埼玉県議会

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ページ番号:27643

掲載日:2019年5月30日

平成26年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (江野幸一議員)

「彩の国大さいたままつり」の開催について

Q 江野幸一議員(刷新の会

私は、以前一般質問におきまして、知事に、県民の皆様がわくわくするような新たな夢を描いているのかとお伺いいたしましたが、知事からは、わくわくとした気分というのは世の中で大事なことだと思うとの答弁をいただきました。
今から26年前の昭和63年、1988年、この年は青函トンネル、瀬戸大橋が開通した年であるとともに、バブルの時代とあって、全国各地で地方博が花盛りの年でもありました。各地では、それぞれ趣向を凝らした博覧会が開催されました。我が埼玉県も、同年の3月19日から5月29日まで、熊谷市で「88さいたま博覧会」が開催され、250万人を超す入場者で大変にぎわい、会場では、リニアモーターカーや各展示館など様々な技術、産業、文化が紹介され、間近に迫る21世紀に思いをはせた博覧会となりました。
私は、当時、どのような博覧会になるのだろうと期待とわくわく感を持った記憶があります。この「88さいたま博覧会」では、動夢さいたま21をはじめとする未来を語る様々なパビリオンが出展され、話題を提供してくれました。中でも、「88さいたま博覧会」で運行実験されたHSSTやリムトレインのリニアモーターカーは大きな話題を呼び、その後、当時運行されたリムトレインの技術は、地下鉄の都営大江戸線などに採用され、大きな話題ともなり、現在も運行されております。このように、「88さいたま博覧会」で発表された農業、工業、商業、そして県内各地の文化や伝統芸能は大きな話題となり、郷土の誇りにもなったと思います。
そこで、知事に提案をさせていただきます。平成26年度予算におきましても、各部署で様々な催しやイベントが計画されておりますが、さいたま博覧会のような大きなイベントではなく、各部署で開催する催しやイベントを総括するような形で、埼玉県の良き伝統や文化、そして未来を担う農業、工業、商業の発表の場となるような、「彩の国大さいたままつり」を開催したらいかがでしょうか。また、開催地につきましては、常に同じ場所ではなく、県内をくまなく回れるように、例えば現在10の地域に区分けされている区域を1年ごとに回るとすれば、開催地は10年に1度、全県下が集う祭りを開催することができることになり、大いに盛り上がるのではないかと考えます。知事もそろそろ、どかんとでかい祭りを打ち上げませんか。お考えをお伺いいたします。

A 上田清司 知事

最近のイベントをそれなりに研究しております。傾向として、目的がはっきりしているものに訪れる客が多い、という傾向があるようであります。したがって開催に当たっては、イベントの性格というものを明確に絞り込むような傾向があるようです。
こうしたことから、多くの要素を盛り込んだ総合的なイベントというのは、期待どおりの集客が行われないというような傾向があるようです。
このため、県の各課所が実施するイベントも、その目的に応じて、対象者や会場、内容を検討した上で開催しています。
昨年10月に開催した「アニ玉祭」というアニメファンに向けたイベントはその代表例であります。
人気声優やアニメソング歌手のトークショー、コスプレコンテストなどで、こんなものでと私自身も思うくらい、2日間で約6万人集まりました。
「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」では過去11回開催しておりますが、毎回会場を変えながら、昨年は飯能市を会場として開催し、約9万5千人の来場があります。
昨年11月に開催された、これは県ではありませんが、羽生市の「ゆるキャラサミットin羽生」では、2日間でゆるキャラのナンバー1を決めるということもあり、「ゆるキャラグランプリ」の成績発表もあって、2日間で45万人の来場がありました。
このほか、埼玉県に関わりの深い主催、共催では、「彩の国食と農林業ドリームフェスタ」や「彩の国ビジネスアリーナ」は、毎年多くの来場者を迎えるイベントとして定着しています。
こうしたイベントを、仮に1つの会場の中に全部入れるということになると、相当な場所や空間が必要になる。そして悪天候の場合、中止となった場合、費用負担は誰がするのか、税金でまかなうことが可能なのか、あるいは交通手段をどうするのかなど、いろいろ思い浮かべると困難なことも多いと考えざるを得ないと思っているところです。
つまり、税金を含めてどのくらいこうした課題に対して考えていけばよいのかということを少し検討させていただきましたが、なかなか今のところ有効な解決方法を見い出しておりません。
これまで本県では、国や民間の行事やイベントを積極的に受け入れてきました。
御承知のとおり、平成16年の彩の国まごころ国体、18年のバスケットボール世界選手権大会、19年のジャパンフラワーフェスティバル、20年の高校総体、21年の生涯学習フェスティバルなど、ほぼ毎年のように会場があるということもあって受け入れてきました。
実際、今年3月にも、さいたまスーパーアリーナで世界フィギュアスケート選手権が開催されます。
いずれのイベントも、開催地としての若干の負担がありますが、その負担をはるかに超える経済効果が高い、そして多くの方にまさにわくわく感を与えることができると思っています。
現在の県のイベントの開催に当たっての考え方については、そういう意味での御理解をいただきたいと思っております。
いずれさいたまスーパーアリーナを1ヶ月くらい借り切って「埼玉未来博」のような大きなイベントを構想して、社会転換の過渡期にあるこういう時期に未来の文明とはどういうものかということを差し示すような様々な展示、あるいは実験などが提示できれば、そういうことをやることは大変意義深いことではないかと思っております。
当面、まだまだ財政も含め埼玉県のことを考えれば、多くの県民のみなさんにわくわくとした気分を感じていただけるように、今は、他人のふんどしで大きな相撲を取る、というようなことで御理解を賜りたいと思います。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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