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掲載日:2019年5月31日

平成25年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (荒川岩雄議員)

「健康長寿埼玉プロジェクト」について

Q 荒川岩雄議員(自民)

現在、本県が進めている健康長寿埼玉プロジェクトは、地域ぐるみで高齢者自らも健康づくりを行うものであります。平成24年度から東松山市、坂戸市、朝霞市をモデル都市に指定し、県から補助金を交付してモデル事業の実施、効果検証を行っております。さらに平成25年度からはこれら3市に加えて、加須市、和光市、春日部市、久喜市の4市をモデル都市に指定、加えました。県内全7市において、今このプロジェクトが実施進行中であります。
健康長寿埼玉プロジェクトのこれまでの効果はどのようなものか、まず知事にお伺いいたします。
また、このプロジェクトについては、今後も全県下に拡大していくべきとこう考えておりますが、具体的な拡大策について、まず知事に伺いたいと思います。

A 上田清司 知事

昨年度からのモデル都市であります東松山市、坂戸市、朝霞市では、1年間の成果を取りまとめて、今年の6月に公表いたしました。
東松山市の「毎日1万歩運動」では、参加者の平均歩数が、全国平均歩数を大きく上回る1万994歩となりました。
医療費については、1人当たり年間8万8,961円抑制されると試算されました。
仮に仮定計算で恐縮ですが、東松山市の成人全員が取り組んだとすると約65億円、埼玉県内の成人全員では約5,211億円の医療費の抑制効果というような形が仮定計算上では出てまいります。
坂戸市の「野菜もりもり促進事業」では、参加者の1日当たりの緑黄色野菜摂取量が123.5グラムから130.9グラムに増えております。
この結果、1人当たりの医療費が年間1,620円抑制されると試算されています。
朝霞市の「団地まるごといきいき事業」では、健康体操やウオーキングに参加された方の医療費が1人当たり1万1,648円減少しました。
次に、全県下への具体的な拡大策についてでございます。
昨年度の東松山市や坂戸市の効果検証は、過去の研究成果をもとに歩数や野菜摂取量の増加により医療費がどのくらい抑制されたかを推計したものでございます。
朝霞市は、参加者が少なくモデルとしては必ずしも評価できない点がありました。
このため、モデル事業の参加者に実際どのような健康面の効果が表れるのか、参加者の医療費がどの程度削減されるかについて、改めて検証をしております。
その結果を来年度、その道の専門家が集まる学会などで客観的に評価していただく必要もあると考えております。
こうしたことで県民の皆さんに納得していただける「健康長寿埼玉モデル」の構築につなげていきたいと考えております。
例えば新しく加わった加須市の「筋力アップトレーニング」では、握力や体の柔軟性などから総合的に判断される体力年齢が、開始時の68.0歳から7.5歳若返って60.5歳になったという中間報告もございます。
こうしたものを踏まえて、筑波大学大学院の久野譜也(くのしんや)教授がデータを分析し、医療費の実際の抑制効果などを、来年11月の日本公衆衛生学会で発表することを予定しております。
他のモデル市の取り組みについても、同じように専門家から客観的な評価を得たいと考えております。
科学的データを示し、専門家や県民にも認められる「健康長寿埼玉モデル」を構築し、県内全市町村や全国に発信できれば、このように思っております。
さらに今年度からは、自ら健康づくりを実践するとともに、健康に役立つ情報を周りの人にも広めてもらう「健康長寿サポーター」の養成を始めています。
11月末現在で10,546人がサポーターになっています。これを2年間つまり来年度末までに3万人に拡大して、健康づくりの輪を広めていこうという運動を進めているところであります。
こうした取り組みとともに「健康長寿埼玉プロジェクト」を全県に普及して健康長寿日本一を目指していきたいと考えております。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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