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掲載日:2019年6月3日

平成25年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (柿沼トミ子議員)

埼玉版ウーマノミクスプロジェクトの更なる推進について~M字カーブの解消に向けての取組について

Q 柿沼トミ子議員(自民

上田知事が埼玉版ウーマノミクスプロジェクトを提唱されてから2年が経過をいたしました。女性を取り巻く雇用環境は相変わらず厳しい状況にある中で、全国に先駆け真っ先に取り組んだウーマノミクスに対する期待度は、ますます高まっております。
女性の労働力率は、結婚、出産期に当たる年代に一旦低下し、育児が落ち着いた時期に再び上昇するという、いわゆるM字型カーブを描きます。昨年、世界経済フォーラムが発表した世界男女指数格差では、日本は、調査対象となった135カ国中101位と、先進国としては恥ずかしいほどの低い順位となっております。これは、経済、教育、政治、健康の4分野で各国の男女間の格差を評価した指標でありますが、この結果は、女性の教育水準が高いにもかかわらず、これを労働市場でうまく活用していない、十分に生かし切っていないという現状を反映したものとなっております。
結婚、出産を機に有能な女性が退職してしまうことは、女性の能力を社会に生かすという点から見て大きなマイナスであるばかりでなく、公費として莫大な教育費を投入しながら、社会的還元がなされていないという点で多大な経済的損失であるとも言えます。
私は、企業が有能な女性を上手に活用すれば、新たな発想も生まれ、企業の発展に大きく貢献するものと考えます。製品市場においては、かつての大量生産の時代のような画一的な製品ではなく、独創性や付加価値の高い製品が求められている時代であります。女性の豊かな感性や新たな視点を商品開発等に導入することは、世界のすう勢でもあります。
私は、働く意欲を持つ多くの女性の声を聞いてまいりました。彼女たちが口をそろえておっしゃるのは、育児等の負担が大きく、現状ではフルタイムの仕事に就くことは難しいということです。就業することが難しい現在の女性の状況を改善するには、短時間勤務や隔日勤務など多様な働き方ができる環境にすることや、家事、育児への負担を軽減することが最も重要であると考えています。働く場所や時間に制限されない多様な働き方ができる環境を整備すること。そのためには、例えばおじいちゃん、おばあちゃん、祖父母力を地域のお助け隊として取り込んでもいいと思います。また、企業への時短の働き掛けや身近で誰もが利用可能な保育所等の公共サービスの整備充実を、これを進めることも行政の施策として求められております。
さいたまスーパーアリーナで先日開催された「SAITAMA Smile Women フェスタ」では、ご夫婦やお子さま連れの女性たちで大盛況でした。改めて、働きたい女性の大いなる意欲と期待を感じたところです。
新しい時代を切り開くためには、女性の能力が活用されることが必要です。女性が笑顔で輝くことのできる働きやすい環境をつくるためには、何といっても企業経営者の意識改革が重要であると思います。今後、企業経営者への働き掛けをどのように強めていくのか、また、M字カーブ解消に向けて埼玉版ウーマノミクスプロジェクトではどのような取り組みを展開されていくのか、知事のご所見をお伺いいたします。

A 上田清司 知事

まず、企業経営者の意識改革についてでございます。
中小企業が99パーセントを占める本県で、女性が働きやすい職場環境づくりを進めるには、企業トップに女性の力をしっかり認識していただくことが大事であります。
企業経営者の意識改革を進めるため、短時間勤務制度などの多様な働き方や子育て支援などに取り組んでいる企業を「多様な働き方実践企業」として、これまで603社認定してまいりました。
認定企業の中には、経営者が意識を変え短時間勤務制度を活用できる職場づくりをしたことで、女性従業員の定着率が上がり人材流出を防いだ例なども報告であります。
今後、より一層意識改革を進めるためには、企業トップ本人に働きを掛けていく「トップアプローチ」、そういうものが必要だと思っておりますので、一層進めてまいります。
従業員30人以上の県内中小企業を中心とした約5,000社に対しては、成功事例を具体的に示して働きを掛けております。その上で、アドバイザー派遣などを通じて、必要な支援を行っているところでもございます。
次に、M字カーブの解消に向けた取り組みについてでございます。
県はこれまで、ご承知のとおり「女性キャリアセンター」を中心に就業支援、創業支援などを行ってまいりました。
あわせて、保育サービスを中心とする子育て支援も行ってきたところでございます。
こうした支援に加えて重要なのは、やっぱり社会全体が女性の活躍を後押しするような、そういうムーブメントが必要だというふうに私は考えております。
ご紹介にもありました、先日開催した「SAITAMA Smile Womenフェスタ」は約18,000人の方々が来場して、女性の力というものをアピールした、そういうイベントになったと思っています。
この6月に出された国のいわゆる成長戦略や先週の国連総会での安倍総理の演説でも、女性の活躍推進が大きな柱とされて、社会の注目が集まっております。
そういう意味で、埼玉県が真っ先に取り組んできたことが国にも届き、ある意味では先行事例にもなっていると、自負しているところでもございます。
今後、M字カーブ解消にとどまらず、女性が男性と同じように活躍し、いきいきと輝く社会づくりを市町村や経済団体・企業と連携して、さらに一層進めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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