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掲載日:2019年5月29日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (権守幸男議員)

梨の害虫カメムシの対策について

Q 権守幸男議員(公明)

本県のナシの産出額は、果実全体の産出額のおよそ6割を占める重要な産品です。久喜、白岡、蓮田市、そして私の地元春日部市をはじめとする県東部地域は、そのナシの主要な産地であります。そのナシが今チャバネアオカメムシなどの大量発生により、大きな被害が懸念されております。県は2年ぶりに県内に病害虫発生予察注意報を出して、生産者に注意を呼び掛けているところであります。
カメムシに果汁を吸われたナシはくぼみができてしまい、商品価値はほぼゼロとなってしまいます。カメムシによる被害が発生すれば、生産者にとっては大変な痛手です。生産者が丹精込めて作ったナシは、例えば地元の春日部市では甘熟梨というブランドとして販売されており、多くのファンから愛されております。ある生産者の方は、「これからが本格的にナシ園にカメムシが飛んでくる時期で警戒を強めなければならない」とおっしゃっておりました。私は、カメムシによる被害が出ないことを切に望んでいるところであります。
害虫被害は一つ対応を間違えれば、容易に産地全体に拡大してしまうことが懸念されます。今回のカメムシ大量発生によるナシ園の被害を出さないためにも、生産者などへの現在の対応状況と今後の対策について農林部長にお伺いをいたします。

A 高山次郎 農林部長

カメムシは、果汁を吸うことでナシの果実にへこみや変形などの被害を及ぼすことから、県ではナシの病害虫として発生状況の調査をしております。
本年4月から6月上旬に行った定点観測による調査の結果、寄居町では過去5年間平均の3.8倍、久喜市では8.2倍のカメムシを確認いたしました。
気温の上昇に伴いナシ園にカメムシの飛来が増え、果実への被害が心配されますため、県では6月10日に「病害虫発生予察(よさつ)注意報」を出し、広く注意喚起したところでございます。
カメムシによる被害を最小限に抑えるためには、早期の発見と農薬の適正使用による徹底した防除が重要です。
夕方や早朝の散布、果樹園外周の丁寧な散布、地域での一斉防除で効果を高めることができます。
多目的防災網を設置している場合には、網の破れや隙間、裾のまくれをなくすことで高い効果が期待できます。
県では防除のポイントを資料として作成し、農協や生産者組合を通じてナシ生産者の皆さまにお知らせしています。
カメムシによる被害はナシの収穫が終了する10月頃まで懸念されております。
引き続き、現場の実態や発生状況を踏まえまして、その都度必要な情報を提供してまいります。
あわせて、生産者が集まる会議や各種講習会等で防除の具体的な説明を行うとともに、個々の相談に応じるなどきめ細やかな対応を図り、ナシへの被害の防止に最大限努力してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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