埼玉県議会

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ページ番号:27458

掲載日:2019年5月30日

平成26年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文 (吉田芳朝議員)

雪害対策について

Q 吉田芳朝議員(民主・無所属)

東日本を中心に降った記録的な大雪は、県民生活に大きな傷跡を残しました。また、県内でも秩父地域をはじめ県北地域等々、交通途絶等により多くの方が孤立を余儀なくされ、不安な思いで過ごされた方が大勢いらっしゃいます。今回の降雪で被害に遭われた方々、また、農作物そして畜産物被害や農業・畜産用施設の倒壊などの被害に遭われた多くの方々に心よりお見舞いを申し上げます。

さて、これほどまでに大雪の被害が生じているにもかかわらず、多くのマスコミはオリンピックの報道が大部分であったように感じます。大規模災害は行政、消防、警察、自衛隊だけでは乗り切れません。行政とマスコミがしっかりと情報共有を行い、マスコミが的確に県民に情報提供を行い、県民の皆様からの協力を取り付けなければ災害は乗り切れません。埼玉県が自衛隊要請を拒否したかのように描かれてしまうこと自体、連携がとれていないことの証でもあります。報道機関に対しても、県として今後もしっかりと対応、連携をしていただきたいと思います。

もちろん一方、埼玉県として今後取り組まなければならない課題も何点かあると考え、次の二点についてお伺いをいたします。

第一に、今回の雪害により被災された農業・畜産関係者をしっかりと救っていただきたいと思います。わが会派の有志が早速現地に入ってきましたが、深谷市をはじめ県北地域ではそのほとんどのビニールハウス棟がつぶれており、その処理をどうするのか、そして今後どうするのか。後継者がいらっしゃらない方などは、これを機にやめてしまおうという話も多く出ています。

今、最も大切なことは、スピーディーな対応とお金です。まずはハウスの処理をどうするのか、共同処理を県が中心となってできないか、財政支援をどうするのか、農家・畜産関係者がやめずに済むようなあらゆる対策をスピーディーに打ち出していただきたいと思います。

先週18日には、我が会派からも緊急要望をさせていただきました。その要望も踏まえ、知事からご見解を求めます。

第二に、除雪作業のルールづくり等ができないでしょうか。わが会派の田並議員が、まずは救急車がいち早く通れるよう病院など拠点施設を中心に早急に除雪の要請を行い、県は素早く対応をしていただいたようであります。一方で、国が直接管理する国道のほうの除雪が遅れていたなど、国、県、市町村との情報共有が行われていなかったためにばらばらな対応も散見されました。

今後、病院など重要な施設を考慮した除雪指針のようなルールづくりができないでしょうか、知事にお伺いをいたします。

A 上田清司 知事

2月14日から15日にかけて東日本を中心に降った記録的な大雪は、秩父で98センチになるなど、県民生活に想像を超える被害をもたらしました。

農業においても県北部を中心に、きゅうりやいちごなどの農作物、パイプハウスや鉄骨ハウス、畜舎など甚大な被害が発生いたしました。

被害に遭われました生産者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

私も被災現場を見て生の声を聞いてまいりました。

議員御指摘のように、このままでは生産者の生産意欲が削がれ、野菜の産地が大きな打撃を受けてしまう。まさにスピーディーな対応が必要であります。

県では、埼玉県農業災害対策特別措置条例に基づく特別災害に指定し、次に作付けをする種と苗、肥料代の助成やハウスの復旧に要する資金の無利子化などを行います。

あわせて、早期の営農再開に向け、倒壊したハウスの撤去費用の助成について、平成26年度の補正予算案へ計上を検討しております。

また、国に対して農業被害対策について緊急要望したところ、農業用ハウスなどの再建、修繕への助成が認められております。

さらに、金融機関に対しても経営再建資金を円滑に融資することや借入金の返済などに対する相談へのきめ細かな対応などを要請いたしました。

早速、新規融資や借入金返済の条件緩和をすることなどを表明していただいております。

今後とも、県として被害を受けた生産者が農業を早期に再開できるよう迅速かつ全力で支援いたします。

次に、除雪指針の整備についてでございます。

道路の除雪は、国、県、市町村の各道路管理者が、緊急輸送道路など路線の重要度や積雪深さ、交通量などを踏まえ、作業箇所や開始時間などを判断し実施しております。

例年の降雪量であれば、各道路管理者がそれぞれ対応することにより、大きな問題は生じておりません。

しかし、今回の大雪は、熊谷地方気象台で統計のあるおよそ120年間で最も多い積雪という、これまで経験したことのないものでございました。

秩父県土整備事務所では、民間33社、66台の除雪車の状況を徐々に掌握し、最終的にはコントロール下に置いて新潟県、十日町市の除雪車も含め、必要な箇所へ順次派遣をすることができました。

お話のように、大雪の際、各道路管理者が協力して地域の拠点病院など重要施設への経路を優先的に除雪することなどは、極めて効果的だと考えられます。

このため、今回の大雪への対応を多角的に検証する中で、より効率的な除雪に関する指針の策定については、検討させていただきます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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