トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成25年9月定例会 > 10月2日(水曜日) > 高橋政雄(自) > 平成25年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (高橋政雄議員)

埼玉県議会 トップ画像

ここから本文です。

ページ番号:11662

掲載日:2019年6月3日

平成25年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (高橋政雄議員)

下水道高度処理

Q 高橋政雄議員(自民

河川に流入する生活排水などにより水質汚濁が著しい河川においては、その水環境改善のための緊急行動計画を策定して総合的な改善のために各種事業を推進していることを承知しています。県内の河川において、関連する市、町、河川管理者、下水道管理者などの機関と地域住民とが一体となって水環境を改善する取り組みを進めていることを耳にしています。
また、下水道事業においては、川越市にある新河岸川上流水環境センターでは、通常の処理方法に加えて処理水の水質をさらに向上させる高度処理施設を導入し、不老川に還流していると聞きました。私は、この高度処理水の還流が不老川の水質改善にどれだけ効果を上げているのか知りたいです。
さらに、河川の水質向上にこの高度処理施設が役立っているのであれば、荒川左岸南部流域下水道など県内8つの流域下水道の9つの処理場でその導入を進めていけば、河川のさらなる水質向上につながり、きれいな川の再生につながると考えます。
下水道事業管理者には、高度処理水の還流による水質改善効果と今後の流域下水道の高度処理に対する取り組みについてお伺いします。

A 土屋綱男 下水道事業管理者

まず、「新河岸川上流水循環センターにおける、高度処理水の不老川への環流の効果について」でございます。
不老川は、流域での宅地開発が進み、生活排水が多量に流入したことなどにより、昭和45年頃には、水の汚れの程度を示す指標であるBODが、1リットルあたり100ミリグラムを超えるなど、かつては水質汚濁が著しい状況にありました。
このような不老川の水環境の改善を目的に、県、流域市町、地域住民など多くの関係者により荒川水系不老川水環境改善緊急行動計画が策定され、平成6年度からさまざまな取り組みを実施してきたところでございます。
その取り組みの一環として、県の新河岸川上流水循環センターでは、平成18年度から高度処理水を、12.5km離れた不老川の入曽橋上流まで送水し、1時間あたり約1000立方メートルを放流しております。
こうした取り組みや多くの関係者の努力により、平成24年度の不老川の水質は、河川の環境基準であるBOD5ミリグラムを下回る水準にまで改善をされております。
次に、「今後の流域下水道の高度処理に対する取り組みについて」でございます。
本県におきましては、下水処理水の一層の水質向上に向け、平成9年3月から9カ所全ての処理場を対象に下水の高度処理化を計画的に進めております。
ただ、高度処理化には、新たな施設の増設や大規模な改造が必要となり、完成までに多大な費用と長期の時間が必要となります。
このため、施設の大規模な改造をせず、運転方法や処理時間の工夫により、水質をより向上させることが期待される段階的高度処理の導入に向けて、全国に先駆けて実証実験を国と共同で本年8月から開始いたしました。
この実験は、新河岸川水循環センターと中川水循環センターの2カ所において実施しており、概ね1年をかけて、運転方法や水質の改善状況などの検証を行うものでございます。
今後、この検証結果を踏まえ、新たな取り組みである段階的高度処理についても、順次導入し一層の水質向上に努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?