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掲載日:2019年5月31日
川の再生の取り組みは、平成20年度からリーディング事業として水辺再生100プランが実施されました。水辺再生100プランの実施箇所では、どぶ川がきれいになってうれしい、川の景観が良くなった、地域のコミュニケーションの場が生まれたといった地域の声があると聞いています。残念ながら水辺再生100プランには地元新座市では実施されませんでした。しかし、東京都境から新河岸川へ流れ、新座市と朝霞市にまたがる黒目川が、24年度から展開しています川のまるごと再生プロジェクトの17の川の1つとして選定されました。
黒目川は、県南地域でありながら、妙音沢の湧き水や緑に代表される豊かな自然を持つ地域にとって大切な川です。本プロジェクトにおいては、新座市、朝霞市の各支部会から提示された整備計画案を基に全体計画が決定しました。
平成27年度までに整備を進めることとなっていますが、具体的な整備内容とスケジュールを県土整備部長にお伺いいたします。
このプロジェクトは川沿いの妙音沢(みょうおんざわ)を始めとする湧水や緑地などとともに、川を地域資源として捉え、まちづくりと一体となって、川の再生を線的、面的に広げる取り組みでございます。
地域の方々や市、県で構成する検討会を設置し、これまでに延べ36回の検討を重ね、計画づくりを行ってまいりました。
整備内容でございますが、県は約6キロメートルの遊歩道や公園、広場と一体となった4箇所の水辺の拠点を整備してまいります。
新座市は妙音沢の整備や川とまちをつなぐ散策路づくり、水質改善のための下水道整備、観光ガイドマップの作成などを行います。
朝霞市は川沿いの広場や遊歩道への休憩施設や案内板の設置、川を使ったイベントなどを行います。
これまでに県では新座市と朝霞市の境にある新座大橋周辺で約600メートルの遊歩道を整備いたしました。
一方、市では下水道や妙音沢の木道の整備、また、水辺再生100プランで再生した河川敷の緑地をさらに活用できるよう駐車場の整備や、黒目川花まつりなどを行いました。
平成25年度は、県では約2.4キロメートルの遊歩道と3箇所の水辺の拠点を、市では下水道や休憩施設などの整備を進めてまいります。
今後は、残る3キロメートルの遊歩道と1箇所の水辺の拠点などの整備を進め、平成27年度の完成を目指して川のまるごと再生に取り組んでまいります。
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