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掲載日:2019年10月4日

平成24年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (高橋政雄議員)

基礎学力の向上

Q 高橋政雄議員(自民)

実際にあった話、それから申し上げます。うちの子供は、長男が私が起業した設計事務所勤務、長女は私の秘書、そして3人目の次男が正成、マー君、高校3年生です。みんなかわいいかけがえのない子供たち。正に銀も金も要らない状態です。そんなことはどうでもいい、さっさと本題に入れと言われそうです。そうします。
次男、マー君の話です。彼が3年前の中学3年生のとき、偶然それを見たんです。数学の試験の答案用紙です。何とそれは100点満点中、2点だったんです。その晩本人にただしました。「マー君、数学の試験1問しか正解していないんだけれども、どうしちゃったんだい」。マー君は言います「掛け算もろくに分からないから、どうにもならないんだよ」。さらに話を聞くと「クラスのみんなから、ばかと呼ばれているんだよ」。幾らふだんから勉強しろと言わなかった私でも、さすがにマー君と対策を話し合いました。そして、小学校低学年の掛け算からやり直すことになったんです。今本人の努力もあって数学の試験は、何とほぼ満点。それに連動してほかの教科の成績も上がりました。正に基礎学力の大切さとしみじみと感じております。
基礎学力とは、昔からいわれている読み、書き、そろばん。つまり文章や漢字の読み書きと算数。漢字は中国から来ているものということ少し腹立たしさを感じている昨今ですけれども。坊主憎けりゃ、けさまでも。話を戻します。基礎学力は、社会へ出てからも絶対に必要だ。
私ごとで申し訳ございませんが、掛け算の話。下から掛けるにはいいんだけれども、8の段、9の段などは、9、6、あれっ、分からずに6、9、54となる。それには今でも不自由しているよ。もっと基礎学力の掛け算を一生懸命に勉強しておけばよかったと感じております。
基礎学力の向上はもちろん子供自身の自覚が必要だけれども、教師の教え方と授業内容の質の向上が肝要と思います。教師出身の教育長、教えるプロに対してごめんね。何を言いたいか、つまり埼玉の学校なら任せて安心だ、確実に基礎学力が身に付けられる埼玉県となれば、子育てする親にとって魅力埼玉となる。
大人になっても大切な基礎学力の向上について、教育行政のトップである教育長にお伺いします。

A 前島富雄 教育長

現在県では、「生きる力を育て絆を深める埼玉教育」を基本理念とした埼玉県教育振興基本計画を策定し、市町村と連携しながらその実現に向け取り組みを進めております。
この計画では、「確かな学力と自立する力の育成」や「質の高い学校教育の推進」などを基本目標に掲げ、「教育に関する3つの達成目標」や「教職員の資質向上」などの事業に取り組んでおります。
教育に関する3つの達成目標では、すべての子供たちに身に付けさせたい基礎・基本をとりまとめ、学習面においては、「読む・書く」「計算」の観点を中心に学力の土台づくりに取り組み、一定の成果を上げてきました。
しかし、全国学力・学習状況調査の結果分析では、子供たちに教えた内容の理解度の確認が十分ではなかったことや、資料を読み取る力、考えたことを表現する力の育成が不足していたことが明らかになりました。
これらの課題の解決には、子供の理解の状況を丁寧に確認し、不十分なところを徹底して指導すること、また、情報を読み取る活動や考えをわかりやすく表現する活動を取り入れた指導を強化していく必要があります。
これは、まさに、議員お話のように、子供たちの基礎学力向上には、教師の教え方や授業内容の質の向上が肝要であり課題であるということです。
そこで、今年8月に市町村教育委員会に対し、これらの課題解決に早急に取り組むよう要請いたしました。
今後、これらの取り組みが市町村において着実に実施され、子供たちの基礎学力の向上が図られるよう県としてさまざまな形で支援してまいります。
たとえば、教育事務所の職員が学校訪問を行い、授業の内容についてさらにきめ細かな指導を行ってまいります。
また、優秀な教員の授業を公開し、教員同士で授業研究を行うことで授業力の向上を図るなど、学校現場と一体となって教師一人一人の指導力向上を図る取り組みを、一層積極的に進めてまいります。
さらに、小学校、中学校の各学年で習得すべき学習内容は何かということを整理し、その学習内容が子供たち一人一人に確実に定着するような取り組みを市町村教育委員会と連携し、積極的に行ってまいります。
県といたしましては、今申し上げました取り組みなどを進める中で、子供たちの基礎学力の向上に努め、県民の方から信頼される埼玉教育の実現を目指してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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