埼玉県議会 県議会

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掲載日:2019年5月30日

平成26年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (山下勝矢議員)

小中学生に対する近現代史教育について―平和資料館に併設する形で近現代史勉強館を―

Q 山下勝矢議員(自民

私は、今年改装、リニューアルされた平和資料館を見学をしました。そこには、平和資料館を見学した児童生徒たちの作文が張り出されていました。「戦争はよくないと思う。やはり命は大切だと思う。平和はすばらしい」という文章が並んでいました。しかし、私は、願わくばもう一歩進めて、戦争と平和についてもう少し深い感慨を持てるように教育してほしいと思いました。
上田知事が昨年の一般質問の御答弁で述べられておりますように、私も平和はただ祈っているだけでは決して実現できないと思っております。日本の近現代史を学び、特に太平洋戦争において世界共通用語となっている「カミカゼ」をはじめ、日本がどのように戦って、そしてなぜ戦争に負けたのかを簡単にでも学んでから、その後に平和資料館の展示物を見てほしいと思います。
そこで、これほどまでに歴史論争が拡大している中、将来の日本を担う小中学生にも日本の近現代史をしっかり教育していく必要があると思いますが、教育長のお考えをお伺いします。
また、平和資料館に併設する形で、近現代史の勉強館や資料館を造れないでしょうか。もしくは平和資料館の一室を借りて、少なくとも小中学校の社会科見学に際し、平和資料館に入る前に同館の教室で日本の近現代史、太平洋戦争で日本がいかに戦い、どうして敗戦国になったのかを、持ち込み型の展示物を使ってなど勉強してから平和資料館に入ってもらえるようにできないでしょうか。併せて教育長にお伺いをします。

A 関根郁夫 教育長

まず、「子供たちに日本の近現代史をしっかり教えるべきであること」についてでございます。
日本の近現代史の学習を充実させることは、子供たちが我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め、国際社会における平和で民主的な国家・社会の形成者となる上で大変重要なことであると考えております。
平成20年の中学校学習指導要領の改訂では、社会科の改訂の要点として「近現代の学習の一層の重視」が掲げられるとともに、授業時間が増加されました。
県教育委員会といたしましては、日本の近現代史の指導がしっかり行われるよう市町村教育委員会に対し、今後も引き続きその徹底を図ってまいります。
次に、「近現代史勉強館・資料館をつくれないか、もしくは平和資料館の教室で太平洋戦争について勉強してから資料館に入るようにできないか」についてでございます。
新たな勉強館・資料館をつくることは、現状では難しいと考えておりますが、平和資料館には、小中学校が事前学習を行うのに十分な広さをもつ講堂が既に整備されております。
学校で十分に学習した上で、入館前に講堂で近現代史や太平洋戦争の説明を受けて見学することは、子供たちに資料館の展示等をよりよく理解させ、平和な社会の実現に努めることの大切さに気付かせる上で大変効果的であると考えます。
平和資料館の展示内容は近現代史の学習に役立つものと認識しておりますので、昨年10月にリニューアルした平和資料館を利用する際には、御提案の入館前の事前学習を実施するよう働き掛けてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。 

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