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掲載日:2019年5月31日

平成25年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (佐藤征治郎議員)

行財政改革プログラムに基づく職員定数削減について

Q 佐藤征治郎議員(社民党)

職員の2千時間を超える超勤問題が発覚した直後の記者会見で、知事は、「管理職の責任。処分する」と発言しました。新聞だけでなく、テレビも放映されました。しかし結果は、私はよかったと思っていますが、管理職二人を懲戒ではない訓告という、いわゆる事実上の処分で終わりました。これは当時、当該職場ではシステム変更があり、異動も重なって大変だったという事情も考慮されたのではと思います。
また、さいたま市で事業繰り越しの不適正処理が明らかになった際、県も五つの部局で13件の不適正処理があったと発表しました。知事は、定例記者会見では、「職員が仕事を安易に考えている」とし、議会答弁でも「甘えがある」と発言し、事は職員個々にあると受け止められる発言をしております。
しかし、当初は十数人の処分と報じられましたけれども、実際は13件で、口頭注意を含めると53人が処分されています。このことは、単に上司のチェックが甘かったということではなくて、組織そのものが機能を失っていたということを示しているのではないかと思います。
超勤問題にしろ、繰り越しの不適正処理にしろ、よって起きたる原因は、3次9年間にわたる1,210人の職員定数の削減にあると私は考えています。知事就任後に始まった行財政改革プログラムは、日本一少ない職員数を目指す知事の号令で、まず、職員を減らすことから始まったと私は認識しています。1月4日、やはり知事は職員へのあいさつで、「定数を削減して、対人口比で日本一少ない。それでも何の問題も起きていません」と話しています。超勤問題や不適正処理の問題が、これが問題ではないんでしょうか。
そこで、知事に伺います。超勤問題や、いわゆる不適正処理については、3次にわたる行財政改革プログラムによる定数削減の影響が大きいと思いますが、どう考えておられるでしょうか。また、行財政改革プログラムは3次がちょうど今年度で終わります。来年度からも継続するのでしょうか。また、継続するとしたら、少なくとも3期目の任期の残された1年はこれまでの検証期間とし、定数削減を最初から目標に掲げるべきではないと考えますがいかがでしょうか、併せてお答えをいただきたいと思います。

A 上田清司 知事

厳しい財政状況に加え今後の高齢化の進展や人口減少時代の到来を踏まえると、県の行財政基盤の一層の強化が必要だと思います。
そこで、これまで3年ごとに行財政改革プログラムを策定し、優れた経営体を目指し改革に取り組んでまいりました。
職員定数については、削減だけではなく児童虐待防止対策や震災・放射能対策、またエコタウンプロジェクトをはじめとする県政の重要課題については、その都度定員を逆に増やしたりもしております。
一方、ITの活用や業務のやり方を見直しそれに応じて削減をしてきたところでございます。
例えば、コンピュータを活用し職場ごとに行っていた総務事務の集約化を図ったりして定数を削減しております。
あるいは、公の施設に指定管理者制度を導入し、管理運営を県から民間に移しコスト削減とサービスの充実を図ってまいりました。
したがって職員定数の削減によって、議員のお話にあったような時間外勤務が増加したり繰越の不適正処理が行われたということは全くありません。
職員定数を削減しても時間外勤務は順次減ってきました。職員一人当たりの月平均では平成16年度は11.6時間であったものが平成20年度には9.1時間まで減りました。
このところ震災対策関係の業務が増えてまいりましたので、少し時間外勤務が増えましたが、それでも平成24年度は10.5時間にとどまっています。
繰越の不適正処理については、所属における進行管理や状況把握が不十分であったこと、短期間の繰越であれば正規の手続をとらなくてもよいという意識が、ある意味では甘えが職員にあったことが原因でございます。
次に、来年度からの行財政改革プログラムと定数削減目標についてです。
経済再生や安心・成長・自立自尊の埼玉の実現に向けた重要施策の推進に向けてさらなる改革が必要なため、新たな行財政改革プログラムの策定を進めております。
職員定数については、実は毎年検証を行っております。3年おきどころか毎年やっております。
行財政改革プログラムにおける職員定数についても、引き続き組織及び運営の合理化に努めるとともに、しっかりと県民ニーズに対応できる体制を確保してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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