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掲載日:2019年5月31日

平成25年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (神尾高善議員)

商店街を中心としたまちの再生について

Q 神尾高善議員(自民)

わがまちは、かつて経験したことのない人口減少、少子高齢化社会を迎えています。本県も例外ではありません。これからは、自動車が使えない方であっても、安心して暮らしを楽しむことのできるまちづくりが必要だと考えます。そのためには、地域住民の生活に密着した商店街の再生が不可欠であります。
先日、私は、香川県高松市の高松丸亀町商店街を視察してきました。高松城の城下町にある、歴史もある商店街で、かつてはとてもにぎやかだったようですが、瀬戸大橋の開通や郊外型の大型ショッピングセンターの進出を受けて、商店街の衰退、空洞化といった状況が見られていました。そこで、同商店街では組合を作り、100年後を目指したまちづくりとしてさまざまな取り組みを行い、大成功を収めています。
視察では、同商店街振興組合の理事長である古川氏からお話を伺いました。話を聞いて、私が特徴的であると感じたのは、まちの中心にある商店街を、物を売るだけの場所ではなく、昔のように生活する場所にするという考え方であります。再開発ビルを建設し、上層部に分譲住宅、下層に商店街を設けました。商店街には、大学病院などと連携した24時間対応ができる診療所を設けています。これにより、減少していた人口も回復してきており、今後は高齢者向けの賃貸住宅や福祉施設、託児所なども設けて、人々が安心して暮らしを楽しむことができるようにしたいとのことでありました。
もう一点は、こうした取り組みの中心となるリーダーが必要であるということです。高松丸亀町商店街では、古川理事長が中心となり、取り組みが行われています。大変苦労されたこともあるようであります。商店街の再生には、単に意欲があるだけではなく、多くの商店主の意欲を調整し、行政や金融機関と交渉できるような人材を発掘し育成していかなければならないと感じました。高松丸亀町商店街の取り組みは、少子高齢社会を見据えた商店街再生の事例として、大いに参考になるものです。
私の地元の深谷市でも、旧中山道沿いの商店街の空洞化が進んでいます。県内のほかの地域でも、同じような状況があると思います。一方、核家族化が進んだことで、高齢化した夫婦世帯や単身者が増加しており、日常生活に不可欠な買い物や通院に支障を来す状態が進んでいます。県として、少子高齢社会を見据えた商店街再生の取り組みを支援するとともに、再生のリーダーとなる人材の育成を進めるべきと思いますが、産業労働部長の御所見をお伺いいたします。

A 山中 融 産業労働部長

まず「商店街再生の取り組み」ですが、商店街を単に買い物をする場ではなく、歩いて、見て、交流し、一日中楽しめる生活の場とすることが必要であると考えます。
県では、商店街で楽しく過ごせるよう、日替わりシェフのレストランの開設、ダンス教室の設置、交流スペースの確保などを支援しています。
また、食べ歩きなど商店街を回る街バルの普及にも努めています。
さまざまな店などを回遊し1日過ごすことのできる商店街は、若い世代や子育て世代だけでなく、高齢者にも潤いのある生活を提供します。
今後は、それぞれの商店街の特性に応じた機能も取り入れ生活の場として再生できるよう支援してまいります。
次に、「再生のリーダーとなる人材の育成」です。
商店街を再生するには、「自らの商店街をどうしたいのか」考え、地域にあった魅力あるテーマを設定し、それを実行していく強力なリーダーシップを持った人材が求められます。
そこで昨年度からは、商店街再生を進める次世代リーダー育成のための講座を開設しています。91人の若手経営者が受講し、各地の商店街活性化に取り組んでいます。
議員お話のとおり、まちづくりの知識、資金調達、折衝能力等を併せ持ったトップリーダーが商店街の復活には必要です。
今後、市町村や商工団体と連携して、このトップリーダーも育成してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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