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掲載日:2019年5月22日
Q 菅 克己議員(民主・無所属)
現在、積雪の深さを測る積雪深計は、埼玉県内に気象庁が保有する熊谷地方気象台に1台、秩父市街地に1台の計2台が設置されているだけです。今回孤立化した地域が多かった旧大滝村では、秩父市街地よりも更に深い積雪でした。正確なデータはありませんが、積雪の高さが人の背丈よりも高かった場所があると聞きます。気象関係者によると、そのときの気象状況にもよりますが、秩父地域は地形的に積雪が深くなりやすい地形のようです。
そこで、危機管理防災部長に質問いたします。秩父地域が大雪に対して的確な対応をするためには、何よりも正確な気象データ、特に積雪の深さを測る積雪深計を旧大滝村にも設置する必要があると思いますが、いかがでしょうか。
A 小島敏幸 危機管理防災部長
現在、県内では、熊谷地方気象台が熊谷市桜町と秩父市上町の2か所に積雪計を設置し、積雪量を観測しております。
また、この他12か所の気象観測所及びレーダーの情報を基に、1キロメートルメッシュごとの降雨量を観測しております。
これら14か所の観測所のうち、三峰など4か所の観測所が秩父地域にあり、きめ細かな観測が実施されております。
気象台ではこれらの観測を基に雲や気温の状況、過去の観測データなどを踏まえ降雪の予報をしております。
旧大滝村地域に積雪計が設置されることは、より的確な防災対策につながるものと考えます。
県といたしましては、今回の降雪を踏まえ、まずは気象台に検討を働きかけてまいります。
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