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掲載日:2019年5月29日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (蒲生徳明議員)

クラウドファンディングによる資金調達について

Q 蒲生徳明議員(公明)

クラウドファンディングとは、日本語で大衆からの資金調達という意味です。賛同するアイデアやプロジェクトに対し、誰でも簡単に寄附ができるネット上の仕組みのことで、大衆(クラウド)と財政的支援(ファンディング)を組み合わせた造語であり、ソーシャルファンディングとも呼ばれています。
インターネットで広くお金を集める取組には、被災者への支援活動などでよく目にするようになりましたが、そのほかベンチャー企業への出資や映画、科学研究への貸付けなど、現在、我が国でも幅広い分野への出資にこのシステムが活用されています。
昨年、神奈川県鎌倉市の観光商工課は、全国初の試みとしてクラウドファンディングを利用した観光施設整備資金調達事業「かまくら想いプロジェクト」を開始し、注目を集めました。鎌倉を応援したいと思う人たちから寄附を募り、より分かりやすく市内を観光していただけるよう、観光スポットを案内するルート板を新たに10基新設するプロジェクトでした。ルート板の設置には一基につき約10万円の費用が必要ですが、このプロジェクトは一口1万円の寄附をインターネットを通して募り、寄附をしていただいた方の名前を新設のルート板に刻むというもので、約3週間ほどで目標金額の100万円を達成しております。
また、大阪府は、「Osakaクラウドファンディングプロジェクト」として、ベンチャー企業の創出や中小企業による新事業展開の支援にクラウドファンディングを活用しています。このように今後税金に頼らない施策の一つとして、クラウドファンディングを活用し、地域振興に生かそうとする取組が更に広がりを見せると予想されます。
本県でも厳しい財政状況を踏まえ、クラウドファンディングを新たな財政確保の手段として活用するために、まず、多くの県民からの賛同が見込まれる分野でモデル的にスタートし、成功した暁には、様々な県政の重要課題に対し活用を試みてはいかがかと考えますが、企画財政部長の御所見を伺います。

A 中野 晃 企画財政部長

厳しい財政状況の中、県民の皆様から広く寄附を募り、これを県の事業に活用することは効果的であると考えております。
本県には県民の皆様から募った寄附を積立て、様々な事業に活用する仕組みとして、彩の国みどりの基金など6つの基金がございます。
例えば、彩の国みどりの基金は本県のみどりを再生し、豊かな自然を将来世代に引き継ぐため、平成20年度に創設したものでございます。
創設以来平成25年度末までに、多くの県民の皆様から2億6千万円以上の寄附を頂き、森林の再生や身近な緑の創出などの事業に活用してまいりました。
また、企業などからの協賛金も事業の財源に活用しております。
例えば、平成25年度に開催した第37回全国育樹祭では、65件、1,139万円の協賛金を頂き、広報費に活用いたしました。
本県では現在、寄附などの納付手段は金融機関での窓口納付に限っておりますが、他の自治体ではクレジットカードなどによる納付を導入している事例もあり、工夫の余地がございます。
議員御指摘のクラウドファンディングはインターネットが利用可能な環境であれば、誰でも容易に全国どこからでも寄附が可能な仕組みでございます。
一方で、仲介事業者に対する手数料の支払など新たなコストの発生や税制の寄附控除への対応など検討すべき課題もございます。
また、広く寄附を集めるためには、何よりも多くの皆様に是非この事業に参画したいという思いを持っていただける事業を選定することが重要でございます。
まずは、寄附の目的として何がふさわしい事業なのかを検討した上で、クラウドファンディングや寄附方法の多様化など寄附をしやすい仕組みについても研究してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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