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掲載日:2019年10月4日
Q 浅野目義英議員(民主・無所属)
1871年、明治4年、11月14日に埼玉県が誕生し、翌月旧浦和県庁舎に埼玉県庁舎が置かれました。そして12年後の1883年、明治16年7月28日に浦和駅が開業しています。129年間、県庁と浦和駅を結ぶこの位置関係はずっと変わっていません。浦和駅西口から県庁までを結ぶこの坂道の通りは、名前は県庁通りですが、他県の県庁通りと比べ見劣りがすることは否めません。本来は、埼玉県の顔として魅力ある景観の形成を図るべきだし、他県から訪れた方々に自慢できる通りでなくてはならないと思っています。
浦和駅は来年3月、駅高架化工事が完了します。湘南新宿ラインが当駅に停車することなどにより大きく変容を遂げるはずです。また、この高架化工事終了後には、駅南北の線路下、計8600平米の空間を整備して大規模な商業施設が整備されることが明らかになってきました。さらに駅西口における六階建ての駅ビル建設と、駅ビル内でのアトレ開業、北開札口の開設、東西自由通路の西口ナカノシマ地下道の連結も検討されています。
このように浦和駅周辺が続々と改修されるのに合わせて、いわゆる県庁通りの環境改善をさいたま市と埼玉県で共同で実施をすると聞いています。現状の見劣りする県庁通りの改善に向けて、県と市が共同で実施することになった経緯、事業の内容及び完成時期について、都市整備部長の答弁を求めたく思います。
A 南沢郁一郎 都市整備部長
現在、JR浦和駅では高架化や東西連絡通路の工事が進められており、これらの工事が平成25年3月に完成することにより、駅やその周辺のまちづくりが伸展し、一層の賑わいが生まれます。
県ではこれを機に、県庁通りを県庁所在地のメインストリートにふさわしい景観を持った道路にしたいという思いがありました。
こうした中、本年5月に知事とさいたま市長が県庁通りを視察し、環境整備について意見を交換しました。
これを受けて、県と市の企画調整協議会において、具体的な連携方策の検討を進め、8月1日に整備内容、役割分担などについて合意に至ったところでございます。
事業の内容については県庁通りを『県の顔』にふさわしい風格あるものとするために、県では沿道の埼玉会館前のポケットパーク化と、国道17号県庁前交差点緑地のランドマーク化を実施します。
また、さいたま市では歩行者の安全確保のため、歩道のバリアフリー化や自転車レーン設置などを実施し、県は景観の向上に資する歩道の整備について、その一部を負担いたします。
県が行う工事については平成24年度中に完成いたします。
さいたま市が行う工事は県庁通りの歩行者の安全や車両の通行を確保しながらとなりますが、工期短縮に努め、平成25年度上半期の完成を予定しています。
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