め市と県が実施することになります。
この事業は、これまで着実に成果を上げており、全国のモデルとして高い評価も受けており、今後も引き続き県内全域で行っていく必要があると考えております。
本年5月から8月にかけて県が聞き取り調査を行ったところ、全ての市において何らかの方法で学習支援を実施したいという意向が示されました。
県といたしましては、市の取組を支援するため、学習教室への参加を促す方法や教室の運営方法などこれまで培ってきたノウハウの提供とともに職員のための研修等を実施してまいります。
また、人口規模の小さい市では生活困窮者に対する学習教室の単独運営や学生ボランティアの確保が難しいことが考えられます。
そのため、複数の市での共同実施の調整や学生ボランティアの募集などについては、県が実施する方向で検討してまいります。
県として、こうした取組を丁寧に実施することにより、平成27年度以降においても各市において地域の特性を生かした学習支援事業が円滑に実施されるよう支援してまいります。 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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