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掲載日:2019年6月3日

平成25年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (村岡正嗣議員)

安心して子どもを産み育てたいという県民の願いに応え、県立小児医療センターの存続を

Q 村岡正嗣議員(共産党

県立小児医療センターの存続を求める署名は、患者・家族を中心にこれまで10万筆提出されており、周辺7市町議会からも関連意見書が上がっております。その上、現在は地域の新生児集中治療床(NICU)や小児救急医療体制を守るため、小児医療センターの存続を求める新しい署名が広がり、蓮田市では25,000の世帯数を超える署名が既に集まっています。蓮田市の方は、孫はセンターのすぐ前の産院で普通分娩で生まれました。生まれてすぐに心肺停止となり、センターに緊急搬送されて命が助かりました。そう言ってセンター移転後、NICUが地域からなくなってしまうことを心配しています。東部北地区や中央地区にはNICUが一床もなく、センターの15床に頼ってきました。移転となれば空白になります。
そこで伺いますが、第一に、移転となれば、たとえ春日部市立病院に3床NICUが設置されたとしても到底足りません。NICUの確保についてどうするつもりなのかお示しください。
第二に、依然未整備の中央地区の小児2次救急医療体制について、その対策をお示しください。
第三に、移転後、残すべき機能としてNICUや小児2次救急についても検討すべきではないか。
以上、保健医療部長および病院事業管理者よりお答えください。
次に、知事に伺います。知事が残すべき機能についての検討を表明してから1年半以上が経過しました。新都心の整備は進む一方で、いまだに残される機能については何も明らかにされていません。3次にわたるアンケートが終了してから10カ月も経過し、患者・家族には不安の声が広がっています。知事は、わが党の昨年2月予算特別委員会の質疑を傍聴に来られた患者・家族の方々に、「機能は残します。ご安心ください」と直接話されたはずです。こうした皆さんに早急に方針を示すべきではありませんか。知事、地域と患者・家族の不安は少しも解消されておりません。そもそもこのような地域置き去り、患者置き去りの移転計画は見直して、県立小児医療センターは現在地に存続させるべきです。お答えください。

A 上田清司 知事

小児医療センターの移転・整備は、県内全域の周産期医療や救急医療をはじめとする高度医療の充実、強化を目的にしております。
この目的を達成するためには、限られた医療資源を最大限に活用し、さいたま赤十字病院と相互に連携していくことが必要であります。
このため、小児医療センターの高度専門医療は、基本的にはさいたま新都心に全て移転するものでございます。
しかし、病院の移転に伴う説明会などで、患者ご家族の方々から通院が極めて困難になるというご意見もいただいております。
そこで、患者ご家族の不安に応えるためにも、病院機能の一部を何らかの形で現在地に残すことについて調査、検討を指示しているところでございます。
平成24年度は、患者ご家族へのアンケートや聞き取り調査を実施しました。
これらの調査を踏まえて、現在地で継続すべき診療について、小児医療センターの医療スタッフを中心とする委員会で検討を重ねております。
患者ご家族と日々接し、その実情を一番よく知っている医師、看護師などが議論をしていますので、患者を置き去りにするなど到底あり得ません。
患者ご家族にとって重大な問題であり、医学的な判断も必要となることから慎重に検討した上で方向性を出すものと聞いております。
ご理解を賜りたいと思います。

A 奥野 立 保健医療部長

まず、NICUの確保についてでございます。
NICUを含む周産期医療体制については、複数の医療圏からの患者の受入れを前提に、全県で必要な体制を確保できるように整備をしております。
広域的な受入れを円滑に進めるため、平成23年10月から母体・新生児搬送コーディネーターを配置し、県内のハイリスク妊産婦や新生児を周産期医療施設へ迅速に搬送する仕組みも構築をしております。
県内のNICUは、現在112床ですが、第6次地域保健医療計画に基づき、小児医療センターを含め新たに36床を整備するなどして、平成28年度までには目標の150床を達成できる見込みでございます。
次に、中央地区の小児二次救急医療体制の整備についてでございます。
当該地区は、上尾、桶川、北本、鴻巣、伊奈の4市1町から構成されており、北里大学メディカルセンターと上尾中央総合病院が当番日を定めて救急患者を受け入れております。
平成24年度には、火曜日と日曜日が空白日となっていましたが、本年9月から北里大学メディカルセンターが火曜日を実施することとなりました。
残された日曜日についても、半数以上の患者は域内の医療機関において対応をしております。
今後とも、地元市町と連携を図りながら空白日の解消に向けて引き続き取り組んでまいります。

A 名和 肇 病院事業管理者

移転後の現在地にNICUや小児二次救急を残すべきとのお尋ねでございます。
小児医療センター新病院では、周産期医療の充実を図るため、新生児集中治療室NICUを15床から30床に倍増し、県内全域から数多くの新生児を受け入れてまいります。
また、小児集中治療室PICUを14床新設し、外科系疾患を含めた小児の救命救急機能の強化を図ってまいります。
このためには、新生児や救急の専門医療スタッフを新たに確保し、育成する必要がございます。
移転後の現在地でNICUや小児二次救急の機能を担うことは、高度な医療資源を分散することになり、新病院本体の運営に支障を来たします。
したがって、現在地にNICUや小児救急の機能を残すことは極めて困難でございます。

再Q 村岡正嗣議員(共産党)

県立小児の一部機能の移転で、慎重に検討をして、検討委員会で今やっているということで、方向性を出してくるんでしょうけれども、知事がそれを表明されてから一年半近くたっておりますので、いろいろもう検討してきているはずですし、アンケートもやっておりますので、いつまでにその検討をまとめるというふうにですね、指示をされた知事の側からすると、じゃいつまでに、もうそろそろまとめなさいよということで期限を切っているのかどうなのか、その点をお答えいただきたいと思います。

A 上田清司 知事

小児医療センターの現在地に残す機能についての検討時間が長いのではないかという疑問でございます。
私にもっと専門的な知識があれば、具体的にこれまでぐらいに答えを出せと病院事業管理者に指示をすることもできますが、残念ながらそこまでの知見を私は持っておりません。
病理事業管理者を信頼しておりますし、また、現場の小児医療センターの院長、また、看護師等々、大変立派な運営をしていることも30周年記念の会合で、それぞれ、医師の皆さんや看護師の皆さんたちと、また、患者の会の代表の皆さんたちと色々な話を意見交換しました。
しっかりと対応していることもよく分かりましたので、ここは病院事業管理者を信頼して、また、病院事業管理者から詳しく聞いていただきたいと思います。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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