埼玉県議会

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ページ番号:27450

掲載日:2019年5月30日

平成26年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (宮崎栄治郎議員)

脱法ドラッグ対策について

Q 宮崎栄治郎議員(自民

去る2月4日、福岡市で乗用車が次々と車と衝突し、10人以上のけが人が出たとテレビなどマスコミで大きく報道されました。テレビやユーチューブの映像では、事故を起こした車は周りの車にぶつかり続けるなど尋常な様子ではなく、その後の報道などによると、運転手は脱法ハーブを吸って運転していたとのことでした。また、現場を目撃した人によると、車がガードレールに衝突して停止した後も、助手席の男性は窓ガラスをけりながら奇声を上げていたということで、脱法ドラッグの恐ろしさを思い知らされた事件でもございました。
従来、我が国の薬物乱用の中心は覚醒剤と言われておりますが、最近は脱法ハーブあるいは脱法ドラッグと言われるものが、持っているだけでは捕まらないなどとして、若者の間で流行しているようです。この考えの軽さが大変恐ろしいことだと思います。
そこで、保健医療部長にお伺いいたします。
県内には、どのくらいの脱法ドラッグ販売店舗があるのか、実態を把握しているのでしょうか。
また、国においては規制強化のための薬事法により、昨年1月に79であった物質を1,360と規制をかけたとお聞きします。しかし、その実効性を上げるためには、県がこれらの物質を速やかに検査できる体制を早急に構築すべきと考えますが、保健医療部長の御所見を伺います。
さらに、薬物を防止するためには、指導、取締りの充実とともに啓発運動も重要と考えております。先日、ライオンズクラブの女性の方々が私の地元の中学校で、薬物の危険性について講演会を行っているところを拝見いたしました。「ダメ。ゼッタイ。」と書いたたすきをかけ、DVDなどを用いて一度使ったら抜け出せなくなるなどと一所懸命説明をしていて、多くの中学生にその熱意が伝わったようであります。様々な職業の方がボランティアとして活動していることに頭の下がる思いでございます。県として、こうした心ある方々を組織的及び技術的にバックアップしていくべきだと考えます。保健医療部長に併せてお伺いします。

A 奥野 立 保健医療部長

まず、県内の脱法ドラッグ店舗の実態についてです。
県内の販売店舗につきましては、平成23年度以降、延べで42店を確認しております。
店舗の多くは県南地域にあり、雑居ビルやマンションの一室、雑貨店の一角などで脱法ドラッグが販売されております。
これらの店舗に対しましては、警察本部と合同で立入りを行い、文書で販売の自粛を要請するなどしてまいりました。
その結果、最大で28あった店舗が現在は13にまで減少しております。
次に、検査体制の構築についてでございます。
現在、県では販売店への立入りの際に、新たに展示されたものなど疑わしいものを中心に買い上げ、衛生研究所で規制物質が入っていないか検査をしております。
昨年度は52検体を買い上げ11検体の違反を発見し、違反品については警察に情報を提供しております。
今後は、4月に吉見町に移転する衛生研究所に最新鋭の質量分析装置を導入し、1,360すべての規制物質を分析できるよう体制を強化してまいります。
次に、薬物乱用防止に御協力をいただいているボランティアに対するバックアップについてです。
薬剤師会や保護司会・ライオンズクラブなどで活動されている方400名を薬物乱用防止指導員に委嘱をし、啓発活動をお願いしております。
指導員には、小・中・高等学校の児童・生徒を対象に年間約160回の薬物乱用防止教室を開催していただいております。また、地域のイベントなどに合わせた若者への啓発活動にも大変熱心に取り組んでいただいております。
こうした指導員には、薬物乱用に関する専門家によるレベルアップのための研修会などを定期的に実施しております。
また、薬物乱用防止教室で使うテキストには、新しい規制内容など最新の情報を提供しております。
今後とも、ボランティアの方をはじめ民間の御支援をいただきながら脱法ドラッグなどの薬物乱用防止にしっかりと取り組んでまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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