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掲載日:2019年10月4日

平成24年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (神尾高善議員)

農業高校における卒業生の有効活用について

Q 神尾高善議員(自民)

県立熊谷農業高校は、今年で創立110周年を迎えます。2万2000人を越す卒業生は、農業分野はもとより幅広い分野で活躍しています。かつて熊谷農業高校に入学する生徒は大半が農家の長男でありました。しかし、現在の熊谷農業高校の卒業生は、農業以外にもさまざまな進路を選択しています。私は現在農業の担い手の少ない社会状況下では、職業高校は生徒がその道のスペシャリストを目指すための学校であってほしいと考えます。熊谷農業高校であれば、卒業生のうち半数以上が農業の担い手として活動するような学校になることが望ましいと考えます。
そのため、職業高校は学問を中心に教えるだけではなく、生徒が現場で経験を積むことも重要です。経験を積むためには、実際に農業の場で活躍している卒業生に協力していただいてはどうでしょうか。卒業生が働いている現場を農業高校の体験の場として利用できれば、農業高校は実習施設を持つ必要がなくなります。インターンシップなどで高校生が一時的に現場を体験するのではなく、例えば卒業生と卒業生が持っている田んぼやハウスなどの農場で働くことによって、より実践的な農業経営を学ぶことができます。
そこで、担い手を増やし、農業活性化するため、卒業生を活用した農業高校にしていくお考えはあるのか、教育長の見解を伺います。

A 前島富雄 教育長

農業の担い手を増やすためには、高校段階では農業が魅力ある職業であることを認識させるとともに、農業のスペシャリストとして、自ら未来を切り拓いていく意欲を高めることが重要であると考えます。
議員お話しの卒業生の活用については、生徒が直接指導を受けることで農業への興味がよりいっそう深まり、将来の目標を明確に持つなど、大変意義のあることと受け止めております。
現在、県では、農業、工業、商業高校などで学ぶ生徒が学科の枠を超えて連携・協働して実践力を身に付けることを目指した「実践的職業教育推進プロジェクト」を実施しております。
この事業の中で、農業高校では、卒業生をはじめとして豊富な経験と高度な技術を持つ農業経営者のもとで教員研修を実施し、さらに、研修先で生徒が直接指導を受ける機会も設けております。
この他にも、例えば、熊谷農業高校、杉戸農業高校では、1年次に全員が、卒業生などの田畑やハウスにお世話になって、実習を行っています。
それに加え、2年次・3年次にはより高度な農業技術の習得を目指した実践的な現場実習も行っております。
実習先では、安心・安全な農産物の提供と地産地消、環境にやさしい栽培技術の導入など、時代のニーズへの対応や、経営者としての心構えなどについても指導していただいております。
さらに、今申し上げました実習の際に、卒業生から、自分自身の高校生活や高校時代に身に付けた力がどのように生かされているのかなど、熱意をもって語っていただいており、感銘を受ける生徒も多いと聞いております。
今後とも地域で活躍する卒業生の協力を得て、こうした取組を一層充実させることにより、明日の農業を担う人材を育てる農業高校づくりに努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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