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掲載日:2019年6月3日
Q 権守幸男議員(公明)
点字ブロックは私たち健常者にとっても既におなじみではありますが、この内方線付き点状ブロックは、ホームの内側に線状の突起を設けてホームの内、外が分かるようにするものです。線状の出っ張りがあるほうが電車の来ない安全な側ということになります。従来の点字ブロックだと、視覚障がい者の方が人混みでぶつかったりして方向が分からなくなった場合に危険であることから、新たに考え出されたものです。
ホームの安全対策としては、先に述べたホームドアが一番効果的ではありますが、多額な費用がかかるため、事前の対策として早急に実施すべきと考えるのが、この内方線付き点状ブロックです。本県も内方線付き点状ブロックの整備に向けて鉄道事業者向けの補助を今年度から開始したところですが、今後も一層の整備促進を図っていくべきと考えます。現状での進捗(しんちょく)状況と今後の取り組みについて伺います。
A 中野 晃 企画財政部長
国の整備方針では、1日の利用者が1万人以上の駅について可能な限り速やかに内方線付き点状ブロックの整備を実施することとされております。
本年9月1日現在、県内で1日の利用者が1万人以上の駅125駅のうち26駅に内方線付き点状ブロックが整備されております。
県では、内方線付き点状ブロックは視覚障害者の転落事故防止に有効であることから、今年度から鉄道事業者へ補助を行う市町村に対する支援制度を創設いたしました。
この支援制度を活用して、今年度は、東武東上線新河岸駅や東武伊勢崎線大袋駅など5つの駅に整備する方向で、市町村及び鉄道事業者と調整しております。
今後も、市町村と連携して県の支援制度の活用を働きかけるなど内方線付き点状ブロックの整備を鉄道事業者に働き掛け、さらなる整備促進に取り組んでまいります。
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