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掲載日:2019年5月31日

平成25年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (鈴木 弘議員)

JR高崎線・宇都宮線の東京駅乗り入れについて

Q 鈴木 弘議員(自民)

JR高崎線・宇都宮線の東京駅乗入れのため、上野─東京駅間に建設中のいわゆる東北縦貫線については、平成20年5月の工事着工から5年が経過しました。その間、東日本大震災の影響により、平成25年度の開業予定が1年間延長されましたが、先日の報道によれば平成26年度末に開業する見込みで、上野東京ラインという愛称がつくとのことであります。
JR東日本の計画概要によりますと、東京駅─上野駅間に新たに路線を敷設し、神田駅付近の東北新幹線高架橋と縦走し、高崎線、宇都宮線、常磐線の各方面から東海道線、東京・品川方面への直通運転を可能にするとのことです。現在、高崎線、宇都宮線を利用して都心に出向く際には、混雑して複雑な上野駅での乗り換えが必ず必要になります。東北縦貫線が完成すれば上野駅での乗り換えがなくなるので、所要時間の短縮が可能になるとともに、並走する京浜東北線などの混雑も大幅に緩和され、都心へ出向く県民の皆さまの利便性が大きく向上することになります。多くの県民が一日も早い本事業の完成を待ち望んでいるところです。
また、東京駅乗り入れに際しては、東海道線と直通運転することから、都心を越えてさらに神奈川方面へ向かう県民の利便性向上の観点からも重要であると考えます。常磐線の列車が東京駅に乗り入れるとの話もありますが、できるだけ多くの高崎線・宇都宮線の列車が東海道線へ直通することを望んでおり、JR東日本へしっかり要望していただきたいと考えております。
さらに、こうした高崎線・宇都宮線の東京乗り入れを機に、私の地元宮原駅の利便性向上についても実現していただきたいと存じます。宮原駅周辺は広い範囲にわたって住宅地が形成され、近年大型マンションも次々と建設されております。それに伴い、宮原駅の乗車客数は平成14年度に19,180人であったものが平成24年度には23,383人と、ここ10年で21パーセントも増加しています。東北縦貫線による東京駅乗り入れを機に、発展著しい宮原駅に快速列車を停車させるなど、利便性の向上を図っていただきたいと考えております。
そこで、東北縦貫線の工事の進ちょく状況、できるだけ多くの高崎線・宇都宮線を東海道線に直通させるという要望、宮原駅の利便性向上の3点について、企画財政部長のご所見をお伺いいたします。

A 中野 晃 企画財政部長

まず、東北縦貫線の工事の進ちょく状況についてでございます。
JR東日本からは、「先般、上野東京ラインという愛称が決定した東北縦貫線は、建設スペースが狭隘(きょうあい)な神田駅付近で新幹線の高架橋の上にさらに高架橋を敷設する根幹となる工事は既に完了している」と聞いております。
現在、走行時の騒音を抑えるための防音壁の大部分とレールの敷設の一部分の工事も完了し、今後は、引き続きレールの敷設や電柱と電線などを設置する電気工事に取り組んでいくとのことでございます。
これらの工事の完了後、平成26年度末に開業する予定であると12月9日に公表されております。
次に、できるだけ多くの高崎線・宇都宮線を東海道線に直通させるという要望についてでございます。
県では、これまでも高崎線・宇都宮線の全列車を東海道線に直通させるよう、JR東日本に要望してまいりました。
現在、上野駅を発着する特急やホームライナーを含めた全ての列車本数を比較すると、高崎線181本、宇都宮線167本で上下線で合計348本に対し、常磐線は406本となっています。
また、東京駅を発着する東海道線全ての列車本数は、上下線で266本です。
JR東日本からは、高崎線・宇都宮線だけでなく常磐線も対象となり、全列車の直通は不可能であるため、各線の利用状況等を考慮し、全体として最適となるようダイヤを組むべく検討していると聞いております。
一方、東海道線との直通の主体となることが想定される同じ仕様・編成の列車について、上野駅を発着する列車本数を比較すると、高崎線・宇都宮線は合わせて上下線で329本に対し、常磐線は134本となっています。
県では、JR東日本に対し、このような状況も示し、高崎線・宇都宮線の利便性向上の観点から、東北縦貫線開業に伴い、一本でも多く高崎線・宇都宮線列車を東海道線に直通させるよう、しっかり要望してまいります。
次に、宮原駅の利便性向上についてでございます。
JR東日本によれば、快速列車は籠原駅以北の乗客が早く目的地に到着することを主眼としており、大宮・上尾駅間で3駅続けて停車すると所要時間が延びるため、宮原駅の快速停車は困難であると聞いております。
一方、高崎線の宮原・大宮駅間の朝ラッシュ1時間当たりの混雑率は、約190パーセントとなっております。
これは、東京圏の当面の混雑率緩和の目標とされた「折りたたむなど無理をすれば新聞を読める」状況である180パーセントを上回っており、宮原駅で乗車する際は苦労する状況にございます。
県では、このような状況も踏まえ、これまでJR東日本に対し、高崎線の列車の増発などの輸送力増強について要望してまいりました。
これに対し、本年3月のダイヤ改正では、宮原駅に停車する列車が朝夕のラッシュ時間帯に各1本増発され、これにより朝夕ラッシュ時間帯の輸送力がそれぞれ約1800人、約7パーセント増加しております。
JR東日本からは、高崎線・宇都宮線の東海道線への直通に伴い、首都圏の路線のダイヤの抜本的な見直しを行うと聞いております。
県では、この機会を捉え、高崎線のさらなる増発による混雑緩和など宮原駅の利便性向上について、JR東日本に要望してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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