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掲載日:2019年10月4日
Q 舟橋一浩議員(刷新の会)
ご存じのとおり、川越市は古くから交通の要衝であり、人や物資の集積地として栄えてまいりました。中心市街地は多くの歴史的建造物が残され、いにしえの面影を残すとともに、今では小江戸川越の観光地としてもにぎわっているところです。
しかしながら、交通の要衝であるがゆえに、中心市街地を回遊する交通に加え、通過する交通、観光による交通などが混在し、特に県道日高川越線及び川越上尾線が交差する松江町の交差点などは、交通量の多い朝、夕方及び休日には交通渋滞が発生しています。
そこで、中心市街地の交通渋滞の緩和を図るため、国道16号や国道254号とともに、中心市街地を迂回する環状道路となる都市計画道路川越北環状線の整備を県において重点的に進めていただいているところであります。私も、事業中の川越北環状線の一日も早い完成を望んでいるところでございます。そこで、この事業区間について、現在までの進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。
また、川越北環状線と国道16号とが交差する脇田新町交差点は、入間市や狭山市、関越自動車道川越インターチェンジ方面、さいたま市や東松山市方面からの交通が集中する非常に重要な交差点であり、円滑な交通の確保が大切であると思います。この脇田新町交差点ですが、川越北環状線が国道16号まで4車線で接続されると交通量が増え、交通渋滞が懸念されます。そこで、その対策について県土整備部長にご見解をお伺いします。
A 岩崎康夫 県土整備部長
この道路は川越市の中心市街地における交通渋滞緩和に寄与する新たな環状道路で、これまでに国道254号から市道17号線までの約3キロメートル区間が開通しております。
現在、市道17号線から南側の東武東上線、JR川越線及び県道川越日高線のそれぞれと立体交差する約1.3キロメートル区間の整備を進めております。
これまでの進ちょく状況でございますが、用地については平成24年7月に本線部分の取得を全て完了したところでございます。
工事につきましては橋梁(きょうりょう)区間の橋脚の施工や東武東上線との交差部の桁の架設など、全体の進捗率は43パーセントとなっております。
今後の見通しについてでございますが、JR川越線交差区間の桁の架設などを進め、早期の完成に向け鋭意取り組んでまいります。
次に、脇田(わきた)新町(しんまち)交差点(こうさてん)の渋滞対策についてでございます。
川越北環状線の県道川越日高線からこの交差点までの区間は現在2車線で供用しております。
まずは事業区間を完成させ、開通後の国道16号や市道など周辺の交通状況の変化を見極めながら、4車線化を検討することとしております。
そのため、この4車線化と併せて右折や左折の専用レーンを設置するなど、関係する国や川越市とともに取り組んでまいります。
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