埼玉県議会

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ページ番号:27569

掲載日:2019年5月30日

平成26年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (宮崎栄治郎議員)

「埼玉県5か年計画―安心・成長・自立自尊の埼玉へ―」について

Q 宮崎栄治郎議員(自民

この計画は、県議会の決議を経て平成24年度からの5か年に取り組むべき施策の体系を明らかにしたもので、県政運営の基本となる総合的な計画であります。県議会では、この計画の策定に当たり、議会あり方研究会において県民の要望に的確に対応し、計画案の策定段階から積極的に関与してまいりました。そうした経緯からも、私はこの計画の着実な実行と、そのためのしっかりとした進行管理というものに大きな関心を寄せているところでございます。
県では、計画に掲げた施策指標の進捗状況を確認するとともに、県民の皆さんの満足度を調査し、より県民ニーズに即した施策を展開するための評価を行っているところでございます。この評価結果につきましては、県のホームページに公開されており、調べたところ、次のとおりでした。
まず、施策指標の進捗状況については、平成25年12月時点で全指標の8割以上が策定時と比べて改善をしておりました。一方で、交通事故死者数、就業率、審議会などにおける女性委員の割合、社員を海外研修に派遣した県内中小企業の割合、アユがすめる水質の河川の割合、外国人の支援を行うボランティアの登録者数の3つの指標は策定時より悪化をしております。
また、今年度実施した県政サポーターを対象とする満足度調査では、「満足」、「ある程度満足」と回答した人の割合は全体の51パーセント、およそ半数の人が満足している状況ですが、まずまずと見ることもできますけれども、一方では半数の人が満足していないという状況でもあると思います。現在、計画期間の5分の2が経過したところでありますが、進捗が思わしくない指標の存在や、満足度調査の結果を踏まえて5か年計画のこれまでの進捗状況をどう評価するか、また、併せて5か年計画の着実な実行に向けて、どのように取り組んでいかれるのか、知事に併せてお伺いをいたします。

A 上田清司 知事

5か年計画の進行管理に当たっては、68の指標のチェックと県政サポーターを対象とする県民満足度調査を行っております。
指標については、平成25年12月時点で68の指標の約84%に当たる57指標が策定時に比べ改善をしております。
議員からお話がありました「交通事故死者数」、「審議会などにおける女性委員の割合」など、いずれも年単位で数字が変動する場合がございます。
私も議員から御指摘をいただき、おやっと思って確認をしたんですが、この評価に当たっては、若干ご理解いただきたいと思います。トレンドでどうだろうかという考え方でございます。
まず、「交通事故死者数」については、平成15年は369人でした。
年々数が減りまして、5か年計画策定時の現状値とした平成22年は198人。議員が指摘された平成24年は残念ながら200人となりました。
しかし、最新の平成25年では180人に改善しております。
全体としてのトレンドは、私は、年度年度で少し変わるかもしれませんが、良くなっている。このように思っております。
また、「審議会などにおける女性委員の割合」についても、5か年計画策定時の現状値とした平成22年度は35.7%、平成24年度には34.6%になっております。
しかし、平成18年度の30.5%と比較しますと、4.1ポイント上昇しているトレンドにあるのではなかろうかと思っております。
一方、県民満足度調査は、原則継続して登録していただいている県政サポーターに対する定点調査として平成20年度から始めたものでございます。
これまでの推移を見ますと、開始時点の満足度が41.5%でしたので、若干波がございますが、10ポイント程度伸びていると思っております。
ただ、御承知のとおり、というか、御理解のとおり、51%という数字が満足なのか、不満足なのかというのは、議論があるというふうに私も思います。
より高いレベルで満足出来るように、一生懸命取り組んでいきたいと思っております。
次に、今後の取組についてでございますが、先日、一般財団法人日本総合研究所の編集による「全47都道府県幸福度ランキング2014年版」が刊行されました。
これは、全国の都道府県を健康、文化、仕事、生活、教育の5分野60項目の指標から分析して、それぞれのランキングを付けたものでございます。
例えば埼玉県、映画館の数が一番対人口比で少ない。だから幸福でないというこの指標には、若干疑問があります。
シネコンの数で言えば、相当多いということになりますので、いろんな指標に課題はあると思いますが、60項目もありますので、この全体評価というのは私はよく理解をして目標にしなければならないのではないかと評価をしております。
総合点でトップに立ったのは福井県で、以下東京都、長野県、鳥取県、富山県という順位で続いてます。
下から見ますと、最下位は沖縄県で、46位が高知県、45位が青森県、そして宮城県、大阪府と続いております。
我が埼玉県のランキングは16位でございます。この本によれば、埼玉県の総評として、「国際意識が高く、健康づくりが根付いた埼玉」というような総評が出ております。
私はかねてから刑法犯の認知件数や重要犯罪の検挙率、公立中学校の不登校生徒の割合、納税率など、データで県のポジションを客観的に確認するように努めてまいりました。
それぞれの分野で、県の強み・弱みを分析することで、新しい発想や改善につながるものだと思っております。
改善していない5か年計画の指標もございます。
なぜ悪いのかその理由を徹底的に分析し、改善に向けた取組を進めて、5か年計画を着実に進めていきたいと考えております。
例えば、「交通事故死者数」についても、多数を占める自転車事故を減らすために、ヘルメット普及促進、クロスバイクを用いた警察官の警ら・広報活動の強化などを行って、大幅に減らすことが可能ではないかというふうに考えたりしております。
あるいは、御指摘もありました通学路の安全対策として路肩を緑色に着色し、児童の歩行空間と車道を明確に分離する「グリーンベルト」の整備などを行っていくなど、こうして弱み強みというものをしっかり見極めて、5か年計画の中身をさらに充実させていきたい。このように考えているところでございます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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