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掲載日:2019年8月30日

平成24年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (齊藤邦明議員)

歯科口腔保健の推進について

Q 齊藤邦明議員(自民)

平成23年度の厚生労働省の統計によると、人口10万人当たりの死亡数、死亡率の第3位は肺炎でした。身近な方や有名人が肺炎で亡くなるという話を聞くと、若い方などは何でそんなに多いのだろうと不思議に思うようです。私自身も誤嚥(ごえん)性肺炎の存在を知るまでは不思議に感じていました。物を飲み込む動作のことを嚥下(えんげ)といいますが、胃袋に入らず、誤って気管に入ってしまうことを誤嚥といいます。健常者も誤嚥をするときがありますが、飲食物や唾液が気管に入ってもせきにより吐き出され、細菌も駆除できますので健康上何ら問題はありません。しかし、口腔機能が低下している方、特に抵抗力や免疫力が落ちている方は、誤嚥による細菌性肺炎により亡くなってしまう場合があります。お茶を飲むときにむせやすい方などは嚥下機能が低下しているかもしれません。御注意いただきたいかと思います。
嚥下機能の回復について、以前は効果的な方策はありませんでした。しかし、赤ちゃんが使うおしゃぶりのような器具を使った簡単なトレーニングにより、意識レベルの低い方でも機能改善できるという事例を昨年度の予算特別委員会でも取り上げさせていただきました。お話を聞かせてくれた本庄市児玉郡歯科医師会副会長である飯塚能成(よしなり)先生によると、全ての方に効果があったとのことです。中には、脳血管障害による左半身麻痺で三年間寝たきりの方もいたそうです。しかし、トレーニングの結果、誤嚥がなくなったのはもちろんのこと、体重が増加し、麻痺していた手も上がるようになり、つえなしでの歩行も可能となりました。92歳となった今でも月一回、お元気にて検査に来られるとのことです。うそのような本当の話です。当初は先生自身も半信半疑でトレーニングを始めていたとおっしゃっておりました。
私の周りには元気なお年寄りがたくさんいます。共通していることは、皆さん食がいいということです。元気がいいから食べられるとの見方もあるでしょうが、いずれにしても健康の源が食にあるのは間違いありません。歯科医師が高齢者の口腔機能を管理し、機能低下の予防改善ができれば高齢者の生活の質は格段に向上します。結果として元気なお年寄りが増え、介護保険や健康保険の大きな削減につながると思います。県民の皆さんがより健康に年を重ねていただくためにも、県として高齢者の口腔機能向上に向け積極的に取り組む必要があると思います。埼玉県歯科口腔保健推進計画の中で、高齢者の口腔機能向上に向けた取組を盛り込むべきかと思いますが、いかがお考えでしょうか、保健医療部長のご所見をお聞かせください。 

A 奥野 立 保健医療部長

議員お話しのように、高齢者の口腔機能を管理し、機能の低下を予防改善することは、日本一のスピードで高齢化が進行する本県にとって極めて大切な取組です。
県では、昨年制定された歯科口腔保健の推進に関する条例に基づき、現在、平成25年度から3年間の歯科口腔保健分野の主要な施策を定める「埼玉県歯科口腔保健推進計画」の策定を進めております。
この中では、乳幼児期、学齢期、成人期、高齢期の4つのライフステージごとの特性を踏まえて、歯科口腔保健の向上のための指標を掲げることとしております。
高齢期においては、80歳で20本以上の歯を持つ方や普通の食事ができる方の割合を高めることを指標とする予定です。
この指標の達成に向け、かかりつけ歯科医師の普及、在宅歯科医療や定期歯科健診の充実などの具体的取組を重点的に推進してまいります。 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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