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掲載日:2019年10月4日

平成24年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (加藤末勝議員)

新河岸川の水質改善状況について

Q 加藤末勝議員(自民)

私の地元ふじみ野市の北部、市境に沿って南北に流れる新河岸川は、江戸時代から昭和初期にかけて川越と江戸を結ぶ舟運ルートとして栄え、地域産業発展の基礎を作りました。しかし、昭和の高度成長期に入り流域の宅地開発などが進むにつれまして、都市河川の宿命とも言うべき水質の悪化を招くことになりました。県では、二十年度から「みどりと川の再生」をスローガンに、清流の復活と安らぎとにぎわいの空間創出を柱とする川の再生に取り組んでおります。新河岸川につきましても、水辺再生100プランにより船着き場や遊歩道が整備され、散策する人や水辺に楽しむ人が増えました。また、整備後の維持管理を市民自らが舟運・ふじみんの郷を組織して、本日ご出席いただいておりますが、市や近隣の町内会や学校区、子ども会などが参加して、維持管理イベントを行っております。先日も会の方々がサワガニの繁殖するところで生け垣を設置したり、灯籠流しなどのイベントも行われました。さらに、地域のNPOなどが中心となって、新河岸川をモデルに良好な景観形成の取り組みをリードしていくことを目的に、ふじみ野市立福岡河岸記念館など歴史的資源を生かした新河岸川広域景観プロジェクトも推進されております。
参考になりますが、今月号のふじみ野市の市報でございますが、「新河岸川を歩いてみよう」ということで特集を4ページにわたっていたしております。
こうした景観の整備が進む中、川の本質でございます水質の状況が気になるところでございます。河川空間を名実ともに地域市民の場とするためには、水質の改善が重要であると考えます。県は、アユが棲める川として、生物化学的酸素要求量いわゆるBODの値を3とすることを目指していると聞いておりますが、新河岸川の水質はどのような状況になっているのか、また、今後さらなる水質改善にどう取り組んでいくのか、環境部長にお伺いをいたします。

A 畠山真一 環境部長

まず、新河岸川の水質の状況についてでございます。
新河岸川のBODは、昭和40年代にはおよそ20程度で、魚が棲めないほど汚濁が進んでいました。
このため県では、水質汚濁防止法や条例に基づき工場・事業場からの排水規制を強化するとともに、下水道などの生活排水処理施設の整備を進めてまいりました。
昭和45年度には約10パーセントであった新河岸川流域の生活排水処理率は平成23年度には約94パーセントまで向上し県全体の88.4パーセントを上回るまで整備が進んでおります。
その結果、新河岸川の水質は平成18年度以降、上流部の旭橋と下流部のいろは橋ともにアユが棲める水質であるBOD3以下にまで改善し、平成23年度には1.8まで下がっています。
次に、さらなる水質改善についてでございますが、ここまで改善した水質をさらに良くするには、通常の合併処理浄化槽に比べ、処理水のBODが半減する浄化槽の普及に努めていくことなどが必要であります。
一方、河川環境の改善は、必ずしもBODの数値が良くなっただけでは実感できません。ゴミがない、植物が美しく茂っているなど、人の目に見える改善も大変重要です。
新河岸川流域では、河川の浄化や清掃などに取り組む「川の国応援団」の活動が特に活発で、38の団体が様々な取り組みをされており、河川環境の改善に大きな力となっております。
これらの団体は「新河岸川広域景観プロジェクト」にも参加され、カヤックを使った景観資源の調査や、新河岸川の将来像についてのワークショップの開催など、精力的に新河岸川の再生に取り組まれています。
今後も更なる水質改善対策を推進するとともに、「川の国応援団」の皆さまとも力を合わせて河川環境の改善に努め、県民が水質改善を実感できる川の再生を進めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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