埼玉県議会

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ページ番号:27418

掲載日:2019年5月30日

平成26年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (中川 浩議員)

交通死亡事故減少対策の更なる取組とは何でしょうか?―死亡事故御遺族と接する場と、啓発品配布を―

Q 中川 浩議員(民主・無所属

6点目に、交通死亡事故減少対策について質問いたします。
今、私の声を聞いていただいている皆さん、皆さんがもし交通事故防止対策の担当者でしたら、死亡事故を減少させる何を新たな対策として自ら提案し、取り組もうとされるでしょうか。交通死亡事故は、県警などの取組により減少してきておりますが、過去の全国の死亡事故者数をおおむね4年分を足せば、東日本大震災の死者数を上回ってしまいます。義務教育の学校で、日本人全員が人を傷つけたりしてはいけないと教わり、運転免許を取得した全員が無謀な運転、不注意な運転はしてはいけないと教わりますし、交通違反をすれば更に講習時間は長く教えられるのに無謀運転はなくならず、死亡事故がなくなることはありません。それは、どうしても事故が他人事であり、自分は交通死亡事故は起こさないと、どこか過信があることに気付いていないからではないでしょうか。
私は先日、埼玉県が主催した犯罪被害者支援県民の集いにお邪魔して、会場にはメッセンジャーと呼ばれる交通事故に遭って亡くなられた方々の等身大パネルが展示してあり、亡くなった方々の在りし日を静かに語っておりました。お一人お一人のメッセンジャーに目を通してみますと、当たり前のことですが、交通事故で亡くなった方には、ここにおられる皆さんと同じように人生があり、将来の夢や希望があり、親、子供、兄弟などの家族がいた方が奪い去られたのが実感させられます。残された家族は喪失感に襲われ、子供ならなおさら成長にも影響があることでしょう。また、一家の大黒柱を失って生活が一変した方もおられます。
私は、メッセンジャーを見させていただき、そして交通事故で命を落とされた方の御遺族にじかにお話を伺い、本日もお越しですが、心を打たれました。私もそうですが、ここにいらっしゃる皆さんも、これまで講演会や講習会で様々な方のお話を聞かれたと思いますが、人生がそれによって変わったという機会はそれほど多くないと思います。人が変わるのは、いても立ってもいられなくなって初めて変わるきっかけになるのではないかと思います。安全運転に気を付けるかどうかは、結局のところドライバー本人の性格によるものが大きいと思いますが、性格はそう簡単には変わりません。だからこそ、よりインパクトのある効果的な新たな交通死亡防止対策が必要だと思うのです。免許講習で御遺族の方々の話をビデオで聞く取組は、既に埼玉県でも実施されているとのことですが、私は御遺族の方と何らかの交流をしていただいたほうが、より心に響くと思います。
そこで、交通事故遺族を直接身近に感じられるよう、例えば免許講習や主要駅で行うイベントなどの場で訴えることはできないでしょうか。また、交通事故遺族の方を目の当たりにした人が車のエンジンキーを回すときにも、そのことを思い出せるように、交通事故遺族の方々から県民に直接何らかの啓発品を配る、官民一体となった取組が必要だと思いますが、いかがでしょうか、県警本部長のお考えをお聞かせください。

A 杵淵智行 警察本部長

県内の交通事故死者数は、最多となった昭和45年の845人から、この40年余で4分の1以下となる180人まで減少いたしました。
しかし、朝元気に家を出て行った家族が、突然交通事故で亡くなり、無言の帰宅をするという現実に直面した御遺族の悲しみは図り知れないものがあります。
県警察といたしましても、更なる交通事故の減少を図るとともに、交通死亡事故が発生しない日を一日でも多く、また、長く続くように取組みを進めています。
県警察ではこれまでも、交通事故の被害者や御遺族に講演をお願いし、交通事故や犯罪捜査に携わる警察職員への講習を実施しています。
また、警察が業務委託している安全運転管理者講習では、交通事故の被害者や御遺族、支援団体職員の講演も取り入れております。
今後とも、議員の御提案も参考にしつつ、被害者や御遺族、関係者の意向も踏まえ、交通安全に関する各種行事や研修等に参加していただくなど、県民の心に伝わる、より効果的な啓発活動に努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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