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掲載日:2019年5月29日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (神尾高善議員)

知覧特攻平和会館への修学旅行について

Q 神尾高善議員(自民

今6月定例会の初日、6月23日は沖縄戦の終戦記念日でありました。終戦を迎え、69年目となります。先日、埼玉県議会英霊にこたえる議員連盟で鹿児島県南九州市にある知覧特攻平和会館を視察してまいりました。大東亜戦争末期の沖縄戦で陸軍航空特攻作戦、いわゆる特攻隊で戦死された1036名の隊員の遺影、遺品、手紙など貴重な資料を展示し、当時の真情を後世に正しく伝え、恒久の平和を祈念するために設立された施設です。特攻隊員は若い方で17歳、今の高校2年生、主として20歳前後の若者が日本各地から集結し、家族を思い、国を思って出撃していきました。
視察当日は、語り部の方から当時の話を聞き、死を覚悟した中で書かれた手紙や遺書を目にしましたが、愛する人への愛や感謝の心、思いやりが詰まっており、大変心が打たれました。そして、母親へのメッセージが多かったことに等身大の若者の姿を見た気がいたしました。会館を訪れた方の感想として、生と死について考えさせられた、事実をもっと多くの人に知ってもらいたい、若者に戦争、平和、命について考えてほしい、同世代の若者が死を覚悟する事実に言葉を失ったなどがありました。今の社会は、人の命が粗末に扱われてしまうことがあります。命の大切さをどのように考えているのでしょうか。
また、先月、憲法改正手続を定めた改正国民投票法が公布、施行され、4年後には国民投票の投票年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられることとなりました。今後、特攻隊員と同世代である18歳の高校生が自らの判断で今後の社会の方向性を決める一票を投じる立場になったのであります。こうした立場となる若者たちに、正しい歴史認識を持ってもらうことはとても重要でありますので、県立高校の修学旅行で知覧に訪れることを私は強く推薦します。高校生が悲惨な歴史を知ることでなく、命の尊さ、人への思いやり、時間の大切さなどを考える大きな機会にもなると思いますが、教育長の所見を伺います。

A 関根郁夫 教育長

議員お話のとおり、憲法改正の国民投票年齢が引き下げられ、18歳の高校生も、我が国の今後の重要な方向性を決める一票を投じる、責任ある立場となりました。
高校生がこの重要な責任を果たしていくためには、我が国の歴史についてしっかりと学ぶことが、とても大切です。
平成25年度に修学旅行で鹿児島県を訪れた県立高校は7校あり、いずれの学校も、知覧特攻平和会館を見学しております。
見学した生徒の感想には、当時の人々の犠牲の上に現在の平和があることへの感謝や、家族に対する熱い思いへの共感などが記され、後世に語り継ぐべきとの思いが述べられておりました。
生徒たちにとって、歴史にしっかりと向き合い、平和の尊さや命の大切さを実感する貴重な体験となったものと思います。
県立高校における修学旅行については、各学校がその学校の重要な教育活動の一つとして位置付け、学校や生徒の実情に応じて行き先や実施内容を検討し、保護者の御理解をいただき実施しております。
修学旅行を通じて、生徒が我が国の歴史について深く学ぶとともに、命の尊さや人への思いやりについて改めて考えることは、大いに意義のあることと考えます。
今後、校長会議等を通して、先に知覧特攻平和会館を見学した高校の成果などを積極的に紹介してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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