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掲載日:2019年10月4日

平成24年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (高橋政雄議員)

観光振興

Q 高橋政雄議員(自民)

観光振興は、埼玉県に観光で訪れる人はもちろんのこと、これから埼玉県に居住しようとしている人、企業も含めて全ての人に対しての埼玉魅力発信です。では、現在埼玉県に住んでいる人々はどうか、ここが一番肝心かもしれないよ。魅力発信のためには、県や各地域の行政、団体による発信努力だけではだめだと思うよ。県民みんなも一緒になっての魅力発信が必要だと思うんだ。
でも現実には、その多くの県民が地元の郷土の歴史や偉人などについて知らないんだよ。私も議員になって初めて、荻野吟子、塙保己一を知ったよ。塙さんには申し訳ないけれども、塙だね。今でもその漢字が書けないんだよ。渋沢栄一については、どうにかってところだね。深くは知らなかったよ。
埼玉県の国宝、皆さん知っていますか、当然知っていますよね。県立歴史と民俗の博物館の太刀と短刀、ときがわの慈光寺経、県立さいたま史跡の博物館の鉄剣、そして本年7月に関東でも数少ない建造物として指定されました熊谷市妻沼の聖天堂、以上5点があります。もっとも私自身、今回の質問で知ったんだよ。
私は自治会長を務めておりますが、ことしから5年間かけて日帰りバス研修で埼玉県内の郷土、その探訪をすることにしたんだ。ことしは行田のさきたま古墳群と熊谷妻沼の聖天堂へ参ります。ほかの議員さんのところへも順次訪問してまいりますよ。
また、観光といえば、埼玉に宿泊したくなるような夜のお祭りや施設のライトアップなどで日帰りで帰さない作戦、観光資源の発掘という意味ではB級グルメだけでなく、すてきなA級グルメのレストランというのもいいね。
結論として、埼玉の人・物・環境をまず県民に知ってもらい、さらなるアイデアをともに考え、発信していくことが観光振興、魅力埼玉につながっていくと思うんだけれども、知事にご所見をお伺いします。

A 上田清司 知事

埼玉県は大東京に隣接して交通網が発達しているという優位性はあるものの、何もしなくて発展できるというふうな恵まれた環境にあるということにはならない、このように思っております。
議員がご指摘されるように新たな魅力を次から次に作り出す、発信するという絶え間ない努力が必要だと思います。
例えば、企業の年間誘致件数は私が就任した当時、全国で13位でございました。
企業立地を進めようという企画の中で東京に本社のある企業にメールを発送し、そして反応のいいところを訪問活動して、そしてまた、大阪などではしばしば企業立地説明会などをやってまいりました。
補助金に頼ることなく、立地に関する様々な手続きをワンストップ・クイックサービスで行ってきた結果、帝国データバンクの調査によれば過去10年間の企業本社の転入超過数は全国第1位、つまり入超(にゅうちょう)で一番多かったという形ができました。
観光についても同じように、何らかの形で常に新しい魅力を発信していかなければならないと思っています。
平成22年1月に「埼玉超(ちょ~)観光立県宣言」を行い、従来と異なった切り口で埼玉オリジナルの魅力発信をやろうとしてまいりました。
例えば、B級ご当地グルメ王決定戦の開催、県内市町村のご当地キャラクターを集めた「ゆる玉応援団」による発信、アニメを活用した観光PRなど埼玉オリジナルの観光資源として知られるようになってきています。
これまで観光に無縁と構えていた市町村でも、ご当地グルメやゆるキャラを作り、地域活性化に結び付けるアイデアが出てきました。
ご紹介がありました熊谷の聖天堂(しょうでんどう)と行田の「のぼうの城」については、平成22年度からマスコミや旅行会社への売り込みを徹底的に行った結果、回遊性にも優れた募集ツアーがたくさん作られるようになりました。
また、先日、聖天堂はNHKの「小さな旅」に取り上げられ、有料拝観者が10倍近くになり、1日千人以上訪れているとのことでございます。
地元でもボランティアガイドの皆さんが拝観者を丁寧に案内したり、「縁結び」をテーマにさまざまな取り組みを展開されているようです。
国宝指定や徹底的なPR、地元の努力とアイデアがうまく実を結んだ一例だと思います。
このほかにも、小鹿野町では地元の商工会が中心になって冬の観光資源を創り出すため、渓谷の斜面に水を吹きかけ巨大な氷柱(つらら)を出現させるというアイデアがヒットしています。
平成22年冬から始まった取り組みですが、観光客数は平成22年の8千人から平成23年には3万人、平成24年には5万3千人と毎年着実に増えています。
このような努力を関係者が協力して地道に続けていくことが、じわじわと埼玉のよさが伝わっていくのではなかろうかと思うところです。
花シリーズでも秩父の羊山公園の芝桜は有名でありますが、昨日の全国紙の夕刊にも巾着田の曼珠沙華が大きく取り上げられておりました。こうした全国的なヒットにもつながっていく、というふうに思っております。
とにかく、県民に埼玉の歴史・文化・豊かな自然の魅力をよく知っていただき、地元の自慢や誇り、愛着心につなげようと思っております。
また、そこから生まれる熱意やアイデアが、魅力ある観光づくりを進める原動力になるのではと思います。
今後も埼玉の魅力を創り出し、市町村と協力して新しい発想による埼玉観光の魅力発信を続けていきたいと思います。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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