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掲載日:2019年10月4日
Q 浅野目義英議員(民主・無所属)
平成24年8月19日の朝日新聞千葉県版によると、千葉大学医学部では高齢者人口増加に対応する医療政策を提言するため、シンクタンクを今年度から設置するそうです。そして、医療需要の予測、その予測に基づき医師や看護師数といった医療資源の過不足を分析し、千葉県や医師会に提言するとのことでした。
昨年10月14日、県立大学医学部設置推進埼玉県議会議員連盟が知事に対して県立大学医学部設置を前提とした組織体制を早急に講じるように要望を行いました。その際に、上田知事は、「現在の医療課題だけではなく、10年、20年後の将来推計を行った上で医学部新設の問題を考えるべき」と語りました。その将来推計については、相当困難といった指摘があります。よって、シンクタンクなどの専門機関による検証と調査がとても待たれるところです。
現在どこまでこういった課題解決が進んでいるのか、県民の目線に立つ、開かれた中立的な立場から多角的に行う将来推計が待たれています。この部面について、全て知事からの答弁を求めます。
A 上田清司 知事
埼玉県における高齢化のスピードと高齢者数の増加は、まさに前例のないものであります。
超高齢社会における医療需要がどのように変化していくか、しっかりと予測することが重要と考えております。
昨年10月、庁内に医学部調査・検討を行うプロジェクトチームを立ち上げました。
今年8月からは、民間シンクタンクを活用し、より専門的な観点からの医療需要の将来予測調査を行っております。
調査・検討に当たっては「県民の方々が日常の通院や治療でどのような不便を感じているか」や「医療機関が今後、医療需要の見通しをどう捉えているか」など県民目線に立って幅広い声を聞いてまいります。
また医療・介護ニーズの将来推計、医療提供体制の課題分析、10年、20年後の医師の需給シミュレーション、医学部設置における費用や人材確保の課題整理など多角的な調査・検討もしっかりと行っていく予定であります。
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