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掲載日:2019年5月31日

平成25年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (神尾高善議員)

日本一のグラウンド・ゴルフ場整備について ~健康長寿実現のためにも~

Q 神尾高善議員(自民)

グラウンド・ゴルフというものを皆さん知っていますか。─知らない。グラウンド・ゴルフは、昭和57年に鳥取県の泊村、現在の湯梨浜町で考案されたものであります。当時、高齢化が進み、健康づくりのために生涯スポーツの一つとして生み出されました。
グラウンド・ゴルフの特徴を挙げますと、まず、高度な技術や高価な道具を必要とせず、誰でも気楽にプレーができること。2つ目に、適度な体力の維持向上につながること。競技のときには5千歩ぐらい、練習時には1万歩ぐらい歩くスポーツであること。また、愛好者は毎日でも、雨が降らない限り練習や試合を行っております。3つ目に、競技性もあり、頭脳に適度な刺激を与えながら、集中力の維持増進につながること。4つ目に、子どもから高齢者まで3世代全ての人が楽しくプレーでき、高齢者の生きがいにつながること。
私は、先月、発祥の地にあるグラウンド・ゴルフ場「潮風の丘とまり」を視察しました。ここには、日本グラウンド・ゴルフ協会の認定コースが3コース24ホールあり、もちろん全てが芝生コースであります。景色の良い丘の上で、たくさんの方が思い思いに楽しまれていたのが印象的でありました。
グラウンド・ゴルフは、全国的に年々盛んになっており、競技人口については右肩上がりとなっています。高齢社会を迎え、ますますブームになることは間違いないと思われます。
先日、埼玉県グラウンド・ゴルフ協会会長の鈴木敏男さんをはじめとする愛好者の皆さんから、次のようなお話を伺いました。グラウンド・ゴルフ協会によると、会員は約20万人、うち埼玉県は約13,000人で、全国二位である。かつては全国一位であったこともあったそうです。このように、「グラウンド・ゴルフが盛んな埼玉をグラウンド・ゴルフのメッカにして、高齢者が健康で元気に過ごせる社会をつくりたい。しかし、現状ではこうしたムーブメントを起こそうにも起こせない。なぜなら、そのために大規模な全国大会を誘致したいが、適当な場所がなくて、手を挙げられない。ふさわしい場所、競技場がないからだ。県内の認定コースの数は、わずか1か所である。現在は、熊谷スポーツ文化公園などを大会会場として利用しているが、ほかの利用希望者が多く、思うように開催できない。ほかに気兼ねなく利用できる、全国大会にふさわしい日本一の専用競技場を県内に整備していただけないだろうか」。お話を聞き、私は大変共感をしました。
急速な高齢社会の進展を迎える中で、日本一の健康長寿社会を目標とする埼玉を、生涯スポーツの一つであるグラウンド・ゴルフのメッカにし、高齢者が健康で元気に過ごせる社会をつくるムーブメントを起こそうではありませんか。大規模な全国大会を開催するためには、ふさわしい競技場が必要です。競技場は、交通アクセスが良く、土地代が安価であり、かつ多くの相乗効果が見込める場所に整備すべきだと考えます。
例えば一例を挙げます。県北地域で考えてみますと、具体的には深谷市にある道の駅「おかべ」の隣接地があります。ここは、国道17号線深谷バイパス沿いの交通利便性が高い場所です。他県からの交通アクセスが良く、土地代も県南よりは大変安価です。他県から多くの方を迎えれば、県内の観光名所を回って観光振興に、県北の農産物を購入してもらい農業振興にもつなげることができるのです。こうしたことで地域が活性化、ひいては県北の地域振興となり、県土の均衡ある発展につながると思います。
また、グラウンド・ゴルフ場の整備には、それほど費用はかかりません。先ほど申し上げました旧泊村では、公園整備費を含めて約15億円です。また、施設の維持管理費用が心配されますが、利用者自らが、使うだけでなく維持管理を行っている例が多くあります。これは大きな特徴でもあります。これにより維持管理コストを抑えることができます。行政への地域住民の参加にもつながるのです。
加えて、グラウンド・ゴルフは高齢者の健康維持、ひいては健康長寿につながり、また、子どもから高齢者まで3世代の交流につながるといった大きな効果が期待できます。健康の増進などに多額の予算を使って効果を求めるより、こうした施設を整備されたほうがずっと効果が得られるのではないかと思います。
また、グラウンド・ゴルフを通じて夢と希望を持ち、さらにモチベーションや自らの社会参加意識が高まり、自助、共助の社会構築にもつながります。
以上述べましたように、グラウンド・ゴルフ場の整備は幅広い効果があります。是非とも認定コースとなる県営のグラウンド・ゴルフ場を早急に整備すべきと考えますが、知事のお考えをお聞かせください。

A 上田清司 知事

グラウンド・ゴルフの実用性について、神尾議員から熱い思いをいただきました。
また、グラウンド・ゴルフの健康増進効果以外にも、手軽さや競技性、3世代交流の効果についての特徴のお話しも伺いました。
しかも、グラウンド・ゴルフの愛好者が、全国で340万人というような数字。
また、こうしたグラウンド・ゴルフの人気の高まりを受けて、県の施設の中では、熊谷スポーツ文化公園でグラウンド・ゴルフが盛んに行われている。こうしたお話もいただきました。
しかも平成21年9月にはこの公園を会場として全国グラウンド・ゴルフ交歓大会が開催され、参加者は2,000人を超えた。こういう実態もございます。
そして、平成23年度には、公園内に2コース16ホールある専用のコースも整備しました。
議員から、グラウンド・ゴルフ場の整備について、設置場所など具体的なご提案をいただきました。
このグラウンド・ゴルフ場整備について、熊谷スポーツ文化公園の既存施設の有効活用も含めて、さまざまな面から検討する必要があるのではないかと思います。
お話のように、日本一といえるような施設ができれば、観光や農業の振興、北部地域振興などの相乗効果の可能性も十分あるのではないかと思われます。
鳥取県湯梨浜町が、昭和63年から平成元年にふるさと創生事業費を活用して「潮風の丘とまりグラウンド・ゴルフ場」を整備したと伺っております。
本県においても、地域の活性化策としてどんな形でやっていくか、また、地元深谷市がどのような形で位置づけていくか。
こうしたこともしっかり打ち合わせしながら県としてもしっかり対応していく。こういう形が一番いいのかなというふうに思っています。
今日、神尾議員から初めてこうした熱い思いをいただきましたので、地域活性化策として具体的にどうした方法でやっていけば一番いいかについて、事務方でも検討させていただきたいと思います。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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