埼玉県議会

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ページ番号:27447

掲載日:2019年5月30日

平成26年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (江野幸一議員)

ペット化社会の背景と警告について

Q 江野幸一議員(刷新の会

同じく財団法人日本開発構想研究所が発表したレポートの中で、ペット化社会の背景と警告について、生物は動植物の差はなく、生きていく最大の責務は、次世代への種の繁栄のために自己犠牲をいとわないという生存競争の鉄則化で生きているとしています。少子化は、この基本的な生き方を捨て、本質的にゆがんだ社会を作り上げるという一面を有しています。
しかし、子育てという本能は、個人の判断で捨てられるものではない。この穴を埋める社会的行動として、ペットの飼育が大流行し、ブームとなっている。こう考えると、この狭い列島に数千万匹の犬や猫が飼われているのは、経済的、社会的に極めて異常な社会と言うこともできる。その裏には、家庭の崩壊と家族関係の希薄化という本来的な人間関係の破壊があり、人々の生存エネルギーがペットに向かっているのではないか。そして、この問題の是正は、権力機関だけが取り組むものではなく、社会的な基礎課題として官民一体となり、産学官が一体となって取り組むべきで、国民の認識確立と世論形成をしなければならない課題であると書かれております。
私も、現在の社会の中で癒やしを与えてくれるペットの存在感については大いに理解をいたしますが、同時に、ペット化社会での家族関係の希薄化という本来的な人間関係が破壊されているのではないかという危惧を抱かざるを得ません。そこで知事に、ペット化社会の背景と警告についてどのようにお考えなのか、お伺いいたします。

A 上田清司 知事

そもそも犬や猫は人間の友でもございます。
とりわけ犬は、番犬、猟犬であり、人間以上に強い猛獣と戦う場合、貴重な戦友でもあったことが歴史上明らかであります。
10万年の人類の歴史からすると、例外を除けばペット化というのは現代の話とも言えるのではなかろうかと言えます。
ペットは今では精神医療の分野でも有効に活用されています。
また愛情や思いやりなどの子供の情操教育にも大変効果がある、そういう仕組みもございます。
現在、少子化、未婚化や核家族化の中で、ペットが大事にされています。
江野議員は、家族関係の希薄化という本来的な人間関係が破壊されているという問題意識を持っておられるようでございます。
私もそうした議論があることは何かの論文で読んだこともございます。
家族関係の希薄化に対して、逆にペットがかすがいになっている場合もあるかもしれません。
私も時々妻との会話の中で、どうかすると犬の話になっていたりして、そういう意味では会話を増すことにつながっている、決して希薄化ではなくて濃密になるところもございます。
江野議員の問題提起に対して、私はまさに、肯定すべきものは肯定して、そして、否定すべきものは極小化する、こういう作業が必要ではないかというふうに思っております。
この極小化する部分を列挙していると時間もございますので、御理解を賜りたいと思います。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。 

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