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掲載日:2019年5月31日
昨年、市制施行90周年を迎えた川越市は、1922年に埼玉県で最初に市制を施行したまちであり、年間に600万人以上の観光客が訪れる県内屈指の観光都市であります。特に、中心市街地にはたくさんの歴史的建造物が残され、現在では、川越まつりのような伝統行事だけでなく、大小さまざまなイベントも行われ、一年を通して活況を呈しております。
また、ご承知のとおり、川越市は、2020年に開催される東京五輪の際、ゴルフ大会の競技場にもなる予定です。この都市計画道路川越北環状線は、川越の中心市街地の交通渋滞を緩和するため、国道16号や国道245号とともに中心市街地を迂回する環状道路として、その整備を県行政において重点的に進めていただいてきました。私も、これまで何度も何度も一般質問の機会に、この道路について取り上げてきましたが、諸般の事情から、なかなか進展が見られない状況が続いてきております。
これまでも指摘してきたとおり、城下町で交通の要衝でもあるこの中心市街地を回遊する交通に加え、通過する交通や観光による交通が混在し、周辺では、特に県道川越日高線および川越上尾線が交差する松江町の交差点などでは、交通量の多い朝と夕方、そして休日の交通渋滞が慢性的に発生しています。そこで、この事業区間について、改めて現在までの進ちょく状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。
この道路は川越市の中心市街地を迂回する環状道路で、事業化した約4.3キロメートル区間のうち、これまでに国道254号から市道17号線までの約3キロメートル区間が開通しております。
現在は、市道17号線から南側の東武東上線、JR川越線及び県道川越日高線のそれぞれと立体交差する約1.3キロメートル区間の整備を進めております。
このうち、市道17号線から370メートルの平面区間及び東武東上線と交差する240メートルの区間の工事がおおむね完成しております。
現在は、JR川越線及び県道川越日高線と交差する区間の桁の製作を進めるとともに、鉄道上の桁の架設工事をJR東日本に委託する協定を締結し、工事の詳細な工程などについて調整を行っているところでございます。
この約1.3キロメートル区間の工事の進捗率は52パーセントとなっております。
今後の見通しでございますが、桁の架設や取付道路など残る工事を計画的に進め、早期完成に努めてまいります。
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