埼玉県議会 トップ画像

ここから本文です。

ページ番号:32985

掲載日:2019年5月29日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (白土幸仁議員)

県内開催オリンピック競技の会場整備~サッカーの環境整備~

Q 白土幸仁議員(自民)

2020年に開催される東京オリンピックにおいて、本県では射撃、ゴルフ、サッカーが開催される予定となっております。私はこの好機を捉え、県内で開催されるこの3競技に関しては何らかのスポーツ振興を図り、東京オリンピック・パラリンピックを更に盛り上げていく必要があると考えます。
射撃については銃規制の厳しい日本において、競技として県民に対して広く普及させるということは難しい状況かと考えます。また、ゴルフにつきましては、本県には供給過多とも言えるほど多くのゴルフ場がありますが、プレーするためには決して安くないお金がかかること、そして環境整備も広い敷地が必要なことから、今ゴルフ競技の振興はそもそも民間が主導という立場で難しいと考えます。
このように考えますと、誰もが気軽に楽しむことができる、現在日本の10代の若者の4人に1人が競技をしていると言われるサッカーが一番適しているのではないかと考えます。オリンピック・パラリンピック開催を機に県民にサッカーを広く普及させることは、健全な青少年育成はもとより県民の健康促進、サッカーを通じた地域づくりなど大きなムーブメントに広がることも期待されます。
確かにこれまで埼玉県は、静岡県と並ぶサッカー王国として君臨してまいりました。しかし、最近では、残念ながら高校サッカーにおいて著しい成績を残せていない状況が続いているとともに、Jリーグへの選手の輩出も減少しております。しかしながら、本県はさいたま市にJリーグ、J1のチームが2チーム存在することから、日本で唯一さいたまダービーの開催が可能な県であり、その試合が行われる際、スタジアムには老若男女、特にお年寄りのファンも多く詰めかけます。Jリーグ発足以前から、まだまだサッカーが日本で注目されていない時代からのサッカーファンが多くいらっしゃるのが埼玉県であり、まだまだサッカー王国だと胸を張って言えると私は考えます。
さて、東京オリンピック・パラリンピックにおいてサッカー競技を開催する際には、埼玉スタジアムのように実際の試合を行う施設はもとより、選手たちが事前に練習を行うためキャンプを張る施設等も必要になってくるものと思われます。こうした施設は国際的な基準に合致したものでなければならず、いわゆるナショナルトレーニング施設と言われるものは全国に3か所しかありません。福島県のJビレッジと静岡県のJステップ、大阪府のJグリーンです。しかしながら、皆様も御存じのとおり、福島県のJビレッジは福島第一原子力発電所事故に伴い事故対応の拠点となっており、今現在は全面閉鎖にて使用できませんので、実質的には2か所となっております。また、東日本で実施する東京オリンピック・パラリンピックという観点からすると、東日本にサッカーのナショナルトレーングセンターがないというのは残念な状況であります。
そこで、是非これを機に、サッカー王国埼玉の復権のために、本県にサッカーナショナルトレーニングセンターの誘致、新設を行ってはいかがでしょうか。これは提案ですが、廃校となった県立高校の跡地等を利用し、建設することで県有地の有効利用にもつながりますし、設置した暁にはこの施設を利用しようとする多くの人を県内外から呼び込むことができるものと考えます。
そこで、サッカーのナショナルトレーニングセンターの誘致、新設について上田知事にお伺いいたします。
また、東京オリンピック・パラリンピックの際、試合会場となる埼玉スタジアムを有する我が県に対しては、世界各国の出場国からキャンプ地を提供してくれないかという要望が集まることも予想されます。これに応え、特にサッカーキャンプの誘致を行おうとする県内市町村に対し、県として支援を行う考えがあるのか、県民生活部長にお伺いいたします。

A 上田清司 知事

日本サッカー協会は、強化拠点となるナショナルトレーニングセンターを全国で3か所指定している、ご指摘のとおりでございます。
そのうちの一つでありますJヴィレッジは、現在のところ福島第一原発事故への対応拠点として利用されており、活動が停止されているという状況でございます。
白土議員からは、その代わりとなるトレーニングセンターを閉校となった県立高校の跡地などに誘致したらどうだという大変すばらしい提案がございました。
ただ一方、御承知のとおり、まだ福島県が復興の途上であり、議員の御提案を検討する中でもですね、どのようなものか。
福島県そのものが、今復興の途上にあり、なおかつ福島県そのものも東京オリンピック前年の2019年4月までには、Jヴィレッジを再開させたいという考え方をもっておる。こういう状況が一つあります。
また、日本サッカー協会も「福島県の復興に役に立てば」という考え方に立って、施設再開後はオリンピック日本代表チームの強化拠点とするという考え方をもっておられて、福島県に同情的であります。
確かにサッカー王国埼玉の環境から考えれば、議員が熱い思いで訴えられていることについてもよく分かる部分があります。
しかし、一方では今の福島の現状をみると、ある意味では福島の復興のために我々のほうが一歩譲るべきではないか、というふうに私的には考えざるをえないと思っております。
5月に開催しました市町村長会議でも、佐藤雄平福島県知事をお招きし復興に向けた御講演もいただきました。
できる限り早い時期にJヴィレッジを再開させ、地域の復興に結びつけてほしいし、ある意味では埼玉県もしっかり応援すべきではないか。
また、本県にはアジア最大級のサッカー専用スタジアムであります、埼玉スタジアムがあります。
こうした恵まれた環境を最大限に生かして、東京オリンピック開催に向けてサッカー機運を高めていくチャンスは、いろんな形でまだあるのではないかというふうに思っております。
ことJヴィレッジを押しのけて、埼玉にナショナルトレーニングセンターをつくるということについては、温かい答弁でなくて、誠に申し訳ないと思いますが、御理解を賜りたいと思います。

A 福島 勤 県民生活部長

2020年東京オリンピック大会のサッカー競技は、東京都の2会場のほか、北海道、宮城県、神奈川県そして本県の埼玉スタジアム2002の6つの会場で行われます。
これらの会場で、現在の予定では世界各地の予選を勝ち抜いた男子16チーム、女子12チームが、メダルをかけて約60試合の熱い戦いを繰り広げることとなっております。
議員お話のとおり、本県にサッカーのキャンプ地を誘致することができればサッカーファンはもちろんのこと、地域の経済効果や地元のPRも期待できることから、県民の皆様も大歓迎することと思います。
これまで大会組織委員会から、ピッチの数や夜間照明の要否などキャンプ地の要件は示されておりませんが、県では、各市町村に現時点での誘致の意向や所在する競技施設について照会をしているところでございます。
これらの結果に交通アクセスや宿泊施設情報などを加えた上で、県内のキャンプ候補地情報として年内にまとめる予定でございます。
今後、県といたしましては市町村の意向や大会組織委員会が示すキャンプ地要件などを見極めながら、必要な支援の方法について検討をしてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?