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掲載日:2019年5月31日

平成25年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (神尾高善議員)

埼玉高速鉄道の延伸について

Q 神尾高善議員(自民)

埼玉県議会サッカー振興議員連盟は、10月3日に知事に対して、埼玉高速鉄道線を(仮称)埼玉スタジアム駅まで延伸することを要望いたしました。
東京オリンピックの開催に際し、サッカー競技会場として埼玉スタジアム2〇〇2が選ばれています。埼玉スタジアムは、世界的な評価を受けているサッカーのメッカであります。このことを、東京オリンピック開催に合わせてさらに世界にPRする絶好のチャンスでもあります。世界から多くの観戦者、報道関係者が来場します。それにもかかわらず今のままでは、浦和美園駅から降りて1.2キロメートルも歩かなければなりません。世界から来られるお客様をそんなに歩かせて、おもてなしになりますか。来ていただいた方に、スタジアムの素晴らしさを味わってもらおうではありませんか。ぜひ、東京オリンピックに合わせて延伸を実現すべきです。今までも、埼玉スタジアムを利用する方から利便性について不満の声があり、これは早急に改善すべきです。
最寄り駅からスタジアムまで歩く時間は、国立競技場が徒歩1分、日産スタジアムが徒歩7分であるのに対して、埼玉スタジアムでは15分です。実際は、混雑などの影響でそれ以上の時間がかかるのです。今後、新国立競技場の建設が控えているなど、他のスタジアムとの競争もますます厳しくなってきます。新駅ができれば、利用者の利便性の向上、ひいては日本一のサッカースタジアムである埼玉スタジアムの価値や評価がさらに向上し、埼玉スタジアムが名実ともにサッカーの聖地として君臨し続けることになります。そして、鉄道利用者が増え、埼玉高速鉄道の収入増にもつながります。東京オリンピックだけの話ではありません。議員連盟は、まさにこうした点を主張しているのです。議員連盟からの要望を重く受け止めていただき、埼玉スタジアムまでの延伸について前向きな決断をお願いいたします。知事の決意をお聞かせください。

A 上田清司 知事

延伸については、これまで岩槻までの地下鉄7号線延伸は、さいたま市と事業化に向けた調査を行ってきました。
平成23年度に外部有識者の委員会で取りまとめた調査結果では、残念ながら採算性や費用対効果の面で延伸に対しては厳しい結果が示されました。
この調査結果を踏まえて、さいたま市では延伸地域のまちづくりなどの沿線活性化に取り組んでおり、県では市とともに、建設コスト縮減など延伸実現のための方策について調査検討をさらに進めております。
こうした中、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定しました。
IOCに提出した招致計画によりますと、埼玉高速鉄道の浦和美園駅が最寄りの駅となる埼玉スタジアム2002でも、サッカーの試合が6試合から15試合程度行われる可能性がある、このように見込まれております。
こうしたことから、世界各国からの埼玉スタジアムへの来場、こういうことを考えれば、まさしく議連からも言われましたように、延伸区間の活性化そして、延伸の検討には極めてプラスになるんではないか、こうしたことを考えるべきではないかと思っております。
ただ、さまざまな解決するべき課題がございます。
延伸路線の採算性、これが一つであります。
浦和美園駅から埼玉スタジアムまで延伸する場合、路線の長短や臨時駅か常設駅かにもかかわらず、国の事業認可を受けることが必要でございます。
この事業認可を受けるためには、路線の採算性を確保し、事業主体が安定的に経営できることが必要になります。
オリンピック開催に伴う一時的な利用者増加だけで路線を延長することは、将来の安定的な経営を図る上で困難、そういう見方もあると思います。
このため、延伸には、事業主体が安定して経営できるように、利用者を恒常的に確保して採算性を高める観点から、埼玉スタジアム周辺でまちづくりを行うなどの沿線活性化を図ることが重要であります。
このまちづくりについては、事業主体がさいたま市でございますので、そこでしっかり取り組んでいただかなければなりません。
また、事業スキームに関する課題もございます。
路線の新設や延伸には、国から3分の1の補助を受けられ、現時点で最も有利な制度として都市鉄道等利便増進事業がございます。
この事業は、既存の離れた駅と駅を結び、移動時間を短縮できる線路の建設を対象としております。
埼玉スタジアムまでの延伸では、この要件に該当しないため、この事業の対象とならず、全く新しい事業スキームを検討しなければならない、こういうこともありえます。
それが故に、都市鉄道等利便増進事業の活用が可能な岩槻までの延伸の中で、浦和美園駅から埼玉スタジアムまでの区間を先行的に整備する、こういう手法を合わせて検討しないとなお困難ではないかと思っておりますので、今考えられるところでは岩槻まで延伸をする、その上の先行的な整備だ、こういう位置づけでないと苦しいのかなとこのように思うところでございます。
こうした延伸の実現には解決すべき困難な課題がありますので、こうした問題を解決しながら、地域の将来を明るく元気にする延伸の可能性について、さいたま市としっかり検討させていただきます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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