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ページ番号:11867

掲載日:2019年10月4日

平成24年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (岩崎 宏議員)

ジオパーク秩父について

Q 岩崎 宏議員(自民)

ジオパークのジオとは、地球という意味なのだそうです。まだまだなじみのない言葉かもしれませんが、地球に親しみ、地球を学ぶ旅、ジオツーリズムを楽しむ場所がジオパークです。その日本ジオパークとして、ジオパーク秩父が昨年認定を受けまして、1年が経過いたしました。
ジオパークは具体的に何をするかといいますと、日本ジオパークネットワークによりますと、その地域のガイドブックなどを手に入れたりガイドツアーに参加することによって、普段見ている山や川の成り立ちにどういう地球の歴史があるのかを発見しながら、地球をめぐる旅をしましょうということになるのだそうです。秩父長瀞地域は、ナウマンゾウに名を残すナウマン博士が明治11年に長瀞を訪れ、学術的な研究を開始したことから、日本地質学発祥の地と呼ばれるようになりました。それ以降も、明治21年に東京帝国大学の小藤文次郎博士によって、紅簾石片岩という岩が長瀞の地で最初に発見されるなど、学術研究が継続的に行われてきた、地質学的に大変由緒ある地域です。また、地質に興味のあった学生時代の宮沢賢治も、大正5年に西秩父地域を訪れております。この夏公開された映画「グスコーブドリの伝記」、これは地質学を生かした話がメインとなっており、宮沢賢治の秩父訪問が何らかのヒントになったのではないかと想像してしまいます。
一方、私は昨年6月の一般質問で、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において長瀞町宝登山神社が埼玉県内で初めて取り上げられましたことを質問させていただき、知事からは、観光PRを進めていくと力強い答弁をいただいたと記憶しております。本年9月、埼玉県観光づくり推進条例に基づく埼玉県観光づくり基本計画の概要が先ほど提示されました。今、秩父長瀞・地域が世界から注目されている好機であると私は捉えております。そこで、ジオパークに認定されたことについて、観光面でその効果をどう活用し、県の観光振興につなげていくか、産業労働部長にお伺いいたします。
また、当該地域の入口として、埼玉県立自然の博物館があります。ご存じですか。昨年9月からリニューアルのため休館しておりましたが、明後日10月6日にリニューアルオープンするということです。ジオパークとの関連、周辺地域の観光振興との関連でどのようなコンセプトを持っているのか、教育長にお伺いいたします。

A 松岡 進 産業労働部長

ジオパークの認定は秩父地域をアピールする、またとないチャンスです。
もともと秩父地域は、「地球の窓」とも呼ばれる長瀞の岩畳や1,500万年前に形成された地層が見られる小鹿野の「ようばけ」など地質学の宝庫でした。
ただ、そのことを観光に十分に活かしきれていなかったともいえます。
今回のジオパークの認定を受け、まずはその地質学の宝庫という魅力を徹底的にPRしていきたいと考えております。
秩父地域はこれまでも、芝桜などの花の名所や様々な祭りなど、地域に根差した観光資源を活用し集客につなげてまいりました。
今後は、これらの観光資源とジオパークを結び付け、一層魅力的な取組ができると考えております。
地元市町や鉄道会社、民間団体などで構成される「秩父まるごとジオパーク推進協議会」では、ガイドの育成や説明看板の設置、ジオパーク秩父の入門講座の実施など受入体制の整備を始めております。
県といたしましては、今後このような地元の動きと連動しジオパークを活用した秩父地域のPRを積極的に行ってまいります。
例えば、小鹿野の「ようばけ」や秩父の橋立鍾乳洞、長瀞の岩畳、県立自然の博物館をつなぐ学習コースの設定などを進めてまいります。
将来的には、秩父のジオパーク内の地質学的な遺産と来年度寄居で操業を開始いたしますホンダの最新鋭工場などを組み込んだ観光コースも設定し、県内外の学校からの修学旅行などを広く呼び込みたいと考えております。
今後も、多彩な魅力にあふれる秩父地域を様々な切り口でアピールし、地域の活性化につなげてまいります。

A 前島富雄 教育長

「ジオパーク秩父」の中に立地する自然の博物館は、ジオパークに関わる調査研究やその成果を活かしたガイダンスの機能を果たし、その拠点施設としての役割を担っています。
10月6日のオープンにあたっては、「ジオパーク秩父」のすばらしさをわかりやすく案内する情報コーナーを新設いたします。
さらに、オープンから来年1月14日まで「ジオパーク秩父」の魅力を紹介するための企画展「ジオパーク秩父へのいざない」を開催してまいります。
また、化石などの実物資料に触れたり、顕微鏡を使用した観察ができる「体験ゾーン」や、秩父地域に自生する21種類ものカエデを見ることができる「カエデの森」を整備しました。
自然の博物館の新たな魅力で集客力を高めることが、多くの皆さんに秩父、長瀞地域にお越しいただくことに繋がるものと考えております。
今後とも、関係機関と連携し、「ジオパーク秩父」における拠点施設としての役割をしっかりと担い、秩父、長瀞地域の観光振興に、積極的に寄与してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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