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掲載日:2019年10月4日

平成24年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (神尾高善議員)

県有施設の機械警備業務委託について

Q 神尾高善議員(自民)

県の地方庁舎や県立学校などの県有施設については、地区ごとに複数の施設をブロック化するなど、機械整備の業務委託を契約しています。この契約では競争入札で委託業者を決定し、長期継続契約を締結しているとのことであります。ほとんどの県有施設において警備員を常駐させず、外部からの不法侵入を感知できるセンサーで常に監視することができる機械警備が導入されています。
しかし、これらの契約状況を確認しますと、地区ごとに契約金額がばらばらであることが分かります。例えば今年度教育局では、南部地区として浦和工業高校ほか9校で機械警備業務を委託していますが、その契約金額は5年間で806万4千円、1校当たり月額1万3440円となっています。一方、熊谷商業高校ほか6校からなる北部地区では、5年間の契約金額が2381万4千円、1校当たりの月額は5万6700円です。差額はおよそ4万3000円、なぜこのような大きな差が出てしまうのでしょうか。また、契約の相手方についても、ほぼ大手の警備会社に独占されています。こうした実態を見る限り、競争原理が働いているとは思えません。
そこで、このような実態についてどう考えているのか、教育長の見解をお伺いします。
また、県では、知事部局と教育部局でそれぞれ機械警備の業務委託契約を結んでおります。例えば県内では地方庁舎の近辺に多くの県立高校があります。機械警備という同じ業務を委託するのであれば、地方庁舎と県立高校で別々に契約をする必要はありません。知事部局と教育局とが一括して契約を締結することでスケールメリットが働き、一層安価な金額での業務委託が可能となることで無駄が省けます。その際、県内中小企業の受注機会確保が問題となりますが、契約業者に対しては業務を県内中小企業に請け負わせることで、この問題が解決できると思います。
そこで、知事部局と教育局が連携し、県有施設における機械警備の業務委託を一括契約することについてどう考えるか、またその際、県内中小企業が受注できるような工夫についてどうお考えか、総務部長及び教育長にそれぞれ所見を伺います。

A 前島富雄 教育長

まず、「契約金額に大きな差がでてしまうこと、また、契約の相手方がほぼ大手の警備会社に独占されている実態について」でございます。
教育局における機械警備については、県立学校や博物館などの教育機関を、緊急時において迅速に対応する必要性などを考慮して、県内地域を35のグループに分け、グループごとに契約しているところでございます。
また、機械警備に係る費用は、施設の種類や規模に応じて、警備用の機器を設置する範囲などによって変わってまいります。
教育局の施設は、普通高校や専門高校、特別支援学校や博物館など種類により施設の規模が大きく異なるため、1施設あたりの経費にも違いが生じているものでございます。
また、一般競争入札を導入していることから、業者間の競争性が発揮され公正公平な入札の結果として、契約金額に違いが生じたり、契約の相手方となる業者が決定されていると認識しております。
次に、「県有施設における機械警備の業務委託を一括契約すること、また、その際、県内中小企業が受注できるような工夫について」でございます。
先ほど、総務部長の答弁にもございましたが、契約を一括して行うことは、スケールメリットが働く一方、知事部局と教育局とでは、地区割などが異なることや、県内中小企業の受注機会の拡大などの課題もございます。
今後は、一括契約に関するこうした課題を整理し、総務部と十分に連携を図りながら、取り組んでまいります。

A 倉上伸夫 総務部長

まず、県有施設における機械警備の一括契約についてでございます。
現在、知事部局における機械警備については、緊急時に迅速に対応する必要があることなどを考慮し、83の庁舎を16地区に分割し、地区ごとに契約しております。
知事部局と教育局が一括して契約をすることは、スケールメリットによる経費縮減や契約事務の効率化などの点で効果があると考えます。
現状では知事部局と教育局では地区割、契約期間、巡回の回数などの警備内容が異なっておりますが、今後、課題を整理し、その解決を図りながら、教育局と連携して一括契約を順次導入してまいります。
次に、県内中小企業が受注できる工夫についてでございます。
県内中小企業の受注機会の拡大は重要な課題であると認識しております。
機械警備業務においては、警備員の待機所の整備や警備システムの開発に一定の経費が必要であることから、企業にとっては負担が大きいという課題がございます。
今後、県内業界の実情を把握し、受注機会の拡大が図られるよう、教育局と連携しながらその具体策について検討してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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