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掲載日:2019年10月4日

平成24年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (醍醐 清議員)

ホームドアなどを含めた安全対策について

Q 醍醐 清議員(民主・無所属)

本年6月19日の朝、JR武蔵野線の北朝霞駅ホームで、ホームの端を歩いていた際、持っていた傘と列車が接触し、そのはずみで線路に転落、亡くなるという大変痛ましい事故がありました。また、先日の報道番組では10秒間の奇跡というものが紹介されておりました。これは地下鉄での転落事故でしたが、電車の進入直前に女子高校生が気を失ってホームから転落、たまたまそのときホームに居合わせた会社員の方がすかさず線路に飛び降り、女子高校生を抱えて線路わきの避難用側溝に避難し、難を逃れたということです。このように最近、鉄道事故に関しての多くの報道がなされております。
ホームドア等の安全対策の問題については、本年6月の定例会で枝久保議員も質問され、埼玉高速鉄道とつくばエクスプレスには全ての駅にホームドアが設置されていること、国においては1日10万人以上が利用する駅にホームドアを優先的に整備する方針を示すとともに、費用の3分の1を補助する制度を設けていることなどの回答がありました。
また、視覚障害者の転落防止に有効な点状ブロックについては、東武東上線の川越駅、和光市駅、朝霞台駅に整備されたことなども報告を受けました。その後、今年9月に川越市が内放線付き点字ブロックを東武東上線川越市駅、西武新宿線本川越駅に整備すると発表され、また東武東上線和光市駅の2番、3番ホームにはホームドアが設置され、運用が開始されております。
一方、このホームドアの設置には多額の整備コストのほか、さまざまな技術的な課題があります。その整備は容易ではないとの話も耳にしております。これ以上、痛ましい事故が続くことは許されません。既設駅のホームドアの早期設置を望むところですが、それまでの間、知恵を絞って問題を解決するべきと考えます。
ホームドアの設置や点字ブロックの整備、その技術的課題のみならず、視覚障害者への思いやりや緊急停止通報など、利用客への補助啓発活動等、鉄道ホームの安全対策について鉄道事業者等の関係者とどのような協議を進めておられるのか、企画財政部長にお伺いをいたします。

A 下仲宏卓 企画財政部長

駅ホームからの転落防止にはホームドアが最も有効ですが、その設置には、様々な技術的な課題があります。
まず、車両の扉の位置とホームドアが開く部分が一致するよう、車両を正確かつ自動的に停止させるシステムが必要となります。
また、車両の扉が三つのものと四つのものがある場合には、この扉の数を統一させる必要などがあります。
ホーム側の課題としては、幅の狭いホームでは、ホームの拡幅が必要であり、土を盛った古い構造のホームでは、ホームの補強が必要となります。
こうした課題などを検討するため、県では本年8月に鉄道事業者や利用者の多い駅のある市と「駅ホームからの転落防止対策会議」を設置いたしました。
この会議においては、ホームドア設置には時間を要することもあり、早期に実現可能な対策も含めた協議を進めております。
県としては、まずは、視覚障害者の転落防止に効果のある内方線付き点状ブロックを優先整備するよう鉄道事業者に働きかけてまいります。
また、ハード対策だけではなく、駅利用者が視覚障害者に声をかけたり、手を貸したりするソフト対策も重要です。
さらに、ホームからの転落者を発見した場合に、速やかにホーム上の非常用ボタンを押して列車を停止させることも有効です。
県としては、このような利用者がお互いに助け合う活動について、鉄道事業者と連携しながら、県のホームページやポスターの掲示などで広く県民に呼び掛けてまいります。
今後、誰もが利用しやすい安全・安心な駅の実現に向けて、国、市町村及び鉄道事業者と連携し、ハード及びソフトの両面から総合的に転落防止対策を促進してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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