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掲載日:2019年5月29日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (白土幸仁議員)

観光行政について~外国人観光客の誘致~

Q 白土幸仁議員(自民)

昨日は新井豪議員より質問もありました。是非執行部の皆さんは、新井豪議員の質問に関しましても実現をお願いしたいと思います。そして、私のほうから提案をさせていただきます。県が策定した平成24年度からの5年間の観光に関する施策展開の指針となる埼玉県観光づくり基本計画によりますと、本県への外国人観光者の訪問率は平成21年は1.8パーセント、22年は1.7パーセント、23年1.9パーセントとここ数年低空飛行にて横ばいとなっております。観光振興、観光づくりは地域の雇用、経済を支えることとなり、地域社会へ貢献することにもつながります。県内外はもとより海外からの観光客が増加することで県内経済が発展し、観光による経済的効果の利益を享受することができるようにすることが、今後の本県の観光行政にとって必要なことであると考えます。
そのため、この基本計画においては、外国人観光客の誘致が5つの基本政策の柱のうちの一つとなっており、本県の地の利を生かし首都圏を訪問した外国人を引き込むことや、直接アジアの国々に出向き観光PRを行うなどして外国人観光客の誘致活動を積極的に展開することとしております。しかしながら、現時点においても外国人の訪問率は相変わらず低いままであり、現状を改善するまでには至っておりません。
ここに一冊の英語の本があります。これであります。御存じの方も多くいらっしゃるかと思いますけれども、これは「ロンリープラネット」という英語の旅行ガイドブックであります。全世界118か国、650タイトルをそろえ、そのシリーズには南極まで網羅されております。英語のほかにもフランス語、ドイツ語、様々な言語で15か国語に翻訳され、旅行ガイドブックの世界シェアの25パーセントを誇っており、これは世界一となります。そのため、我が国を訪れる欧米の旅行者の実に約9割がこの本を参考に日本国内各地を旅行しているというデータもあります。
さて、この世界一のシェアを誇るガイドブックに、果たして我が埼玉県がどのように記載されているのでしょうか。外国人観光客の誘致を基本政策に上げ、様々な施策を講じている埼玉県であります。皆様も非常に気になるところだと思います。
ここにちょっとパネルを用意させていただきました。小さくてちょっと見えないかと思いますが、これが目次となります。この部分が関東になりまして、それをちょっと拡大させていただきました。これでもなかなか見えないかと思いますが、これがこの「ロンリープラネット」の目次であります。
この部分が関東になりますが、関東に関しましては、東京のほかに「Mt.Fuji and around Tokyo」とありまして、富士山とその周り、東京の周りとなっております。そして「Mt.Fuji area」ということで「Fuji five lakes」、富士五湖ですね。そして「north of Tokyo」、東京の北ということで日光、これは栃木であります。「Gunma Prefecture」、これは群馬県でございます。「Mito」、これ茨城県が載っております。それで「west of Tokyo」、これは高尾山だとか奥多摩、そして箱根、伊豆。そして「south of Tokyo」、南ということで横浜、鎌倉。「east of Tokyo」ということで成田が載っております。成田は千葉県でございますので。それで「Ogasawara」ということで父島、母島が載っております。結果、残念なことに一切埼玉県の記載がございません。残念なことに47都道府県中、唯一記載されていない県となっております。
しかしながら、世界シェアナンバーワンの旅行ガイド本、この「ロンリープラネット」の読者が選んだ2013年最もお勧めの旅行地の総合ランキングでは、1位がブータン、2位がタイ、3位オーストラリア、4位ニュージーランドに続き、第5位に我が日本がランクインされておりました。この結果は、旅行者にとって非常に重要な要件となる安全な国、移動手段が充実している国として、1位にランクインしていることによるものと推測されます。また、グルメの国としても4位にランクインされております。このように世界シェアナンバーワンの旅行ガイドブックが公平・公正な立場で、日本を勧めております。
この日本版ガイドブックには、四国88ケ所めぐりや新宿の思い出横丁、そして最新の東北地方の観光地までもが掲載されておりますが、我が県の小江戸川越や秩父、そして我が春日部市など全国でも有数の観光地を含む埼玉県の掲載が全くないというのは、外国人観光客を誘致する上では大きなマイナスポイントであります。
もちろん、昨日の新井豪議員の質問にありましたトラベルマートでのセールスや、旅行業者へのモニターツアーの実施も重要であり、こちらも推進する必要があります。しかしながら、私自身もそうですが、ほとんどの旅行者は、普通旅行に出発する前に事前に旅行ガイドブックを熟読し、行きたい場所を一所懸命に調査してから訪れるものと考えます。世界シェアナンバーワンの旅行ガイドブックに掲載されていないという事実は、訪問先としての選択肢の中にすら入っていないということであるため、多くの外国人観光客を呼び込むことは非常に困難というか、実質的には不可能に近いと考えます。
そのため、この旅行ガイドブックに既に掲載されている旅館や観光地への聞き取り調査や直接出版元にコンタクトをとるなどあらゆる方法を駆使し、この世界一の旅行ガイドブックに埼玉県が記載されるように努力をしていただく必要があると考えます。
まずは初めの第一歩、ガイドブックにおいて日本での旅行先の中の選択肢に入るというスタートラインに是非とも埼玉県が立っていただきたいと考えますが、産業労働部長に御見解をお伺いいたします。

A 山中 融 産業労働部長

ロンリープラネットやミシュラン・グリーンガイド・ジャポンなど外国人向け旅行ガイドブックに県内の観光情報が掲載されることは、外国人観光客の誘致に有効であると考えます。
ロンリープラネット社は、現在502タイトルの旅行ガイドブックを販売しています。
埼玉県の情報は、ハイキング・イン・ジャパンに「雲取山」の項目が掲載されているのみです。
ロンリープラネットを発行する会社には面会できる営業窓口がなく、有料広告も一切受け付けていませんが、唯一ホームページにメールで情報提供を受ける窓口があります。
早速、外国人誘致に積極的な23の市町、県物産観光協会、県内旅行会社と連携し、直接インターネットの窓口に県内の観光情報を提供していきます。
また、ガイドブック編集者の目に留まるよう、国内外に向け観光情報をフェイスブックやユーチューブなどで発信し続けてまいります。
今後、旅行ガイドブック「ロンリープラネット」に、川越や長瀞のほか、鉄道博物館、大宮盆栽美術館、秩父の芝桜などの花をはじめ、外国人に人気のある埼玉県の観光情報が数多く掲載されるよう働き掛けてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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