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掲載日:2019年5月29日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (権守幸男議員)

「ロコモ」について

Q 権守幸男議員(公明)

ロコモとはロコモティブシンドローム、運動器症候群の略称です。7年前に日本整形外科学会が、骨や関節、筋肉などの運動器の障害のために移動機能の低下を来した状態で、進行すると要介護のリスクが高くなることをロコモティブシンドローム、運動器症候群と定義しました。
ロコモ人口は運動器が衰え始める50歳代から急増し、高血圧症4千万人を大きく上回る4700万人と推定されております。平成22年度の厚労省の調査によりますと、ロコモは要支援・要介護になった原因の第2位で、第1位の脳卒中や第3位の認知症と並び、今や要介護となる三大要因の一つにもなっているほどです。
しかしながら、日本整形外科学会によりますとロコモの認知度は36.1パーセントで、認知度が90パーセント以上のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)、通称メタボの3分の1という低い状況です。まずは県民の方々にロコモに対する理解を深めてもらうことが重要と考えます。積極的に啓発活動をすべきと考えますが、保健医療部長に伺います。
さて、ロコモの予防策として、日本整形外科学会が高齢者に勧めておりますロコモーショントレーニング、通称ロコトレというものがあります。先日、私はロコトレを推進している第一人者の伊奈病院整形外科部長の石橋英明ドクターにお会いしてきました。石橋先生は、「まずは高齢者の方々にロコモとは何かをよく知ってもらって、ロコトレに取り組んでほしい」とおっしゃっておりました。
羽生市にあります県立誠和福祉高校のボランティアクラブの生徒たちがこの石橋先生の指導を受け、せいわハピネスロコモ体操なるものを考案したそうです。この体操は、ロコトレの基本動作である片脚立ちとスクワットなど7種類の動作を、生徒たちが高齢者の方々に元気になってほしいと選曲したアイドルグループ嵐の「ハピネス」というアップテンポの曲に合わせて表現されております。私は、先日、誠和福祉高校にお邪魔して、生徒たちの思いの詰まったせいわハピネスロコモ体操をクラブの生徒たちや校長先生、顧問の先生と一緒に楽しく踊ってまいりました。
健康長寿日本一を目指す本県だからこそ、今後はこのせいわハピネスロコモ体操も参考にしてロコトレを県内に普及すべきと考えますが、いかがでしょうか。
以上、二点について、保健医療部長にお聞きします。

A 石川 稔 保健医療部長

まず、県民に「ロコモ」に対する理解を深めてもらうための啓発活動についてでございます。
健康長寿埼玉モデル事業では、筋力アップトレーニングや足腰を鍛える体操などロコモ予防に効果のある事業を実施しています。
また、介護の分野でも高齢者の運動機能向上が介護予防に重要との観点から、様々な運動教室が多くの市町村で実施されています。
しかしながら、「ロコモ」という言葉の認知度はまだまだ高いとは言えない状況にあり、健康長寿計画の中でロコモの認知度の向上に取り組むこととしております。
県では、健康長寿サポーターの養成講習において、ロコモの意味やロコモが要介護となる原因の約2割を占めていることなど基本的知識を学んでいただいています。
また、片足立ちで靴下がはけるか、階段を上がるのに手すりが必要かといった「7つのロコチェック」の方法をお伝えし、御自身の健康状態を確認していただいています。
健康長寿サポーターは5月末で20,332人となりました。今後とも草の根レベルで健康情報を広める健康長寿サポーターの養成を通じて、ロコモの啓発を進めてまいります。
次に、「ロコトレ」の県内への普及についてでございます。
県立誠和福祉高校の生徒から、昨年9月、健康長寿サポーターの養成講習をきっかけに、地域の健康づくりに貢献したいとの要望をいただきました。
そこで、県が伊奈病院の石橋英明医師を紹介し「せいわハピネスロコモ体操」が誕生した経緯がございます。
この普及を図るため、これまで、地元羽生市の公民館などで高齢者を対象に5回のデモンストレーションを行い、好評を得ています。
一方、県民健康福祉村では、以前から埼玉県立大学の監修により作成したロコトレとなる「ときめき体操」を多くの県民の方々に体験をしていただいています。
県内の市町村では、独自に体操を作り、ロコモ予防の取組が広がっております。春日部市では「そらまめ体操」、東松山市では「ハッピー体操」、久喜市では「はつらつ運動」などでございます。
今後ロコモ予防となるトレーニングをさらに県内に普及させることにより、健康寿命の延伸を図り健康長寿社会の実現につなげてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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