埼玉県議会 県議会

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ページ番号:12017

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (田中龍夫議員)

県営住宅の住み方の転換と小動物ペット飼育の許可について

Q 田中龍夫議員(自民)

県営住宅は、埼玉県が住宅に困っている所得の少ない方々のために国の補助を受けて建設した住宅です。本来、公営住宅は、戦後政府の統計や試算で使われてきた夫婦と子供2人のいわゆる標準モデル世帯として成り立ってきたところであり、比較的安価な家賃額で入居できるのですが、入居者の収入が増え、子供が成長したら退去するとの見通しで設計されていました。しかし、退去者は増えず、気が付いたら団地は高齢者でいっぱいになっていたというのが現実だろうと思います。
現在、県営住宅に入居されている一人暮らしの高齢者は3,652世帯で全体の15パーセント、また高齢者の一人暮らしも含めた高齢者のみの世帯は6,091世帯で全体の約25パーセントと聞いております。ちなみに、平成17年度の県内の単身高齢者の世帯と高齢夫婦の世帯は35万3千世帯で、総世帯の13.3パーセントとなっており、年々増加傾向にあります。少子高齢化や人口減、家族構成の変化が顕著になってきた昨今、県営住宅の在り方も、介護も考慮した高齢者対策や健康対策と一体的な住宅対策へ転換を図っていかなければならないと考えます。また、近年、一つの家に複数の世帯が共同で暮らすシェアハウスも増えております。県民の住み方の実情やニーズをしっかり調査して、施策を実施することが重要と考えます。そこで、県営住宅として今進めている高齢者施策と今後の取り組みについて、都市整備部長にお伺いいたします。
もう一点、入居者の方の中には、さまざまな理由から小動物ペットと一緒に暮らしたいと望んでいる方々がいらっしゃいます。ペットを家族の一員と考えている方、心身のリハビリと考えている方、さまざまです。現在、県営住宅では小動物ペットの飼育は許可されておりませんが、今後、新規建設あるいは建て替えのときに、階層を区切ってとか縦一列にとか、一部を区切ってエリアを画定し、条件を整えて小動物ペットの飼育が可能となるようにすることができないか、都市整備部長にお聞きいたします。加えて、おかげさまで現在建設工事を進めていただいております私の地元にある入間霞川団地において対応していただけないか、お聞きいたします。

A 南沢郁一郎 都市整備部長

まず、県営住宅における高齢者施策と今後の取り組みについてでございます。
県営住宅につきましては、平成18年度から電話による高齢者の安否確認サービスを実施するとともに、平成19年度の募集から高齢者世帯向けの専用枠を設けております。
また、これまで建て替えの際には戸数の約3分の1を単身高齢者向け住戸として整備しております。
今年度からはモデル的に、エレベーターのない既存住宅に後付けでエレベーターを設置する事業も始めたところでございます。
今後もさらなる高齢化の進展に備えて、小規模な世帯向け住戸を単身高齢者向け住戸として活用するなど、高齢者向け住戸の確保に努めてまいります。
次に、小動物ペット飼育の許可についてでございます。
県営住宅では、アレルギーのため体質的にペットを受け付けない方がおられたり、鳴き声や臭いなどが他の入居者の迷惑行為になりますことから、条例でペットの飼育は認めておりません。
東京都では、2団地2棟に限り小動物ペットの飼育を認める事業をモデル的に実施いたしました。しかし、鳴き声や臭いなどの苦情が多く寄せられ、入居者の賛同が得られず、本格的な実施には至りませんでした。
このように共同生活を営む県営住宅におけるペット飼育につきましては、大変難しい課題であります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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