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掲載日:2019年5月31日

平成25年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (加藤末勝議員)

コージェネレーションの導入について

Q 加藤末勝議員(自民)

コージェネレーションとは、施設に設置されている発電機で電気をつくるときに発生する熱を冷暖房や給湯などに利用するものであり、施設のエネルギー効率を高め、省エネルギーを実現するシステムのことであります。大きな電力を必要とする時間帯に発電機を動かせば、電力会社から購入する電力のピークカットができますので、夏場の電力不足対策にもなります。また、発電機から発生する熱を空調機に利用すれば、空調機で使う電力の削減にもなりますので、電気料金の低減にもつながります。さらに、給湯設備に熱を供給すれば、使用する燃料の削減にもつながります。これらのことは、温室効果ガスの排出量削減にもつながり、本県が積極的に進めている地球温暖化防止に大いに貢献できます。また、コージェネレーション用の発電機を非常用の発電機と併用すれば、災害などで停電した場合にも電気を使うことができるようになります。
コージェネレーションの導入をしてコスト削減となるのは、発電により得られる電力と回収される熱の利用であります。一方、コストが増加するのは、設備費や発電機の燃料費などがあります。それらを比較検討する必要はありますが、発生する熱を残さず使え、お湯を多く使用する施設には、コージェネレーションの導入が大変有利であります。そのような特徴から、病院、大規模商業施設、ホテルのほか、鉄鋼、自動車関係、半導体の大規模工場などで順次導入されています。
本県の場合、自治医科大学附属埼玉医療センターやイオン越谷レイクタウンなどで実績があると聞いています。また、県有施設におきましては、既に埼玉スタジアム2〇〇2で採用されております。限りある資源を有効に使うために、省エネルギー対策はこれからもますます重要となりますので、確実に実行する必要があります。例えば、県でも積極的に取り組んでいるLEDの照明器具、高効率な空調機やポンプ類の採用をはじめとして、省エネ努力の見える化や省エネ意識の醸成などが挙げられます。省エネに対する取り組みの一環として、私は、県有施設の新設や改修をする場合においては、コージェネレーションを積極的に導入すべきと考えています。
そこで、県有施設でのコージェネレーションの導入状況および今後の導入の考え方につきまして、総務部長にお伺いをいたします。

A 三井隆司 総務部長

コージェネレーションは、エネルギーを有効に活用できるシステムでございます。
このため、民間においては議員ご指摘のとおり、病院、スポーツ施設、工場、大規模商業施設などエネルギーを大量に使用する施設での導入が進んでおります。
県有施設への導入状況でございますけれども、現在、総合リハビリテーションセンター、埼玉スタジアム2002、小児医療センター、精神医療センター、大久保浄水場の5施設に導入されております。
これによりまして、年間約3千万円のコスト削減と約700トンのCO2の削減につながっております。
これは、森林面積に換算すれば145ha、さいたまスーパーアリーナ34個分の広さのブナ林が吸収するCO2の量に相当いたします。
また、現在開院準備中のがんセンター新病院とさいたま新都心に建設予定の小児医療センター新病院におきましても、省エネ対策の一環として導入することになっております。
次に、今後の導入の考え方についてでございます。
現時点では具体的な施設名を挙げることはできませんが、本県の施設を精査し、コージェネレーションのメリットが見込める施設については、積極的に導入をしてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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