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掲載日:2019年5月29日
Q 神尾高善議員(自民)
今日は、傍聴席にたくさんの会員の方々が来ておりますので、明快な、そして確実に前に進むような答弁を求めるものであります。
昨年12月定例会の一般質問では、県営のグラウンドゴルフ場の整備について知事から前向きな答弁をいただき、公営企業管理者からは一部の県営ゴルフ場でグラウンドゴルフデーを設け、利用状況を把握するとともに、運営形態も含め必要な見直しに取り組むと答弁をいただきました。今年3月に妻沼ゴルフ場で行われた埼玉県グラウンドゴルフ大会は、県協会で初めてのゴルフ場開催となりましたが、約1千人以上の方が参加され、トイレや駐車場の面で課題があったものの、会場に出展した地元の農産物や菓子店も含めて、参加者から大変好評でありました。また、5月に深谷市で開催された県大会においても、地元の農産物が好評で大きな売上げがありました。
グラウンドゴルフは、高齢者の健康維持、ひいては健康長寿、子供から高齢者まで3世代の交流につながるだけでなく、多くの人が集まることで地元経済の活性化といった大きな効果が生まれるのです。先日、埼玉県グラウンドゴルフ協会の鈴木敏夫会長をはじめとする12名の方々が県議会にお越しになり、埼玉県議会グラウンドゴルフ場整備推進自民党懇話会でお話を伺いました。会員の皆さんは、まず、県内の東西南北どこでも身近にグラウンドゴルフが安心して楽しめる専用のグラウンドゴルフ場、そして将来的には日本一の大会ができるグラウンドゴルフ場を整備してほしいと要望されていました。この想いに共感していますが、どうしてもグラウンドゴルフ場整備には長い時間と大きな費用がかかると思われます。
そこで、公営企業管理者に伺います。昨年12月定例会において、ゴルファーから評価の高い大麻生、吉見ゴルフ場は、より質の高いゴルフ場を目指す一方で、厳しい経営環境にある上里、妻沼ゴルフ場はゴルフ場の在り方を含めて大幅な見直しを行うと答弁がありました。
そこで、提案を申し上げます。妻沼ゴルフ場での大会は、参加者から大好評でありました。グラウンドゴルフデーの設定にとどまらず、更に進めて妻沼ゴルフ場のコースの半分をグラウンドゴルフ場の専用コースにしてはどうでしょうか。思い切った運営の見直しも必要と考えますが、所見を伺います。
A 松岡 進 公営企業管理者
妻沼ゴルフ場の利用者は年間約3万3千人から3万6千人で推移しており、厳しい経営状況となっております。
そのため、昨年度から食事を簡素化し料金を抑えるなど気軽なプレースタイルの導入で利用者の増加を図っているところでございます。
妻沼ゴルフ場は利根川の河川敷にありますが、現在国では羽生・行田・熊谷区間において堤防強化事業を進めております。
妻沼ゴルフ場のある熊谷地区での工事の時期や計画の詳細は明らかになっておりませんが、工事が進捗した場合18ホールを維持できないことも十分に想定されます。
その場合には、妻沼ゴルフ場の抜本的な見直しが必要となります。
見直しに当たりましては、地元熊谷市の意向をはじめ、さまざまな角度からの検討が必要です。
将来、妻沼ゴルフ場の一部をグラウンド・ゴルフ場として活用するのも一つの考え方だと思います。
しかし、その場合には近隣のグラウンド・ゴルフ場の整備状況や、今後の利用者の見込み、採算面などを十分検証する必要がございます。
企業局といたしましては、そうしたさまざまな点を考慮しつつ、妻沼ゴルフ場の将来のあり方について検討を進めてまいります。
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