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掲載日:2019年5月29日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (荒木裕介議員)

2020年東京オリンピック・パラリンピックにおける警備体制について

Q 荒木裕介議員(自民)

法治国家である我が国の生命と財産を守る警察官の業務が治安であることは、県民のみならず世界共通のものであります。ネット犯罪や暴力犯罪等犯罪件数は年々減少傾向にあるものの、その内容は振り込め詐欺を筆頭に最近は子供や女性が巻き込まれる犯罪も増加しており、目を覆いたくなる事案が目立っております。県内の交通死亡事故についても、近年は高齢者や自転車運転中における交通死亡事故も目立っております。これらの事件・事故に速やかに適切な処理を行う警察官には県民の絶対的な信用が必要であり、さらにはそれらの処理においても県民の期待に応える必要があると考えております。
一方で、犯罪抑止の観点から、イベント等における警備体制においても不測の事態、想定外という言い訳をすることなく、万全を期することは言うまでもありません。特に、6年後の2020年には東京オリンピック・パラリンピックが50年ぶりに我が国で開催され、本県でも3種目の競技開催が決定していることは、さきにも述べたとおりでございます。
言うまでもなく、東京オリンピック・パラリンピックにつきましては、世界各国から多くの外国人の来県が予想されることから、そうした外国人の方をおもてなしする上で、英語だけではなく多言語への対応を図るなど、広い視野を持った対応も必要ではないかと思います。
そのような中、多くの外国人観光客の来県が予想される埼玉県でテロ等の違法行為があった場合においては、埼玉県だけではなく日本国全体の信用も失われるといっても過言ではなく、東京オリンピックの成否にも関わるものとなるのではないでしょうか。我が埼玉県警察においては是非万全な警備体制を整える、どのような競技でも受け入れるといった姿勢で臨んでいただきたいものであります。
県警では、2002年に開催されたFIFAワールドカップサッカー大会における警備を経験していることから、その経験を踏まえ、2020年東京オリンピック・パラリンピックの警備の万全を期するためどのような警備体制を構築するのでありましょうか、警察本部長にお尋ねをいたします。

A 杵淵智行 警察本部長

同大会は、国際的に最高度の注目を集めるスポーツイベントであり、県警察といたしましては、その成功に向けて治安対策の万全を期してまいりたいと考えております。
警察の課題を整理して申し上げますと

  • 第1 良好な治安の確保と大会の安全かつ円滑な進行の確保
  • 第2 テロ等違法行為の未然防止と対処
  • 第3 関係者の安全かつ円滑な輸送の確保

の3点が重要になるものと考えております。
中でもテロ対策につきましては、過去、オリンピックでは、テロリストが選手宿舎を襲撃するなどの重大なテロ事件が発生していること、昨年、ボストンマラソンで爆弾テロが発生するなど、大規模なスポーツイベントがテロの標的とされていることなどを踏まえ、万全の備えをする所存であります。
具体的な警備体制は、これから検討していくこととなりますが、過去の例を見ますと、県内で4試合が行われたサッカーのワールドカップ大会では、警察本部に大会対応を担当する課を設置し、総合的な警備計画や輸送計画を立案するとともに、大会期間中は4日間で延べ約1万8千人の警察官を動員するなど、組織の総力を挙げた対策を講じております。
6年後のオリンピック・パラリンピックでは、サッカー10数試合のほか、射撃とゴルフも開催される見込みであります。単純に規模から考えましても、大会の注目度という点からも、サッカーのワールドカップのときの体制を上回る体制で取り組む必要があるものと予想しております。
県警察といたしましては、今後計画的に、テロに関連する情報収集活動、会場その他の重要施設の警戒警備、大会関係者や観客の輸送対策等の諸対策に必要な人材の育成、体制の確立、装備資機材の整備を図ってまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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